ぎぼむす8分の結婚式スピーチにSNSも感動&号泣「義母と娘のブルースFINAL」2050年まで見せて完結

01月03日08時00分ドラマ
「義母と娘のブルース FINAL2024年謹賀新年スペシャル」
DVD&Blu-rayパッケージ写真

1月2日(火)、綾瀬はるか主演のTBS系ドラマ「義母と娘のブルース FINAL2024年謹賀新年スペシャル」が放送され、ついに人気シリーズが完結となった。TVerで見逃し配信、U-NEXTではシリーズ全編を配信中だ



「義母と娘のブルース」通称・ぎぼむすは、桜沢鈴による同名4コマ漫画「義母と娘のブルース」(ぶんか社刊)が原作。主人公のキャリアウーマンが8歳の娘を持つ男性に突然プロポーズされ結婚、畑違いの家事やママ友の世界に足を踏み入れ、娘の母親になろうと一生懸命に奔走、家族と過ごす日々を描いた愛の物語。2018年にドラマ化。その後2020年には連続ドラマの1年後、2022年では亡くなった亜希子の夫・宮本良一役の竹野内豊が、宮本家を揺るがす展開となり、今回3度目のお正月スペシャルで完結となった。

FINALは、宮本亜希子(綾瀬はるか)と娘みゆき(上白石萌歌)の二人三脚の就活から始まり、みゆきと大樹(井之脇海)の結婚宣言、母娘土下座の内定辞退、結婚に反対する大樹の母(松下由樹)の説得、亜希子のガン疑惑、みゆきと大樹の結婚式と麦田(佐藤健)の亜希子への飛び入り求婚、二次会と亜希子の事故、亜希子と亡夫の良一(竹野内豊)との再会、みゆきの卒業、大樹の待つパリへ出発するみゆきと亜希子の「では、行ってらっしゃいませ」の挨拶までが描かれた。そしてエンドクレジットの後には2050年までのぎぼむすを写真で見せてくれた。

作中、頭を怪我した亜希子がメロンのような網網の包帯を頭からすっぽりかぶった姿には爆笑させられ、前SPには登場しなかった田口朝正役の浅利陽介も登場するなどオールキャストもファンを喜ばせた。また、制作発表会で上白石が、綾瀬が撮影中でちょっとしたミラクルを度々起こすと説明していたシーンは、卒業式に向かう日。みゆきの自転車のカゴに綾瀬が1テイクでカバンを投げ込んだところで見られた。そして綾瀬が演じながら「グッと来た」と話していた結婚式の約8分のスピーチシーン(みゆき5分、亜希子3分)には感動で涙腺崩壊。今回もたくさんの名場面と名台詞で笑って泣かせてくれたFINALのネタバレあらすじ以下で紹介しよう。

なお、ラストでは麦田のパンがコンビニに並び「キムタヤ」越えも夢ではなくなってきたが、リアルなセブンイレブンでも3日から「麦田のパン」が発売される。

そして「義母と娘のブルース FINAL2024年謹賀新年スペシャル」のDVDとBlu-rayの発売が2024年7月10日に決定した。
■DVD&Blu-ray発売決定
発売日:2024年7月10日 (水)
価格:ブルーレイ(初回限定BOXつき):7,150円(税込10%)
ブルーレイ:6,380円(税込10%)
DVD(初回限定BOXつき):6,050円(税込10%)
DVD:5,280円(税込10%)
※レンタル同時リリース
©桜沢鈴/ぶんか社 ©TBS
発売元:TBS
発売協力:TBSグロウディア
販売元:TCエンタテインメント
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■FINALネタバレあらすじ
亜希子は、みゆきが大学3年生になっても就職活動をしていないことに気づいた。亜希子の猛特訓で就職活動を始めたみゆきはついに内定を勝ち取る。ところが大樹が研究のためにパリに行くと知ったみゆきは、大樹と結婚してパリのベーカリーで働くことを決心する。

「亜希子さん、みゆきを僕にください」と大樹、「お母さん、上げてください!」というみゆきの言葉に、「3年後ではいけないのですか?」と説得しようとする亜希子だったが、みゆきは全力で結婚を主張。桜向日葵(吉川愛)や矢野晴美(奥貫薫)にも相談するが、みんなは結婚に賛成。そんな中、亜希子は自転車にぶつけられ頭を怪我する。帰ってきた亜希子は結婚を許可する。

亜希子はみゆきと共に内定をもらった企業に内定辞退を土下座で謝罪。結婚を許可した理由を聞かれた亜希子は、「みゆきの主張に論理的に言い返せませんでした。老いてはこに従え。あなたはもう大人ということです」と説明。

亜希子とみゆきは大樹の家に招待される。ところが大樹の母・博美は2人の結婚に大反対。風水や占いに凝る博美は大樹とみゆきを占ってもらったところ、相性は最悪…「不幸が不幸を呼ぶ組み合わせ」という占いの結果を見せる。怒った大樹はみゆきの手を取って家を出ていく。そんなみゆきに「結婚したら今度はこんな嫌な女が義母になるってことをお忘れなく」と声をかける。残されたみゆきも「むしろ早すぎると思っていましたから」と博美に同意し、占い結果を写真に撮って帰る。

大樹は強行突破で婚姻届けを出そうとするが、亜希子は賛成できないと止め、「仏も人を救うためには嘘をつく」と話す。大樹とみゆきは博美の説得にかかるが撃沈。そんな中、2人はゴミ箱に末期がんの患者が飲む薬の大量のPTPシート(薬の包装)とホスピスの資料を見つけ、亜希子が末期がんだと思い込む。

2人が再度博美の説得に行った時、亜希子が先に来ていて博美と話していた。亜希子は、大樹とみゆきの誕生日、名前の画数、血液型など全く同じ条件で占ってもらったところ、2人の相性は最高だと分かり、博美が結婚を反対した本当の理由に気づいたのだ。博美は大樹が幼いころに大病を患い、それから占いや風水にのめり込んだ。だがそんな生活は息苦しいもので、ひと目で気に入ったみゆきにそんな辛い思いをさせたくなくて、憎まれ口で諦めさせようとしたのだった。

それを聞いたみゆきは、「だったら私が一番いいと思います。大事な人とのお別れしたときの乗り越え方を、人より少しだけ知っています」と声をかけ、大樹もわからずやだと思った母の言動が全て、自分のためだと気づき「もう大丈夫だから」と母を安心させた。その時、大樹の父(遠山俊也)が「二人一緒になった方がいいんじゃないかな」と声をかけ、亜希子も「2人を信じてみましょう」と援護射撃し、博美は2人の結婚を認めた。亜希子は小さくてもいいので結婚式をあげて欲しいと願い、亜希子のガンを疑うみゆきは出来るだけ早くに、母の願う「楽しい結婚式」を挙げようと大樹と準備にかかる。

結婚式前夜。亜希子はみゆきに花嫁が身に着けると幸せになるジンクス“サムシングフォー”(何か借りたもの、青いもの、古いもの、新しいもの)を教え、みゆきの実母の白いハンカチ(古)を持ってきた。そこには下山(麻生祐未)の力を“借”りて“青い”Mの刺繍が施してあった。そして亜希子が”新しく”作った良一のアクリルスタンドを見せ、ハンカチに包んで「明日、良一さんと一緒にバージンロードを歩いて欲しいんです」と頼んだ。みゆきは「お母さん、大好き」と亜希子に抱きつき、「私もですよ」とみゆきを抱きしめた。



結婚式当日。アクリルスタンドの亡父とバージンロードを歩くみゆき。みゆきと大樹がいたずらを仕込んだ結婚式と披露宴は楽しく進行された。パンの成る樹を運び込んだ麦田が「嫁に来ないか」の替え歌で亜希子にプロポーズ。亜希子も「ご連絡は追って致します」と歌い、麦田を連れ出した。

最後に両親への手紙。みゆきは8歳の時から今まで亜希子から教えれた多くのことを手紙に認めた。「血は繋がらなくても親子って全然なれるんだって知った」とし「これからもまだまだご指導ご鞭撻…ううん、お母さんに山のような愛情を貰ったからこれからはそれを返したいです。それには長い長い時間がかかるから、絶対に必ず死んでも長生きしてね。」と涙で結んだ。その時、花束やテーブルに奇跡の花が開いた。大樹の研究で仕込んだ花だ。

亜希子はみんなのために花を咲かせようとする素敵な娘に育ってくれたことに感謝し、「いろんな仕事をしてきましたが、あなたの母親という仕事は最もペイの高い仕事でした」とし、「ご飯を作れば1億円の笑顔が帰って来る。寝顔を見ているだけで時間外手当を貰った気になる。いったい私は13年間でいくら頂いたのでしょう。それはおそらく優に国家予算を超えることでしょう。あなたが私に見せてくれたパフォーマンス。その一つ一つに温かい気持ちになれました。あなたは13年間、24時間、365日、私に小さな奇跡を与え続けてくれました。いえ、あなたそのものが私の奇跡でした。だからあなたは何一つ返す必要はありません。私はもう頂き過ぎるほど頂いています。にもかかわらず、厚かましいお願いで恐縮ですが、最後にそれをいただけますか?その素敵な花束を」と娘から花束を受け取った。母と娘の花束贈呈に大きな拍手が沸いた。

二次会。良一の墓前に報告してから駆けつけるはずの亜希子が、歩道橋の階段から落ちて意識不明で病院に運ばれる。駆け付けたみゆきたちは、このまま意識が戻らなければ危ないと聞く。

その頃亜希子は三途の川のほとりにいた。渡し船の船頭をしていたのは良一。13年間成仏できずに交代制で船頭をしているという。良一は亜希子を見つけられなかったことにすると言い、三日ほど釜茹でにされる位かも…という。それはいけないと亜希子が船に乗り込もうとしたとき、顔見知りの老婦人がやって来て、亜希子に礼を言って船に乗り込み亜希子の席がなくなった。

亜希子の意識が戻り、ガンの疑いやホスピスの資料は、自転車事故で病院に検査をした時に再会した老婦人のものだと説明した。老婦人は末期がんで、亜希子は薬の入れ替えと彼女のためにホスピスを捜してやったのだった。老婦人はかつて娘の結婚を反対し、その後誰とも結婚せずに娘は寂しく先だったのだそうだ。老婦人の話はみゆきの結婚で悩む亜希子にとって値千金の話、みゆきの意志を尊重することにしたのだった。その老婦人が三途の川にやってきた女性だ。

2023年の年越しは母娘でベッドの上で新年のあいさつを交わした。みゆきは一つだけ教えてもらっていないことがあると「人がどうやって知るのか…お母さんの時は正面から向き合いたい」と話し、「子供に死ぬ背中を見せるのは親のミッションだよ」と伝え、亜希子も「はい」と答えた。

亜希子の手伝いで卒論も仕上げ、卒業式を終えてみゆきは大樹の待つパリへ。その後、「ベーカリー麦田」はコンビニ出店となり、時は流れみゆきと大樹は3人の子宝に恵まれ、すべての家族行事に麦田も参加しているが、2050年になっても麦田は亜希子からの返事を待っていた。

TBS「義母と娘のブルースFINAL 2024年謹賀新年スペシャル」

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