綾瀬はるか、念願の家族写真が実現?!「義母と娘のブルース 2022年謹賀新年SP」ネタバレあらすじ

2022年01月03日12時19分ドラマ
@TBS

亜希子(綾瀬はるか)の夢だった家族写真を撮らせたい、娘・みゆき(上白石萌歌)はハゲタカ・良治(竹野内豊)に頼んだが、そこには麦田(佐藤健)や大樹(井之脇海)まで映り込んだ!「義母と娘のブルース 2022年謹賀新年スペシャル」はTVerで配信中!過去シリーズはParaviで配信されている。



2018年夏ドラマとしてTBSで放送された「義母と娘のブルース」通称・ギボムスの新春SPが1月2日に放送された。前回のSPのラストに亜希子(綾瀬はるか)の前に登場した、亡き夫である良一(竹野内豊)にそっくりなハゲタカファンドの岩城良治(竹野内豊・二役)が麦田ベーカリーを買収しようとする話となった。結局、ファンドによる買収は成功せず、麦田ベーカリーは無事に残った。ラストでは、娘・みゆき(上白石萌歌)が亜希子の念願だった家族写真の夢をかなえるために、良治に頼んで、写真を撮ることとなったが、やはり麦田(佐藤健)が入り込んだ。良一に似た良治と亜希子、みゆきでの家族写真のはずが、麦田、大樹(井之脇海)が入ったハプニング写真がラストを飾った。

主演の綾瀬はるかが、何事にも一生懸命すぎる役を演じ、シリーズ中には、「腹芸」をみせるなど衝撃的なシーンもあったが、今回は、最初と最後に映るウエディング姿に注目が集まった。麦田ベーカリーの店長として麦田章を演じる佐藤健が、今回の新春SPでは番宣にでた番組で「今回は本当に麦田が想像を超えるバカなことをする」と言っていたように、麦田が亜希子のアドバイスを聞かずに、良治のいいなりのような契約にサインしてしまう。ハゲタカファンドは、買収相手の株価が上がればその株を売って利益を得る。その後の会社がどうなるかはファンドとしては関係がないことが多い。そんなハゲタカファンドに狙われた麦田ベーカリーを、亜希子がなんとか守り抜く。いつもイケメンを活かしてかっこいい役が多い佐藤健だが、この役ではそのイケメンさをすべて隠している。本人も「こういう役は珍しいので楽しんでいる」と話している。

良一は善良の塊のようないい人、良治はファンドのためならなんでもやってしまうような冷徹な一面がある人と、正反対のような二役を演じた竹野内豊に対する評価も高い。娘役の上白石萌歌やその幼馴染の大樹役の井之脇海も他のドラマでも活躍している。来年、続編が作られるのかがすでに話題に上っている。新春SPのDVDも5月に発売されることが発表されている。
ナビコン記事

■ネタバレあらすじ
亜希子(綾瀬はるか)が再建した会社・ゴルディックが外資系ファンドに乗っ取られてしまう。ファンドの代表としてやってきたのは、亜希子の亡くなった夫にそっくりな岩城良治(竹野内豊)だ。驚きで声を失う亜希子は、「くれぐれも夜道に注意してください」と言ってその場を去る。大阪での仕事がなくなり、みゆき(上白石萌歌)と一緒に元のマンションでまた暮らし始める。

良治が次に狙っているのは、麦田章(佐藤健)が経営するベーカリー麦田だ。みゆきの提案で麦田でキッチンカーを使った事業を亜希子は展開し始める。みゆきの先輩・桜(吉川愛)、店長の父・誠(宇梶剛士)の協力もあってSNSでも評判になっていたのだ。章の野望「日本一のパン屋になる」というノーテンキな考えに付け込んだ岩城は、麦田の従業員が倒れたことを受けて、白百合製パンとの業務提携を考える。

岩城は麦田ベーカリーに来て、麦田に話を始める。「ウインウイン」「ミラクル」という耳障りのいい言葉に麦田はすっかりその気になるが、亜希子は「ハゲタカ」だと注意する。麦田は混乱してしまう。みゆきは、岩城のことを異常に意識している亜希子に気が付いた。それは、恋だと思った。

白百合製パンを訪問した麦田と亜希子は、社長の谷崎(小林隆)に「麦田のパンが完璧に再現できるのか?」と聞く。谷崎は即答できない。麦田の番犬ともいえる亜希子を落とすことにした岩城は、みゆきや桜に現金を見せ、「出資金だから」といって返さなくていいという。その代わり、白百合製パンの従業員を救えるのは亜希子だけなのだとアドバイスしてほしいと頼む。亜希子はみゆきに近づいた岩城に憤るが、合併した方が双方の会社にいいということがわかっただけだった。それでも麦田だけで岩城と会ってしまうとどんな契約をさせられるかわからないので、一人で会わないように話す。

白百合製パンでは麦田と同じ味は作れないが「麦田に行ってみよう」と思える味ならできていると麦田は考える。それが白百合製パンの従業員も救うことになると考えていた。合併に向けて話し合いが始まった。岩城は合併会社を作ることを提案し、亜希子はライセンスは麦田に置いたままにする案だ。白百合製パンが経営危機に陥った際のリスクなどを指摘された亜希子は岩城の案を持ち帰り検討する。亜希子の弱点が亡き夫の良一だと知った岩城は、「妻が妊娠中に亡くなった」という話で二人の同情をひこうとする。岩城は株を5年間売らないことを条件に加えるといって、亜希子の手を握った。亜希子はその手をすぐに洗うことはできない。まるで良一に手を握ってもらった気分だった。

麦田はやはり他人が自分のパンを焼くことが納得できなくなってきた。なぜ、「キムラヤ」を目指したのかもわからなくなってきた。白百合製パンも自分で建て直せばいいのではと考え始める。亜希子になにか言われても聞けない状態になって、一人で岩城にあってしまう。麦田を丸め込んだ岩城は契約書にサインさせた。その契約書には株を売らない条件もなく、さらに社長は麦田ではなく、岩城になっていた。亜希子は自分が負けたと感じた。

亜希子はもともと合併について中瀬弁護士(山本未来)に相談していた。麦田がとんでもない契約をしてしまい、麦田ベーカリーを名乗ることも、ロシアンあんぱんやアキラの食パンのライセンスも白百合製パンに移っている。中瀬は岩城の過去を話し始めた。政府系金融機関に勤めていた岩城は企業再生で大失敗してしまい、ハゲタカになったのだ。そして、中瀬こを岩城の元妻だった。

岩城はいつ株を売り抜けようと画策していた。株価はどんどん上がっていた。そんな時、白百合製パンの従業員が一人も出社しないという事態が起きた。「白百合は麦田由来のパンの製造を止め、白百合オリジナルのパンに切り替える。応じられなければすべての工場で出社を停止する」と兜町でデモ行進をしていたのだ。社員をすべてクビにして派遣を雇えばいいと考えるファンド側に亜希子は「頭にはなでも咲いていますか」と一蹴する。後のことは中瀬に任せて、亜希子は麦田たちの元へ戻る。麦田ベーカリーは元通りになった。

亜希子は岩城への思いを絶ち、麦田ベーカリーで再び働き始めた。麦田からのプロポーズを覚えていない亜希子に麦田はもう一度プロポーズすることを決める。そんな2021年が終わり、2022年を迎えた。いつも通りみゆきにお年玉を渡した亜希子は、逆にみゆきからも服をもらう。それは180円の切符だった。みゆきは亜希子が良一と撮りたかった家族写真を撮るために写真館を予約していた。そしてそこに居たのは岩城だった。3人で写真を撮ろうとしていると、麦田がやってきて、大樹の制止もきかずに写真に写りこんだ。

TBS 1月2日(日)よる9時放送「義母と娘のブルース 2022年謹賀新年スペシャル」。出演:綾瀬はるか、佐藤健、竹野内豊、上白石萌歌、井之脇海、宇梶剛士、浅野和之、麻生祐未ほか。番組公式Twitterアカウントは「@gibomusu__tbs」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

TBS「義母と娘のブルース 2022年謹賀新年スペシャル」番組公式サイト
TBS「義母と娘のブルース 2022年謹賀新年スペシャル」番組公式Twitter
Paravi「義母と娘のブルース」関連配信サイト
TVer「義母と娘のブルース 2022年謹賀新年スペシャル」関連配信サイト

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