佐藤健の普段は麦田にそっくり?綾瀬の指摘に心外な佐藤?「義母と娘のブルースFINAL」制作発表会動画公開

2023年12月22日07時00分ドラマ
YouTube「制作発表会」よりキャプチャー

TBSドラマ「義母と娘のブルース FINAL2024年謹賀新年スペシャル」制作発表会見が12月20日(水)に都内で行われ、主演の綾瀬はるかをはじめ、竹野内豊、佐藤健、上白石萌歌、井之脇海というレギュラーキャストが晴れ着姿でそろって出席した。この模様がYouTubeにて公開された。



通称・ぎぼむすは、桜沢鈴による同名4コマ漫画「義母と娘のブルース」(ぶんか社刊)をドラマ化して、2018年夏ドラマとしてTBSで放送された「義母と娘のブルース」。綾瀬はるか、竹野内豊、佐藤健、上白石萌歌、井之脇海らが扮する愛すべき登場人物たちのちょっとコミカルな日常を描いた笑って泣けるドラマとして、幅広い層から高い評価を受けた。2020年2022年の正月には連続ドラマのその後を描いたスペシャルが放送された。今回3度目のスペシャルで完結となる。
【連ドラ各話あらすじと見どころ】

元キャリアウーマンの亜希子(綾瀬)は、亡き夫の良一(竹野内)から託され、みゆき(上白石)の義母となった。出会った頃は小学生だったみゆきもいまや大学生になり、FINALでは、元クラスメイトの大樹(井之脇)と結婚したいと宣言される。



足掛け5年半、総放送尺約19時間となった本シリーズ。いよいよFINALということで、どんな心境で挑んだのかと聞かれた綾瀬は、「あと1~2回くらいあるのかなって何となく思っていたんですが、台本の最後にFINALと書いてあって、それまで終わるって知らなくて読んでいて、“あっ、え、終わるの!?”って。すごく思い入れのある作品なので、終わってからまた寂しさを感じています」と、茶目っ気たっぷりに寂しさを伝えた。

佐藤は「スタッフとか同じで、約束をしなくても次回に会えるのが、今回はもしかしたらこのメンバーで集まることはないのかも、もしかしたらもう出会えることもないのかも…」と寂しさをにじませながらも「でもキャラクターたちは愛すべき人たちだったので、キャラクターたちが幸せそうに最後までいてくれたのが救われ、いいなと思いました」とキャラクターへの愛を語った。

上白石も「いつものスペシャルだと台本に“(続く)”と書いてあったのが、“(終わり)”と書いてあったので、終わってしまうんだなと思ったんですが、台本を読むと終わってもキャラクターたちの生活は続いていくんだろうなという愛おしさがあるなと思ったので、寂しさはあるんですけど、すごく幸せだっていう新しい感情だなと思いました」とし、クランクアップの時は嗚咽するほど泣き、皆で寂しさを分かち合ったと明かした。

上白石から「一番泣いたのは海ちゃん」と暴露された井之脇は、「めちゃめちゃ泣きました…上白石さんとは10年くらいの仲だけど一度も泣いたのを見せたことないけど、一番泣きました」と作品への愛を寄せ、考えていた挨拶も一言で終わらせてしまったそうだ。

竹之内は「ドラマの時は中盤くらいでお別れしてしまって、前回のスペシャルでうり二つの人物として参加しましたが、今回はどういう形で…おそらく私はナレーション位と思ったりしたんですけれども…」とネタバレを気遣って口を閉ざした。

共演者の意外な一面について綾瀬は、「萌歌ちゃんが出会った時にまだ少女だったのに、スペシャルに会うたびに、どんどん大人の女性になられて、みゆきとともに大人になっているんだなと感じて亜希子さんと共感できる感じで凄いなと見てました」と母親目線。

上白石は、「幼少期を演じた菜帆ちゃん(横溝菜帆)ももう高校生になっていて、リアルみゆき位の成長を遂げているので、そうやって一緒に時間を重ねていける作品って嬉しいなと思います」と、ここでも作品への愛を語った。

佐藤は番宣で出演したバラエティ番組で参加したミニゲームに言及し、「控えめだと思っていた井之脇君のアツい一面を見ました。カッコよかったです」と高評価。井之脇本人も負けず嫌いだと認めたうえで「番宣では踊りが分かっていない健さんのキョトンとした顔が可愛かったです」と番宣のPRも。



上白石は、綾瀬が撮影の中でもちょっとしたミラクルを度々起こすと説明し、「ぎぼむすは小さな奇跡やミラクルがテーマですが、私が一番ミラクルを感じていました」と明かした。

竹之内は、「綾瀬さんは5年前から亜希子さんが全くぶれない。それがこのドラマにあっていて、台本で読んでいるイメージとはまったく違う芝居をされたりしたので、驚きの連続でした。健くんも、麦田にしか見えない。現場に普段たたずんでいるときの健くんと麦田のときの差が本当に全然違うので楽しませていただきました」と振り返った。

佐藤は「自分では気合いを入れてよし、いまから麦田だ、ONだ、と思っていたんですけど、綾瀬さんいわくこれまでの役の中で、一番麦田が似ているらしいです、心外です(笑)」と悔しさをにじませた。綾瀬は「現場で(そういっている人が)多かったですよ、実は麦田そっくりだって」と念押され、佐藤は「麦田はかわいいし大好きなんですけど、あんなかね? 俺は」と首をかしげていた。

ぎぼむすYouTubeよりキャプチャー
他にもFINALの見どころなどを語り、最後に綾瀬が「“ぎぼむす”すべてが詰まったFINALとなっています。亜希子さんのみゆきへの愛と、それを見守る愛嬌のある愛おしい周りの人たちの人情、そして亜希子さんの愛に包まれておっとりと成長してきたみゆきを見ながら、新年ホッコリと優しく温かい気持ちになっていただけたらと思います。1月2日ぜひご覧ください」の言葉で締めくくった。

「義母と娘のブルース FINAL2024年謹賀新年スペシャル」は2024年1月2日(火)21時よりTBS系にて放送する。

【2023-24年末年始】ドラマ情報、放送スケジュール(まとめ)【「義母と娘のブルース関連記事】