「相棒22」水谷豊指示の元、亀・寺脇康文と伊丹・川原和久が協力して捜査!第11話ネタバレと第12話予告

01月11日10時50分ドラマ
©テレビ朝日

10日放送の第11話は、ほっぺ丸をプニプニする右京(水谷豊)のかわいさと裏腹に一つ間違えば大量殺人?!テレビ朝日、1月17日(水)21時から「相棒SEASON22」の第12話「惡の種」を放送。右京最強の敵は南井(伊武雅刀)か?予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「相棒SEASON22」の第11話が1月10日に放送された。かわいらしいキャラクターの“ほっぺ丸”のぬいぐるみが思わぬ凶器となった。“ほっぺ丸”というだけあってかわいいキャラクターはそのほっぺを触るとプニプニとした感触がかわいらしいのだが、そこに猛毒の神経ガスを仕込むということを犯人は考える。ぬいぐるみはいくつも用意があり、最後の一つを除いては、抹茶、トマトジュース、牛乳などが仕込んであるので、大事には至らなかったが、本当に神経ガスが仕込まれていたら、大変な事件になっていた。

事件は右京が「小さな事」を気にするところから始まり、子どもの誘拐に気がつき、そしてその母親がデザインしたといわれている“ほっぺ丸”が本当は別の人物がデザインしたこと、その人物は自殺していることを突き止める。いつもながら、「小さなこと」が気になる右京のすぐれた推理が冴えた。

1月17日に放送される第12話は、「あの男が生きている?」「右京の最強の敵」と描かれていることで、シーズン16第7話、シーズン18第15話に登場した、南井(伊武雅刀)を連想している人が多い。南井はロンドン時代の右京の相棒であり、ゆがんだ正義感から暴走してしまった人だ。シーズン18で逃亡し、崖から逃げ、その血痕がついていたが、遺体は見付かっていない。そんな南井が生きて再度犯罪を犯すのか?それとも、別の犯人がロンドンでの五芒星殺人事件を模倣するのか?

シーズン22になってから原田龍二演じる特命係“初代・第3の男”陣川公平、神保悟志演じる首席監察官の大河内役、高橋克実演じるマーロウ矢本、映画プレゼンターの赤ペン瀧川が青年実業家役で登場したり、3代目相棒の甲斐享(成宮寛貴)の映像が映ったり、その恋人だった悦子(真飛聖)も登場したりと、懐かしいメンバーの再登場が多い。第12話に登場するのは誰なのか?



■前回・第11話ネタバレあらすじ
化学メーカーの研究員が、猛毒の神経ガスで殺害される事件が発生した。伊丹(川原和久)に頼まれた右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、下足痕の捜査に駆り出される。捜査の途中で人気キャラクター“ほっぺ丸”のぬいぐるみが、不自然に落ちているのを発見した。チェーンが引きちぎられているのを見て、持ち主を捜索することにした。結果、小学生の男の子を持つ丹生初音(映美くらら)というシングルマザーに行き着くが、様子がおかしい。息子も学校に言っていない。初音が何者かに脅されていることを察知した右京と薫は、誘拐事件を疑い、手分けして捜査を開始した。

右京は、ほっぺ丸をめぐる意外な裏事情を知る。初音がデザインしていたと言われているほっぺ丸だが、実は別の人物、持永凛(吉田凛音)がデザインしたものだった。キャラクターのコンテストの結果発表の前日に自殺していた。このことについても右京は疑問に思う。

薫は、初音を尾行すると、ほっぺ丸のぬいぐるみを使って、神経ガスがバラまかれる危険性が浮上した。その時、ほっぺ丸を奪おうとした男がいたため、体を張ってテロを阻止しようとするが、そのガスを浴びてしまう。実際は抹茶が噴出されたのだった。

そのころ右京は、初音が務める玩具メーカーと深い因縁がある持永登紀子(山下容莉枝)という女性の、不穏な動きを捉えていた。化学メーカーの研究員と同じ会社に勤めている。そしてぬいぐるみを奪おうとした男・辺見岳(小野匠)も同じ会社の社員だった。辺見を捕まえると、殺された梶川はギャンプルにてを出し借金に追われていたこと、神経ガスを作って売ることを考えていたことがわかる。梶川は辺見に金を貸してくれるように頼むが、それを登紀子が見て、いさめていた。辺見は登紀子に感謝していた。

凜は子どもの頃、遊園地に置き去りにされ養護施設で育っていた。その養護施設に凜の母親を名乗る人物が「ほっぺ丸のデザイン画が残っていないか」と尋ねてきていた。その人物は登紀子だった。登紀子は凜と暮していた頃からほっぺ丸をデザインしていたことを知っていた。キャラクターが人気になっているので会社に向かうと、自殺したことを教えられた。さらに、デザインは初音のデザインだと言われてしまう。さらに、社長の小園(山田太一)から凜は初音からパワハラを受けていたというメールを突きつけられた。

登紀子は復讐のために、初音の息子を誘拐し、初音に次から次にほっぺ丸を見つけさせる。その場所はすべて凜の思い出の場所だった。初音はそれに気がついた。そして、自分に指示を出しているのが凜の母親だとわかる。初音は凜が自殺したのは自分のせいだというが、そこに駆けつけた右京は違うといった。凜はどうしてもほっぺ丸を1位にしたくて、選考委員長に金を渡していた。初音はそれを止めようとしていたし、実際に金を渡したことを知ると叱責した。ただ、金を渡すのは社長の指示だったのだ。凜は自分の罪を認めて、キャラクター選考から辞退することを考えてそのことを社長に話した。社長ともめてしまい、社長が凜を突き落とした。自分の罪が発覚されるのを恐れた社長が自殺にみせるような隠蔽工作をして自殺に見せていた。

初音の息子は、携帯の電源を入れたことで場所が特定されて無事に保護された。それは登紀子が息子を警察に発見されるように仕込んだことだった。

登紀子はいったんは死のうとしたが、右京の説得で生きて償う道を選んだ。



■第12話あらすじ
都内のうらぶれた地下道で、頭部を負傷したフランチャイズ弁当店の店長の遺体が発見された。何者かと揉み合って階段から転落したと見て捜査を始めると、本社の社員から受けていたと思われるパワハラの実態が生々しく書き記されていた手帳が見付かった。捜査一課は、その店を担当していた内田(前原滉)という本社の社員から話を聞くが、実際に指導していたのはチーフ社員だとかわされる。

一方、右京(水谷豊)は薫(寺脇康文)と共に被害者宅を訪れる。妻や近隣住民に聞き込むと、1年前に近所でホームレス殺害事件が起こり、今も未解決であることが判明する。ホームレス同士が金で揉め、周囲に小銭が散らばっていたという状況から、右京はある推論を立てる。被害者は磨かれたようにきれいな硬貨ばかりを持っていたのだ。さらに、事件を調べるうち、『ワイアット』『非凡人』『食物連鎖』といった謎の言葉が浮上する。

テレビ朝日 2023年10月スタート。毎週水曜日21時放送「相棒SEASON22」。出演:水谷豊、寺脇康文、鈴木砂羽、森口瑤子、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、神保悟志、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@AibouNow」。

テレビ朝日「相棒SEASON22」番組公式サイト

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