KNTV/KNTV801では2024年1月14日（日）20時から2話連続で韓国ドラマ「カーテンコール」をテレビ初放送する。番組サイトでは相関図と予告動画が公開中だ。ドラマ放送前に3つの見どころをご紹介。



「カーテンコール」は、2022年10月～12月までKBS 2TVにて全16話で放送された。3か月の余命宣告された北朝鮮出身の老婦人チャン・グムスンの願いを叶えるために、前代未聞の特命を受けた男の地上最大の詐欺劇とそれにかかわる人々の物語。【「カーテンコール」を2倍楽しむ】ではドラマ・キャストの紹介、各話のネタバレあらすじと見どころ、視聴率、受賞歴などまとめている。

■見どころ①豪華＆縁のあるキャスト陣⇒キャスト紹介
© Victory Contents Co.,Ltd.なんといっても超豪華俳優陣の共演が一番の見どころ。「椿の花咲く頃」で親子役を演じたカン・ハヌルとコ・ドゥシム、そして「奇皇后－ふたつの愛　涙の誓い－」のハ・ジウォンが共演と発表されると、日本でも早くから注目を集めた。

大手ホテルチェーンの創業者グムスンをコ・ドゥシムが、その孫の代役を依頼される無名で売れない舞台役者のジェホンをカン・ハヌル、グムスンの意思を継ぎホテルのために人生を捧げてきた孫娘でホテル支配人のセヨン役をハ・ジゥオンが演じる。そしてグムスンの若い頃をハ・ジウォンが演じ、その年下夫をカン・ハヌル、主演2人がそれぞれ二役に挑戦した。

© Victory Contents Co.,Ltd.さらにセヨンの元婚約者で大財閥ペ・ドンジェ役には、2004年映画『恋する神父』以後18年ぶりにハ・ジウォンと共演するクォン・サンウ、本作の詐欺劇を考えたチョン・サンチョル役にはソン・ドンイル。ソン・ドンイルとクォン・サンウは「探偵なふたり」シリーズをはじめ「おっさんずX（危機）～がけっぷちの大逆転～」など何かと共演が多く、シリアスな会話をしていてもくすりと笑ってしまう。

他にもKNTVで放送中の「恋人」のチ・スンヒョン、Netflixシリーズの「ザ・グローリー ～輝かしき復讐～」のチョン・ジソ、AppleTVの「パチンコ」のノ・サンヒョンとここ数年の超話題作でメインキャストを務めた俳優陣がドラマを彩る。アン・ネサンら名優たちの豪華なカメオ出演にも要注目だ。

■見どころ②「愛の不時着」ファンも反応
本作は「愛の不時着」の前半の舞台となった北朝鮮から始まり、朝鮮戦争による家族の離散を背景にしている。「愛の不時着」で長兄とその妻役を演じたチェ・テフンとファンウ・スルヘが、本作ではセヨンの次兄と長兄の妻という役で共演するのもファンには嬉しい。さらにはカン・ハヌルが初回の終盤で「ヒョンビンじゃあるまいし」と愚痴るセリフがあり、これには多くの「愛の不時着」ファンが反応した。

■見どころ③重いテーマを優しく静かに描いたウェルメイド
© Victory Contents Co.,Ltd.ここ数年の韓国ドラマは、タイムスリップや転生など奇想天外なストーリーや、ゾンビ・クリーチャーなどが登場する過激な演出が多い。そんな中で本作は派手な演出や物語のどんでん返しもなくどちらかと言えば地味な作品。さらには1950年の朝鮮戦争による離散家族という重いテーマを扱っており、初回を視聴された方には見るのが辛くなるかもしれない。しかし第2話からはがらりと雰囲気が変わる。韓国のリアル恋愛バラエティ「脱出おひとり島2」で天国島とされた超豪華ホテル「パラダイスシティ」とグムスンのお屋敷がメイン舞台だけに、ラグジュアリー気分に浸れる。コ・ドゥシムの神がかった演技に泣かされ、カン・ハヌルとハ・ジウォンとのコミカルにはお腹を抱えて笑ってしまう。カン・ハヌルとチョン・ジソ扮する偽夫婦の北朝鮮訛りや適当な北朝鮮情報も傑作。ハ・ジウォンを挟んだカン・ハヌルとクォン・サンウとの三角関係も優しい。全体を通して20年前の韓流ブームを思い出させてくれるどこか懐かしい作品だ。

本作はAmazonのPrime Videoでも独占配信されており、SNSには「（この作品に）出会えたこと本当に私の宝物ですありがとうございました」「往年の韓国ドラマを思わせる重厚感音楽も衣装も優雅でキャストもほんとにみんなよかった」「何度も見たくなるドラマになりそうです」などの声があった。どんどん過激になる韓国ドラマの中で、穏やかな作風に癒されたファンの声が多かったようだ。

放送日：1月14日（日）スタート
毎週（日）後8：00～10：30　※2話連続
再放送日：毎週（土）前11：50～後2：20　※2話連続

◇KNTV「カーテンコール」番組サイト

【作品詳細】【「カーテンコール」を2倍楽しむ】

■視聴方法
KNTVはスカパー！、スカパー！プレミアムサービス、ひかりTV、J:COMほか各ケーブルテレビで視聴可能。