ソン・ガン&キム・ユジョン、事故の真実知り悲しい別れ「マイ・デーモン」第13-14話あらすじ見どころ
SBS金土ドラマ「マイ・デーモン」では、ソクミン(キム・テフン)がチョンスク(キム・ヘスク)を殺した犯人であることが明らかに。逃げ場を失ったソクミンは死に際に、チョンスクがドヒ(キム・ユジョン)の両親を殺したと衝撃の事実を告げるが、その言葉によってドヒとグウォン(ソン・ガン)の関係が大きく揺れ動く。
今回は1月12日、13日に放送された第13話と第14話のネタバレあらすじと見どころ、感想などを紹介する。
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「マイ・デーモン」は悪魔のような財閥の令嬢ト・ドヒ(キム・ユジョン)と、一夜で能力を失ってしまったデーモン(悪魔)のチョン・グウォン(ソン・ガン)が契約結婚をして繰り広げられる物語を描くファンタジーロマンティックコメディーだ。⇒【各話のあらすじ】
■キャスト
ド・ドヒ役:キム・ユジョン
チョン・グウォン役:ソン・ガン
チュ・ソクフン役:イ・サンイ
チュ・チョンスク役:キム・ヘスク
チン・ガヨン役:チョ・へジュ
ノ・ソンミン役:キム・テフン
キム・セラ役:チョ・ヨニ
ノ・スアン役:イ・ユンジ
ノ・ドギョン役:カン・スンホ
シン・ビソ役:ソ・ジョンヨン
パク・ボンギュ役:ホ・ジョンド
ほか
■第13話あらすじ
ドギョン(カン・スンホ)の自殺を受け意気消沈するセラ(チョ・ソンジュ)は毎日のように精神安定剤を服用する日々。ドギョンが最期に遺した「次はお前の番だ」という言葉を思い返すとセラは腕にある傷をさらに掻きむしる。
仕事の合間にうたた寝をしてしまったドヒ(キム・ユジョン)の元にやってきたグウォン(ソン・ガン)はドヒが夢の中で両親を思い出し泣いている姿を見る。すると、グウォンはドヒの夢の中に現れ、両親そしてチョンスクの元に連れて行く。夢の中のドヒは目の前に現れた両親とチョンスクに驚きつつも、一緒に食卓を囲み楽しいひと時を過ごす。翌朝、目を覚ますと幸せな夢を見たと自慢するドヒ。そんな姿を見てグウォンも自然と笑顔があふれる。
突然、家族たちを呼び出し食事会を提案するソクミン。ドヒは先約があると断るが、時間を変更してでも集まろうとするソクミンの行動にドヒは異変を感じる。一方、自宅療養するセラはソクミンの書斎に立ち寄ると、金庫のパスワードを簡単に解除し、中にあった書類を急いで鞄に詰める。書類にまぎれて置かれていた見覚えのない本を見つけ、恐る恐る読み始めるとそれは、以前ドギョン(カン・スンホ)が奪ったデーモンの説明書だった。説明書に書かれている内容に驚くセラ。そんな時背後からソクミンが現れる。
グウォンと共に兄弟たちが集まる食事会に参加するドヒ。そこで、ソクミンは会社のために持ち株を全て譲渡してほしいと言い出す。自分の利益しか目に無いソクミンに呆れたドヒはその場を立ち去ろうとするが、突然立ち止まるとドギョンの犯行を今まで本当に知らなかったのかとソクミンに尋ねる。ソクミンは「言葉には気をつけろ」とドヒに忠告するが、ドヒは「親と子を失った人の行動とは思えない」と言いソクミンを睨みつける。ソクフン(イ・サンイ)とスアン(イ・ユンジ)も提案を断り、その場を立ち去ろうとするとソクミンは「穏やかに話すのは今日までだ」と意味深な言葉を言い残す。
翌日、ソクフンは未来グループの会社方針が変更になった連絡を受け、急いでソクミンの元へ駆けつける。身勝手な行動にソクフンが怒りを露わにすると、ソクミンはその場でソクフンの解任案を役員たちに伝えるよう部下に指示を出す。同じく連絡を受けソクフンの元を訪れるドヒ。そこでソクミンが話す内容から以前グァンチョル(キム・ソルジン)の携帯で見たアブラクサスの正体がソクミンであることに気付く。動揺するドヒにソクフンは続けて、チョンスクがドヒの両親を殺したことも伝えると突如ドヒの首を絞め、殺そうとする。
■見どころ・感想・視聴率など
ソクミンの正体を知ったドヒにまたもや絶体絶命の危機が訪れる第13話視聴率は全国3.6%、瞬間最高視聴率は5.4%であった。(ニールセンコリアより)
ドヒがついにチョンスクを殺した犯人がソクミンであること、そして両親の死とチョンスクの関係を一気に知ってしまう展開を見せた。ソクミンは全てを知ったドヒに怒りの矛先を向けると首を絞め、意識が遠のいていくドヒの姿が映された。一方でセラの元を尋ねたグウォンもまた、ソクミンの正体をついに知る。全てを知ったグウォンは果たしてドヒの危機に間に合うのか。また前回話では、事故現場でチョンスクとグウォンが出会った場面があったが、その部分は今回話ではまだ明らかにされなかった。残り3話でグウォンがどんな契約をしたのかが明らかになることが期待できそうだ。
ソクミンの行動を全て知っているも今まで沈黙を貫いてきたセラは、ドギョンが遺した言葉のせいで毎日怯える日々を過ごす。手首にある自傷は、今までセラがどれほどソクミンの恐怖に耐えてきたかを物語っているようだった。食事会の際、偶然セラの傷を見たグウォンは、後日ソクミンによって強制的に病院送りにさせられたセラの元を尋ねる。デーモンの説明書の在り処を聞くも知らないというセラだったが、病室を出ていくグウォンを追いかけついに全てを打ち明ける。さらに次回予告では警察に出頭するセラの姿もあり、公にソクミンの裏の顔が明らかになる事で展開が一気に加速しそうだ。
■第14話あらすじ
ソクミンに首を絞められ気を失う寸前のドヒの元にグウォンが駆けつけ、何とか命を取り留める。グウォンは瞬間移動をし、ソクミンを時計台に連れて行くとセラが今までの証拠を全て握っていることを告げる。逃げ場を失ったソクミンは自ら飛び降り自殺をし、ドヒの前で命を絶ってしまう。
警察に証拠を全て話し終えたセラはグウォンの元を訪れると、デーモンの説明書を返却する。グウォンはチョンスクがドヒの両親を殺した話をすると、セラは初耳の話に驚く表情を見せる。一方、ドヒはチョンスクが会社に労災制度を取り入れた時期や、杖を使い始めた時期が両親の事故と同時期であったことを知る。
ソクミンが遺した言葉が気にかかりチョンソクが生前通っていた教会に足を運ぶドヒ。神父ミカエル(ソ・サンウォン)はチョンソクが告解で話した内容を全てドヒに伝えることに。チョンスクが投資のために改ざんしたことをドヒの両親は世間に全て暴こうとする。チョンスクは記事を防ごうと必死にドヒの両親が乗る車を追いかける中、ドヒの両親が乗った車は突如スリップし事故が起きてしまう。目の前で起きた出来事に目を疑うチョンスクは車を降りると、そこにはグウォンが。グウォンはなんと事故が起きる10年前にドヒの父親と契約を交わしており、契約期限の為事故が起こったのだ。神父から父親がグウォンと契約を結んでいたことを知ったドヒ。教会の外で待っていたグウォンにはソクミンの話はでたらめだったと伝える。
家に帰ると、シャワー室で声を潜めて泣き崩れるドヒ。ドアの外で待っていたグウォンはドヒが何か隠していることを感じ、もう一度神父ミカエルの元を訪れる。神父は能力を使うグウォンを見ても驚かず、一目見た時からチョンスクが言っていた悪魔だと分かったと告げる。その話を聞いたグウォンは自分がドヒの父親と契約を結んでいたことを思い出す。
ガヨン(チョ・へジュ)の千秋楽に足を運んだドヒは、忙しいボッキュ(ホ・ジョンド)を待つためグウォンの部屋へ。そこに突然、契約を取り消してほしいと懇願する女性が訪ねてくると、グウォンが契約満了を告げ無慈悲に命を奪う姿を見てしまう。デーモンの姿を見てしまったドヒはグウォンに対し恐怖を抱いてしまう。
後日、グウォンは何か決心したような顔つきでドヒの元を訪れる。手を繋ぎゆっくりと歩く2人。するとグウォンはドヒに「地獄から自分を救え」と一言告げると、そのまま手を離しドヒの元から消え去ってしまうのだった。
■見どころ・感想・視聴率など
ドヒの両親の死がグウォンの契約によるものだったことが明らかになり、それを知ったグウォンはドヒを想い自ら、ドヒの元を去る決心をする第14話視聴率は全国3.4%、瞬間最高視聴率は5%であった。(ニールセンコリアより)
交通事故の現場に居たグウォンはチョンスクと契約を結んだかと思いきや、ドヒの父親と契約を結んでおり、交通事故はなんとデーモンとの契約満了によるものであった。グウォンは神父から過去の出来事を聞き、忘れていた当時の事をやっと思い出す。神(チャ・チョンファ)が以前から言っていた「不幸な運命は繰り返す」という事がまさかこんな形で既に起こっていたとは驚いた視聴者も多かっただろう。心底愛している妻の両親を自分が死に追いやってしまった罪悪感は結局、ドヒの元を去るという選択に至った。ドヒ自身デーモンの能力を十分理解しているつもりでも、いざ身近な存在を失うとグウォンの能力に恐怖感を抱いてしまう。ドヒに少しでも不安を抱かせたくないグウォンが選んだ選択は何とも悲しい別れだった。
次回予告ではグウォンが居なくなり、一人になってしまったドヒの背後を狙う謎の姿が映された。自殺したソクミンだが数日経っても死体が見つからない様子で、もしかするとまだ生きている可能性が高い。ドヒに再び襲う危機に果たしてグウォンは助けに来るのかが次回の見どころとなりそうだ。
最終回まで残すところあと2話となったマイデーモン。過去の真実を乗り越えドヒとグウォンの関係はハッピーエンドで終わるのか。最後の展開まで目が離せない。
SBS「マイ・デーモン」は11月24日22時より韓国で放送スタート、放送後Netflixにて独占配信される。
◇YouTube|Netflix「マイ・デーモン」予告動画
◇SBS「마이 데몬」韓国番組サイト
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