消滅したソン・ガン復活しハッピーエンドで完結!「マイ・デーモン」第15-16話(最終回)あらすじ見どころ
SBS金土ドラマ「マイ・デーモン」では、ドヒを助けるために自分が消滅することを選んだグウォン。一人になってしまったドヒは再び海岸へ向かい、契約しようとグウォンを呼ぶと、それを見ていた神は意味深な表情を浮かべる。
今回は1月19日、20日に放送され、Netflxiでも独占配信かいした第15話と第16話(最終回)のネタバレあらすじと見どころ、感想などを紹介する。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
「マイ・デーモン」は悪魔のような財閥の令嬢ト・ドヒ(キム・ユジョン)と、一夜で能力を失ってしまったデーモン(悪魔)のチョン・グウォン(ソン・ガン)が契約結婚をして繰り広げられる物語を描くファンタジーロマンティックコメディーだ。⇒【各話のあらすじ】
■キャスト
ド・ドヒ役:キム・ユジョン
チョン・グウォン役:ソン・ガン
チュ・ソクフン役:イ・サンイ
チュ・チョンスク役:キム・ヘスク
チン・ガヨン役:チョ・へジュ
ノ・ソンミン役:キム・テフン
キム・セラ役:チョ・ヨニ
ノ・スアン役:イ・ユンジ
ノ・ドギョン役:カン・スンホ
シン・ビソ役:ソ・ジョンヨン
パク・ボンギュ役:ホ・ジョンド
ほか
■第15話あらすじ
突然消え去ってしまったグウォン(ソン・ガン)を忘れようと仕事に明け暮れるドヒ(キム・ユジョン)。ある朝目を覚ますと誰もいないはずのベッドに温もりが残っているのに気づき、グウォンがまだ自分の近くにいるように感じる。MOU締結式を終え社員たちと飲み会に行ったドヒはふらつきながら自宅に帰ると、着替えもせずにそのままソファーで寝てしまう。すると、グウォンが静かに現れドヒをベッドへと運ぶ。翌朝、ドヒは目を覚ますとパジャマに着替えベッドで寝ている自身の姿を見て驚くと同時に、昨晩転んだ時の傷が治っているのを見てグウォンが来ていたことを知る。
仕事を終え退勤するドヒは車内でグウォンとの思い出の曲が流れると、自然と涙が溢れ出してしまう。会いたい気持ちが抑えきれず、誰もいないグウォンの社長室を訪れる。本棚にあったデーモンの説明書を見つけ見始めると中には以前、二人で撮った証明写真が挟まっていた。それを見たドヒは過去の思い出を思いだし、また涙が溢れてしまう。そんな時、ボッキュ(ホ・ジョンド)がやってくると泣いているドヒを見つける。グウォンが恋しいと吐露するドヒを見たボッキュはグウォンが大切にしていた十字架のネックレスをドヒに渡す。
自宅に戻ったドヒはネックレスを身に付け眠りにつくと、グウォンと同じように前世の記憶を全て知ってしまう。目を覚ますと自分がウォルシムだったことに衝撃を隠せないドヒは急いで前世の2人が出会った場所に行こうと決心する。準備を終え車に乗り込むドヒだったが、ふと助手席を見ると見覚えのある銃が置いてあるのに気づく。すると、逃げる間もなく後ろで身を潜めていたソクミン(キム・テフン)に襲われてしまう。
気絶していたドヒが目を覚ますと、顔の半分に火傷を覆ったソクミンが立っていた。ソクミンはグウォンに見つからないために自分で顔を焼いたと供述すると、グウォンをもう一度呼べとドヒに脅迫する。ドヒは「グウォンは自身の元を去った」と伝えるも、信じないソクミンはドヒの太ももをナイフで刺しグウォンを呼ばせようとする。ソクミンがドヒの首を刺し殺そうとした瞬間、グウォンがついに現れドヒを救う。
怒りを露わにしたグウォンはソクミンを殺そうとするが、殺すと消滅してしまうデーモンの特性を知っているドヒは咄嗟にグウォンに抱きつき止まらせる。久々の再会に2人は合いたかった気持ちを伝えあう中、背後からソクミンが銃を持ってグウォンを殺そうとする。それを見つけたドヒはグウォンをかばい撃たれてしまう。撃たれ死んでしまったドヒを抱え泣き叫ぶグウォンは呪文を唱えると、自分の命と引き換えにドヒを助ける決断をする。
■見どころ・感想・視聴率など
第15話視聴率は全国3.7%、瞬間最高視聴率は5.4%であった。(ニールセンコリアより)
突然ドヒの元を去ってしまったグウォンが再び姿を現したが、ソクミンによって命を失ったドヒを助けるべくグウォンが消滅してしまう悲しい展開を見せた。
グウォンはドヒの元を去ったものの、心配して毎晩のようにドヒの眠った表情を静かに見守る姿は切なくもドヒに対する愛情が感じられる場面だった。一方のドヒもまたグウォンの居ない生活に慣れようとするも、ふとした瞬間に思い出してしまうほどグウォンが恋しい様子。ボッキュから受け取った十字架のネックレスにより前世の記憶を知ると同時に、グウォンが突如姿を消した理由を知り、全ての始まりである川辺に向かおうとする。そんな時、死んだはずのソクミンが登場するという予想外のストーリー展開を見せた。
死体がずっと見つかっていないことからどこかで潜伏しているとは予想できたが、まさか自分の顔を焼いてグウォンに見つからないようにまでしていたとはかなりのサイコパスぶりが伺える。ソクミンは復讐に執着しドヒを監禁すると、グウォンを無理やり呼ばせようと仕向ける。危機一髪のドヒを助けるためグウォンがやってくるも、ドヒはグウォンをかばい撃たれ死んでしまう。死んだドヒを助けるためグウォンは自分の消滅を引き換えにドヒを助け、ドヒの目の前で儚く消滅してしまうラストで締めくくられた。
次回最終回を残しグウォンが消滅してしまうという展開を見せた「マイデーモン」。
果たして最終回ではどんなストーリーが待っているのか。
SBS「マイ・デーモン」公式より■第16話あらすじ
グウォンが消滅してしまったショックで心を閉ざしてしまったドヒ。心配したシン秘書(ソ・ジョンヨン)とソクフン(イ・サンイ)が自宅を訪ねると、そこには全身濡れた姿のドヒが。カーテンも閉め閉じこもっていたドヒを心配するも、ドヒはグウォンの死を受け入れることができず涙を流す。グウォンが死んだのは自分のせいだと自分を責めるドヒは2人に連れられ入院することに。
クリスマス当日、ドヒは病室を抜け出すとグウォンと初めて出会った海辺に向かう。居ないグウォンに向けて契約をしようと告げるドヒ。そんな姿を時計台から見ていた神(チャ・チョンファ)は意味深な表情を見せるとグウォンの部屋にあった時計たちが再び動き出す。
ドヒはグウォンに対する気持ちを告げると、出会った時のように海岸で水しぶきがあがる。すると目の前にグウォンが現れ、2人は抱き合い再会を噛みしめる。
クリスマスツリーに飾りつけをし、2人の時間を過ごすグウォンとドヒ。するとドヒはグウォンに亡くなった父がどんな契約をしたか聞く。ためらいながらも父親と交わした契約の内容を話し始めるグウォン。ドヒの両親はドヒがまだお腹にいるときに事故に遭い、母子ともに危険な状態だった時に契約を結んだと告げる。母親とお腹の子を助けるために父親は契約を結んだことを知ったドヒは、命を救ってくれたことには変わりないとグウォンに感謝を伝える。
弁護士ウソン(イ・ガンウク)からソクミンに死刑判決が下されたことを聞き安心するドヒ。また、ウソンは捜査過程でチョンスク(キム・ヘスク)が末期のすい臓がんを患っていたことが明らかになったとドヒに伝える。ドヒはチョンスクの墓を訪れ、「味方がいるからもう心配しないで」と言葉を残し花を手向ける。
時に喧嘩しながらも幸せな時間を過ごすグウォンとドヒ。ある日、ドヒは早めに退勤し公園で待つグウォンの元へ向かうと、子供と戯れているグウォンの名前を呼び駆け寄る。2人は抱き合うと顔を見合わせキスをする。
■見どころ・感想・視聴率など
クリスマスの奇跡によってグウォンが生き返り、ハッピーエンドで幕を閉じた第16話視聴率は全国3.5%であった。(ニールセンコリアより)
グウォンを失った悲しみで心を閉ざしてしまったドヒだったが、神によって復活を遂げたグウォンと再び海岸で出会う。第1話の水しぶきシーンを始め、2人と水が関連する展開が度々描かれてきたが、まさか最後の再会シーンに繋がるとは誰も想像できなかっただろう。
2人が楽しみにしていたクリスマスも無事一緒に過ごすことができ、夢の中で見たツリーの飾りつけも実現するなど終始幸せな2人の姿が見られた。一方で、グウォンはデーモンだがドヒは命に限りがある人間だという現実を直視する場面もあった。いつかは訪れる別れを心配するグウォンにドヒが「だからこそ今この瞬間が大事」と言葉をかけていたが、この言葉は視聴者たちの心にも響くセリフだった。
また、ドヒの最後のセリフである「私たちは互いにとって破壊者であり救い手なのだ。」には今までのグウォンとドヒの壮絶な過去から現在、そしてこれからやってくるであろう明るい未来を象徴する意味が込められたエンディングだった。
SBS「マイ・デーモン」はNetflixにて独占配信中だ。
◇YouTube|Netflix「マイ・デーモン」予告動画
◇SBS「마이 데몬」韓国番組サイト
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