「魅惑の人」第8話チョ・ジョンソク、シン・セギョンが女性と知りキスエンディング!11日第9・10話連続配信
tvN土日ドラマ「魅惑の人(原題:セジャク、魅惑の者たち)」10日(土)に放送、Netflixでも独占配信した第8話では王イ・イン(チョ・ジョンソク)がカン・ヒス(シン・セギョン)が女性だと分かり、熱い口づけをかわした。この回のネタバレあらすじと見どころ、視聴率を紹介する。
この回では同局の前々作「無人島のディーバ」でユン・ランジュ役を務めたキム・ヒョジンが、ヒスに恋のアドバイスをする妓生役で特別出演した。
なお、旧正月の連休にあわせて7話~10話を9日から4話連続の破格の編成で放送、Netflixでも独占配信となる。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
「魅惑の人」は、王権と政治的権力をめぐる争いに直面した王イ・インと、復讐という秘めた目的のために王を惑わそうとするも逆に魅了されてしまう女カン・ヒスとの複雑に絡み合う二人の運命を描く、ファクト(事実)とフィクション(創作)を組み合わせたフュージョン時代劇。【「魅惑の人」を2倍楽しむ】では、各話のネタバレあらすじと見どころ、視聴率、時代背景や実在人物、視聴率や韓国での評判などもまとめている。
■キャスト⇒キャスト・登場人物紹介、相関図
イ・イン/チナン大君役:チョ・ジョンソク
カン・ヒス/カン・モンウ役:シン・セギョン
キム・ミョンハ役:イ・シニョン
イ・ソン役:チェ・テフン
パク・ジョンファン役:イ・ギュヒ
ユ・ヒョンボ役:ヤン・ギョンウォン
キム・ジョンベ役:チョ・ジョンハ
カン・ハンスン役:ソン・ヒョンジュン
ほか
■第8話あらすじ
深まる王と棋待令の仲
行幸先からもどった王イ・インとカン・モンウことヒス。2人は映翠亭で碁を打ち、いつになく笑顔のインは「何を考えているか」と問い、「勝つこと」とヒス。「お前は勝てない」「まだ勝敗が決まっていない」と、たわいもない話が続いた後、インがヒスの勝ちを認める。するとヒスは「集中力を欠いた王様の負けです」と訂正し、インはほほ笑むしかなかった。そこに湯薬が運ばれ遠慮するヒスに「お前のためではなく、余のためだ。お前が元気でこそ余も碁を楽しめる」、手を出さないヒスに「飲ませてやろうか」と冗談まで飛び出すイン。
その頃、宮中では「王様は男色だ」だとの噂が広まる。行幸先での王の告白を聞いた女官が広めたのだ。パク・ジョンファン(イ・ギュフェ)はこれを危惧し一派はますますヒス排除に動き出す。
ヒスは、ミョンハ(イ・シニョン)に自分を取り巻く噂について「王は浮かれてただ寵愛しているふりをしているだけ。王は私の敵、その事実は変わらない」と断固たる立場を明らかにした。3年前の「王には臣下と政敵がいるだけ。友などおらぬ」のインの言葉が忘れられないのだ。しかしミョンハは「頭ではそう思っても心はどうか?」と、ヒスの隠せない心を見抜く。
王の男色家の噂を利用する奸臣
「王は王妃どころかどの側室とも床入りしたことがない。それも男色家のせいだ」という噂が市中にまで広がる。これまで王の寵愛を独り占めしているとされ、宮中で力をふるっていたトン尚宮(パク・イェヨン)の嘘が知れ渡ってしまう。トン尚宮は王に、自分を免職にして宮中から追い出すか、王の女にしてほしいと願う。インはお前を抱きもしないし王宮から追い出しもしないと、願いを拒絶する。そこでトン尚宮は王大妃(チャン・ヨンナム)に頼み込む。
そんな中「棋待令カン・モンウ(ヒス)追放」を請う上疏が上がる。ジョンファンは「悪しき噂を立つため」とその理由を述べる。怒ったインは「余がモンウを大切にするのは誤解ではないのに?」と、耳を貸さない。「この噂に乗じて謀反を企てる者も出るかもしない」と説得しようとするジョンファンに、「伯父上も兄上が病だからと私にも謀反を持ちかけましたね」と告げ、「追放しない、他の方法を探せ」というインにトン尚宮との床入れの日程を渡す。
賭けを口実のデートで口を滑らした本音
ヒスは碁を打ちながら「噂話が気になりませんか」と切り出す。インは「奸臣たちの軽々しい発言より民の重い叱責の方はありがたい」とし、「誰かが私の前で『王は男色家だ』と罵倒しても、余は大声で一緒に笑ってやる覚悟がある」と断言し、笑えるかどうか賭けをする。確かめるために2人は市中へ出かけることに。インは噂話を聞くのを楽しみにしている様子で、ヒスは餅を買ってもらって食べたり、2人で老人と孫の囲碁対局に割り込んだりと賭けを口実にデートを楽しんでいる様子で、サファは呆れる。。
久しぶりに楽しいひと時を過ごしたインはヒスに、<b>「お前が女性だったら妻に迎えただろうな」b>と、自分でも気づかないうちに本音を漏らしてしまう。そこに通りかかった婦人たちが男色の噂話をするのをきいて、二人は決まづくなる。
気に染まない床入れと隠せない思い
ついに床入れの日。ヒスの動揺を見たミョンハは話があると呼び出す。ヒスは護衛をまいて妓楼で落ち合う。ミョンハは「私は思いを断った。次はそなたの番だ」と席を立つ。千々に乱れる心をどうすることもできないヒスは、妓生(キム・ヒョジン)に心を断つ方法を尋ね、「心の行くままに行きつくところまで行け」という助言を聞く。それでも切ない気持ちを抑えきれずに酒をのみつづける。
その頃、サンファ(カン・ホンソク)の元にヒョンボ(ヤン・ギョンウォン)が姿を消し、ヒスも見失っったという知らせが届く。インの耳にも入り、一度はトン尚宮との床入れのために部屋に戻るインだが、結局はトン尚宮の手を冷たく振り払いヒスを捜しに出かける。ヒスは、インが「お前が女性だったら…」と本音を漏らした樹の下で眠っていた。インはヒスを自ら負ぶって近くの師匠カン・ハンスン(ソン・ヒョンジュ)の実家にヒスを寝かせる。
女性だとバレたヒス、覚悟の口づけ
酔いつぶれたヒスが楽に眠れるように上着の紐を解いたとき、ヒスが飛び起きて「ダメ」と胸元を押さえる。インはヒスの態度に驚き「まさか、違うだろう」と、ヒスの胸元を広げて女性だと確かめる。自分を欺いたことに対する堪えきれない怒りで「私は警告した。嘘が一つでも明るみに出れば、お前を生かしておかない」と、立ち去ろうとするインを、涙を浮かべるヒスが「死ぬ前の最後のお願いです」と、インに近づき心からの思いを伝えるかのように口づけをし、抑えていた感情を爆発させた。ヒスの突然の口づけにインもまた心を抑えきれずに口づけで返し、互いの気持ちを確認したのだった。
■第8話見どころと第9話予告
ニールセンコリアよると視聴率全国4.7%、首都圏4.9%だった第8話では、ヒスとインが互いの思いを込めた口づけで終わったが、他にも体調の悪い王妃(ハ・ソユン)がトン尚宮に嫉妬し「いっそ棋待令との噂話が真実ならいいと思ってしまう」と本音を吐露したり、ダラ(ナ・ヒョヌ)が都に戻ってすぐにホンジャン(ハン・ドンヒ)に求婚したことも分かった。その際にホンジャンからヒスのインへの恋心もきいていたダラは、あの時、ホンジャンを連れて逃げなかったことを強く後悔していた。
切ないロマンスの展開のなか、噂話を聞きに市中へ出かけたシーンでは楽しい展開が続いた。餅の買い食いをするヒスを愛おしそうに見つめたかと思うと、ヒスと別れた後、サンファを抱きしめたり頬を寄せたりして自身の男色の気を確かめるシーンでは、コミカルな演技も得意とするチョ・ジョンソクの演技が光った。
次回予告は、二人がそのまま床入れした様子が描かれている。それていて「棋待令を追放する約束」を確かめるジョンファンに「覚えています」と答えるインの姿も。そしてインが義禁府に押送される様子まで…。終盤に近付き怒涛の展開の「魅惑の人」は旧正月編成で、第9話と第10話は11日(日)に21:20、22:40と連続放送する。
第9話と第10話の予告動画は以下のYouTubeにて視聴できる。
◇YouTube|YouTubetvN「세작, 매혹된 자들(セジャク)」第9-10話予告
Netflixシリーズ「魅惑の人」は独占配信中だ。毎週土・日(21:20より)韓国tvNにて放送後、配信される。
◇公式予告(日本語版)
◇tvN「세작, 매혹된 자들」HP
【作品詳細】【「魅惑の人」を2倍楽しむ】