「さよならマエストロ」西島秀俊は娘・芦田愛菜、息子・大西利空との距離を一歩縮めた!第5話ネタバレと第6話予告!

02月12日11時20分ドラマ
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11日に放送されたTBS日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」第5話で、大輝(宮沢氷魚)が歌声を披露!夏目一家(西島秀俊、石田ゆり子、芦田愛菜、大西利空)も一歩だけ前進!2月18日(日)第6話が放送される。予告動画は番組公式サイトに公開されている。

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西島秀俊と芦田愛菜のW主演の「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」第5話が2月11日に放送された。響(芦田愛菜)がどうしてそれほどまでに父である俊平(西島秀俊)を避けるのかが判明した。自身の音楽家としてのピークを10代前半に終えてしまい、それからは空っぽの心のままで、「父と共演したい」という思いだけで練習に励んできた。心がおかしくなっているのにそのことを俊平は気がついていない。ついに、ポキッと折れたのはコンクールの決勝の日だった。

響の気持ちに共感する声もあるが、それでも5年も思春期状態を続けているのは長すぎないか?という意見や天才に囲まれた人の心はわからないというような意見もネットで多くでていた。

そして、第5話で話題をさらったのは大輝役の宮沢氷魚の歌声だった。よく知られているが、宮沢氷魚の父親は「THE BOOM」のボーカルでシンガー・ソングライターの宮沢和史だ。NHK朝ドラ「エール」でロカビリー歌手役などでの出演はあったが、今回のドラマではトランペット奏者役だったので歌唱シーンがしっかりあることに驚きの声もあがっている。

2月18日に放送される第6話では、晴見フィルの存続の話に戻る。晴見フィルを潰したいと思っている市長の白石一生(淵上泰史)の娘が谷崎天音(當真あみ)のようなのだが、二人は本当に親子なのか?

俊平に狙いをつける魔性の女・瑠李を演じている新木優子は学生時代に吹奏楽部に所属していたという。役ではフルート奏者だが、実際に新木優子が担当していたのはトランペット。学生時代に憧れたフルートを演奏できると喜んだというが、トランペットとは大分勝手が違い、練習をつんだという。一番見てもらいたいのは晴見フィルの演奏シーンだという。役者たちが練習を重ねて奏でる音楽シーンも注目のポイントとなる。



■前回・第5話ネタバレあらすじ
俊平(西島秀俊)と志帆(石田ゆり子)が離婚することを知り、さらに俊平と瑠李(新木優子)の関係を勘違いした響(芦田愛菜)は、そのこともきっかけとなり、家出してしまう。

志帆のことが好きな古谷(玉山鉄二)も俊平と瑠李の関係を勘違いし、俊平を罵倒してしまう。

予想だにしない出来事に動揺する俊平は、志帆の元を訪ねる。しかし、そこには響は来ていなかった。志帆も響の行く先がわからない。そこで、2人は響のために協力し合うことにした。

響はあおぞらホールの倉庫だった。朝、出勤してきた大輝(宮沢氷魚)は響の姿をみて驚く。行き先がない響を実家の納屋に招いた。大輝の実家の納屋はトランペットの練習をするために趣味の部屋として改装してあった。大輝の家は父、母(竹内都子)やその父である二郎(西田敏行)、父方の両親と大勢が住んでいた。賑やかな食事の後、部屋に戻ると志帆から連絡があり、「男友達のところにいる」といって電話を切る。俊平からも何通も電話が入っていたが、全部無視していた。

そんな中、海(大西利空)はゲーム配信中に寝落ちしてしまう。海は登録者8万人いる動画配信者だった。海を起こしにきた俊平が謝って操作してしまい、海と俊平の顔が配信されてしまう。顔出ししていなかった海は怒りだし、家出してしまった。

うたカフェにいった俊平は二郎から響が大輝の実家にいることを教えてもらう。すぐに会いに行こうとする俊平に20歳になった娘にやることではないと反対される。

蓮(佐藤緋美)は大輝に「5年前に響の演奏をウィーンで聴いた」と話す。響が出場したコンクールの準決勝で最高の演奏をしたのだが、決勝を棄権したのだという。蓮は響の気持ちをおもんぱかり、緊張をずっと強いられた演者としてのピークを10代で迎え燃え尽きたのではないかと話した。

海は学校で谷崎天音(當真あみ)と話す。晴見フィルのコンサートの模様をアップしたことなどを話すと、前夜、父親に言い過ぎたことを話す。結局、父親のことが好きなんだねと言われると、自分ではなく俊平が好きなのは響だという。父親にべったりだったのだと。子どもの頃からバイオリンを頑張ってきた。それは父親の指揮で演奏がしたいからなのだと。ただ、子どもの頃は簡単に優勝していたコンクールで勝てなくなってきた。演奏者には努力では追いつかない化け物がいるといって、自分を追い詰めて言ってしまった。ただ、俊平は自分の音楽に夢中でそんな響の変化に気がつかなかった。追い詰められて心が壊れ、コンクールの決勝を棄権した。優勝すれば俊平の指揮でコンサートができることになっていたのだが。

響が大好きな柳亭小痴楽(柳亭小痴楽・本人)が寄席に出るために晴見市にやってきた。偶然あった俊平は響のためにサインをもらう。小痴楽は寄席のあと、うたカフェで一席設ける。昔、二郎と意気投合して以来、近くまで来るとうたカフェに来てくれるのだという。そのことを大輝から聞いた響はいそいで家に帰って着替えを済ませ、うたカフェにゆく。

小痴楽の話を聞いた後、大輝達は即興で演奏する。帰り道、響は大輝に自分が家族を壊したという。俊平と共演するには自分の力は足りなかったと。そんな響に大輝は「これからもっと楽しいことがある」という。その姿を俊平は見ていた。そして響に「帰ろう」という。響も大人しく帰ることにした。家の前につくと海が帰ってきていた。さらに家に入ると志帆が鍋を作って待っていてくれた。海はうれしさで少し涙ぐんだ。

天音は豪華は家で音符を読んでいた。そこに父親が帰ってきた。父は市長の白石一生(淵上泰史)だ。



■第6話あらすじ
あおぞらホールの閉館が早まり、おまけに市側は今後一切、晴見フィルの新規イベントは受け付けないと言う。練習場所もちゃんとした舞台も失ったまま、晴見フィルは解散することになった。

落ち込む団員たちに小村(西田敏行)は、恒例行事の梅まつりで、ゲリラ的に、最後のコンサートを開いてはどうかと提案する。古谷(玉山鉄二)を中心に、市側にバレないようにコンサートの準備を進めていく。

そんな時、響(芦田愛菜)はホールのオーディオルームによく来ている富子(白石加代子)から、題名のわからない曲があると相談される。

TBS 2024年1月スタート。毎週日曜日21時放送「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」。出演:西島秀俊、芦田愛菜、宮沢氷魚、新木優子、石田ゆり子、玉山鉄二、津田寛治、西田敏行、満島真之介、當真あみ、大西利空ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@maestro_tbs」。

TBS「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」番組公式サイト

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