NHK「御史とジョイ」第14話:テギョン(2PM)、“テソ”から明かされた衝撃の事実に驚愕!
NHKBS、BSP4K(日曜21時~)で2024年3月10日放送の第14話「陰謀」では、テソとドスが生後間もなく取り違えられていたことが分かった。このあらすじと見どころを紹介、NHK番組サイトで予告動画が視聴できる。
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:韓国語)| 字幕放送有り]
「御史(オサ)とジョイ」は、ひょんなことから王の隠密捜査官“暗行御史(アメンオサ)”になった美食家のお坊ちゃまと、離婚を決意し幸せを探して突き進むバツイチ女性のドタバタ捜査記録を描くラブコメ時代劇。「御史とジョイ」を2倍楽しむ】では、時代背景や各話のあらすじと見どこと、キャスト、メイキング映像などまとめている。
■キャスト⇒キャスト・登場人物・画像付で紹介
ラ・イオン役:オク・テギョン/2PMテギョン
キム・ジョイ役:キム・ヘユン
ユクチル役:ミン・ジヌン
クパル役:パク・ガンソプ
パク・テソ役:イ・ジェギュン
世子役:イ・ジュニョク(特別出演)
ほか
※以下、ネタバレが気になる方は※豆知識や「見どころ・感想など」をご覧になり、あらすじは視聴後の確認にどうぞ。
■第14話「陰謀」
(c) STUDIO DRAGON CORPORATIONイオン(テギョン)の祖母チョ夫人(ヤン・ヒギョン)は、かねてよりイオンの結婚を望んでいたが、嫌がるイオンは、婚姻する代わりに科挙を受けたという経緯があった。その後も世子(イ・ジュニョク)を補佐するからと理由付けして独身を貫いてきた。イオンの結婚を諦めきれぬチョ夫人はかつて「寡婦(未亡人)でも構わないから連れて来い」とイオンに言った言葉を思い出し、小生意気なジョイ(キム・ヘユン)の身辺調査をさせる。
一方、外知部スンユル(チャ・ハギョン)は、ジョイへの複雑な思いの中、寡婦のジョイが、両班のイオンと結婚できる方法を伝授する。それは「拾妾の現場に居合わせた人を証人にして、イオンを訴える」ことだった。事実、離婚直後の明け方にジョイはイオンと出会っていた。しかしそれは険しい道。それより自分を花の道を歩かないかと求愛する。ジョイはこれを冗談にして気づかないふりをする。イオンを訴える気もなかった。
※拾妾(スプチョプ):離縁された後、明け方大通りに行き、最初に出会った男に拾われ妻となること。詳しくは3話「豆知識」で。
イオンは捜査で江華島へ行く前に祖母に「どうしても婚姻しろと言うなら、相手はジョイ以外にはない」と念押しする。
そんな折、ジョイは、ある高官の仕立ての依頼を受ける。その依頼内容には、足袋の内側に小袋を縫い付けるようにという、不思議な注文がついていた。
その頃、ジョイに体よくフラれたスンユルだが、幼なじみとしてジョイの力になりたいと考えた。そこでコリ島へジョイの母ドクボン(ぺ・ジョンオク)に会にいった。ジョイのためにも朝鮮を発つつもりだと言うドクボンに、ジョイを助けてくれる恋人ラ・イオンがいると話す。彼は元暗行御史で彼が捜査している事件の捜査に協力してほしいと頼んだのだった。
一方、連日父ナ・ヨンギュンを捜していたグァンスンは、ジョイとビリョンにも打ち明け、父がいると聞いた寺に一緒に行く。そこでユクチル(ミン・ジヌン)とクパル(パク・ガンソプ)に出くわし、父がテソ(イ・ジェギュン)に殺害されたと聞く。グァンスンはかつて父の様子から、父は世子を毒殺していないと証言し、毒殺犯が別にいると気づく。
その頃、テソは自分を看病してくれる女人から衝撃の告白を聞く。テソとドス(チェ・テファン)は同時間に生まれた異母兄弟。実は使用人だった女人は自分が産んだドスと嫡男テソをすり替えたのだった。父パク・スン(チョン・ボソク)に認められるために悪事まで働いてきたテソは、スンの罪の証拠となる文書を持って出ていく。
江華島に出向いたイオンは、謀反に加担したコクォド商団の跡地をパク・スンが取り壊して息子ドスのために別荘を建てているという噂話を耳にし、スンが江華島まで掌握したと驚く。ジョイから受け取った『火薬売買帳簿』を思い出したイオンは、島にテソに協力した人物がいるはずと考える。
その時、テソを見かけたイオンは後を追い、漢陽に連行しようとするが、テソは「父(パク・スン)に伝えることがある」と錯乱状態。世子殺害犯だと思っていたテソからイオンは意外な話を聞く。テソとドスは生後間もなく取り替えられ、テソこそが嫡男だったと明かしたのだ。話を最後まで聞いてくれたイオンに、テソは平等を願う世子の言葉を聞いて毒薬を出せず、ドスが毒薬を出したと明かした。テソは「自らの罪を認めて漢陽へ行く」と、持っていた治腫医とパク・スンが交わした書状の誓約書を渡す。
一方、漢陽では足袋の内側に小袋を縫い付けた品を届けに依頼人の屋敷に出向いたジョイは、そこがパク・スンの屋敷だと気づく。
■見どころ・感想・豆知識・鑑賞ポイントなど
冒頭、世子とイオンの兄弟のように仲睦まじい様子が描かれる。だがその時、世子が胸の傷がチラリと見えるシーンがある。これが毒の冒され始めた兆候?
チャ・ハギョン(VIXXエン)が演じた外知部スンユル。今回ジョイに告白してあっさり断られたが、幼なじみとしてジョイを助けてやろうとするとはなかなか好人物だ。次回予告では、ドクボンが捜査に協力する様子も描かれ、スンユルのお手柄だ。
今回明かされた「テソこそが嫡男」と言う衝撃の事実。今さら知ってもテソの人生をやり直すことはできないが、パク・スンはこの事実を知ったとき、どうするのか?
そしてジョイとイオンのロマンス。共に独身を貫こうとする2人だが、はたして2人は「婚姻」と言う形に行きつくのか?こちらも大いに気になるところだ。
原題:어사와조이
制作:2021年 韓国
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:韓国語)| 字幕放送有り]
◇NHK「御史ジョイ」番組サイト
2023年12月3日スタート 日曜21:00-22:00
◇トレーラー
◇公式サイト
【作品詳細】「御史とジョイ」を2倍楽しむ】