韓国ドラマ「財閥 x 刑事」第13−14話：アン・ボヒョンの家族の秘密と陰謀が次々と明らかに

ディズニー公式動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」にて、3月15日と16日に独占配信を開始したアン・ボヒョン主演「財閥 x 刑事」第13−14話では、イスの実家に関わる新たな事件が勃発。財閥らしいドロドロとした展開に新たな秘密が明らかになり最終回へのラストスパートを飾った。

●【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】

「財閥 x 刑事」は、世間知らずの財閥の御曹司が捜査1課の刑事になって、金持ちは金で抑え、バックグラウンドのある者はより大きなバックグラウンドで抑え込み、犯人を捕まえる捜査劇を描くコミックアクション捜査劇。



■第13話あらすじ
財閥 x 刑事父ヒョンジュン（クォン・ヘヒョ）の汚名が晴れ、警察署長に復帰したことで束の間の和やかなムードに包まれる捜査チーム。しかし、直後にイス（アン・ボヒョン）の実家の庭先で変死体が発見され状況は一変した。被害者のデフン（ホン・ソジュン）は多額の負債を抱え、山に呼び出されて何者かに刺された後、屋敷の門を越えたところで息絶えていた。デフンの通話記録の一番最後が兄スンジュ（クァク・シヤン）だと知ったイスだが、父ミョンチョル（チャン・ヒョンソン）の出版記念会で出会っただけだという。

選挙を控えたミョンチョルはこのスキャンダルで大打撃を受け、便乗するようにイスが婚外子であることが報じられるとイスは深く傷ついてしまい、息子を気遣うミョンチョルに対しても厳しい言葉で拒絶してしまう。

新たな容疑者が判明し、尾行したガンヒョン（パク・ジヒョン）らだが、現場に置かれていた車からは拉致されたと思しき女性が発見され、被疑者とともに捕らえられたもうひとりの人物は兄スンジュだった。



■第14話あらすじ
財閥 x 刑事新たな容疑者ヒョンべ（キム・ユンソン）を逮捕した捜査チーム。拉致されていた女性はミョンチョルの正妻でスンジュの母であるヒジャ（チョン・ヘジン）の友人で娯楽場を経営するミヨンだった。現場にいたスンジュは、ヒジャが過去の浮気のことで被害者から脅迫を受けていたことを明かした。

ミヨンはデフンを牽制するためにヒョンべを利用したものの、選挙を前にしたミョンチョルのスキャンダルで一儲けしようとしてミヨンを裏切り拉致していたのだった。共犯だった弟の出国が済んだことでヒョンべが自供を始め、事件は終結したように思えたが、どこか胸のつかえが取れないイスら。スンジュはヒジャが殺人を教唆したのではないかと問いただす。彼は死んだデフンが自分の実の父親であることに気づいていた。同じくこの事実に気づいたイスだが数少ない理解者である兄が事件に関連していることを恐れて、ガンヒョンの励ましも虚しく辞表を出して警察署を飛び出してしまう。しかし、自宅に戻ったイスはひょんなことから過去の記憶を取り戻し、抗うつ剤を過剰摂取して自殺したはずの母親が薬を持っていなかったことから、他殺を疑い始める。

イスが向かった別荘に先に着いていたのは父ミョンチョル。彼は家族のスキャンダルの責任を取って市長選挙からの辞退を発表した直後だった。父に対して厳しい言葉をかけて別荘を出ていくイス。しかしそれが親子の最後の会話になってしまった…。



■見どころ
物語も終盤を迎え、いよいよ本格的にイスの家族にまつわるエピソードが始まった。被害者がヒジャらを脅迫したために、殺害されたことが明らかになり、スンジュが現場で逮捕されたことで緊張が高まる中、第14話では、被害者がスンジュの実の父親であるという衝撃の展開に突入。更にイスの母親が自殺ではなく他殺だったという展開に続き、なんと父親まで死亡するというどんよりとした展開に。

スンジュとミョンチョルに血の繋がりがなく、愛人の子供として虐げられてきたイスだけが実はミョンチョルと直接血の繋がった息子だったことや、その事実に気づいた上でイスとの親子関係を修復しようとしたミョンチョルの努力も虚しく、別荘で飲んだ酒に毒が含まれていて、親子の和解が叶わないまま命を落としてしまうなど、ここへ来て財閥ドラマらしい家族事情のドロドロさが描かれた。イスの母親の死には正妻であるヒジャが絡んでいてもおかしくはなさそうだが、ミョンチョルを殺そうとしたのは誰なのか？

次週いよいよ最終回を迎えるわけだが、事件の真相はもちろん、政略結婚ならぬ政略就職で刑事となったイスは主を失った財閥の後継者となるのか、自分の居場所を見つけた警察署で刑事として活躍を続けるのか？ガンヒョンとイス、ジュニョンとジウォンのラブラインなどまだまだ気になるポイントは満載だ。

「財閥 x 刑事」は1月26日（金）よりSBSで放送を開始し、日本ではディズニー公式動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」にて独占配信を開始した。（全16話／毎週金・土曜日2話ずつ配信）

■スタッフ
演出：キム・ジェホン「悪鬼」「悪の心を読む者たち」
脚本：キム・バダ「マイネーム：偽りと復讐」

■キャスト
チン・イス役：アン・ボヒョン「太陽の末裔」「梨泰院クラス」「ユミの細胞たち」
イ・ガンヒョン役：パク・ジヒョン「財閥家の末息子」「ブラームスが好きですか」「ユミの細胞たち」
パク･ジュニョン役：カン・サンジュン「KBS ドラマスペシャル 2021－記憶のヘガク」
チェ・ギョンジン役：キム・シンビ「悪鬼」

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