【最終回】「不適切にもほどがある」古田新太の命がけのミュージカルに感動!第9話ネタバレと第10話あらすじ
3月22日(金)に「不適切にもほどがある」の第9話が放送され、市郎(阿部サダヲ)は残り1往復のタイムマシンに渚(仲里依紗)を乗せ、母親である純子(河合優実)に会いに行く!3月29日、最終回・第10話「アップデートしなきゃダメですか」が15分拡大で放送される。予告映像は番組公式サイトで公開されている。
脚本・宮藤官九郎、主演・阿部サダヲの「不適切にもほどがある」の第9話が3月22日に放送された。第9話はハラスメントの疑いを渚(仲里依紗)がかけられてしまう。職場で取材に応じた際、何気なく話したことを「自分のことを言っている」と勘違いした後輩・杉山ひろ美(円井わん)が査問委員会に訴える。ハラスメントを全面的に排除しようとしている栗田(山本耕史)は渚の反論もきかず、1ヶ月の休職をさせることにする。祖父である市郎(阿部サダヲ)や父のゆずる(古田新太)も納得できない。そんな時、渚が近所の人のゴミの捨て方を注意したところ、「上から目線」と言われてしまう。それをみたゆずるが体調の悪さを押して「俺の娘を社会の基準で決めつけるな」と歌うシーンは感動を呼んだ。
ちなみに、ミュージカルはコーラスラインのOneを元ネタにしたもので、合いの手には犬の鳴き声(ワン)が入り、渚を訴える杉山ひろ美役は円井わん、市郎はカラオケで山崎まさよしの「ワンモアタイムワンモアチャンス」を歌うなど、「ワン」づくしな話になった。
そして、週に1往復してきたタイムマシンがスポンサー企業が降りたことで後1往復しかできなくなる。そんな時、市郎はおちこむ渚を母親の純子(河合優実)に会わせようと昭和に連れて行くことにする。
3月29日に放送される第10話をもって、「不適切にもほどがある」も最終回を迎える。放送前にこれほどまで盛り上がりを見せると予想した人もそれほど多くない。毎話放送後に、ネットは盛り上がり、昭和世代だけでなくみなが昔を懐かしんだり、レトロなものに興味を抱いた。また、劇中にミュージカルで毎話のテーマを表現したり、「笑い」だけではなく、震災の現実を描いたりした。
最終回のゲストも発表になった。Rockon Social Club、NARITA THOMAS SIMPSONの成田昭次、小野武彦、宍戸開だ。成田はなんと31年ぶりにドラマ出演するという。正式な発表は3名だが、これまでもサプライズもあったことなどから、ほかにもゲスト出演があるのでは?と思われている。話題を振りまいたドラマはどんな幕となるのか?
■前回・第9話ネタバレあらすじ
社内報の記事を読んだ後輩・杉山ひろ美(円井わん)が渚(仲里依紗)の発言は自分に対するアウティングかつマタハラだ、と市郎(阿部サダヲ)に訴える。渚は特定の誰かについて話したわけではないとショックを受ける。しかし、杉山の気持ちは治まらず、ついに渚がパワハラ疑いで査問委員会にかけられてしまう。
そんな中、秋津(磯村勇斗)と市郎が「SCANDAL」へゆく。そこには昭和にいるはずのサカエ(吉田羊)がちょっと綺麗になって座っていた。どうしてそんな風になったかと訪ねると、市郎の同僚の安森(中島歩)と良い感じになったという。そんなさかえに「チョメチョメしたのか?」とずばり聞くと、いいところまで行った時、スマホに井上(三宅弘城)から問題が発生したと連絡がきた。市郎は純子とキヨシ(坂元愛登)が二人だけでいることを心配する。
その話をしていると、井上がスポンサー企業が降りたことでタイムマシンがあと1往復しか出来ないというのだ。
渚のパワハラについて、査問委員会が開かれる。市郎も出席して渚をかばおうとするが、杉山は弁護士までたててきていた。杉山が「妊活」を理由にスケジュールが立てられないときに「だったら、その週はいないものとしてシフトを組むから」といったことを問題視され、一ヶ月の休職の処分を言い渡される。杉山も休職していた。その場で渚は杉山に、自分は周りに助けてもらいながら頑張っていること、決して成功者ではないこと、そして杉山の見方だと話す。
渚の休職をしった八嶋智人(八嶋智人)はカニを贈ってくれた。渚、市郎、ゆずる(古田新太)では食べきれないのでサカエと井上も呼ぶ。みんなが昭和ネタで盛り上がる。渚が「昭和、行ってみたかったなぁ」と話す。
そのころ、昭和ではムッチ先輩(磯村勇斗)が渚にプロポーズをしていた。しかし、渚は「頑張ってください」といって立ち去った。
渚はゴミを捨てに行った際、近所の人のペットボトルの捨て方を注意する。すると逆ギレされて上から目線のパワハラだと言われてしまう。それをみていたゆずるは渾身の歌を歌い、渚を勝手に決めつけるなという。体長が悪いところで踊ったために救急車で運ばれてしまった。
市郎は純子に会いに行こうと渚を昭和につれてゆくことにする。
■第10話あらすじ
タイムマシンバスが運行できるのも残り1往復。遂に昭和に戻る決心をした市郎(阿部サダヲ)は、令和での身辺整理を着々と進めていた。パワハラの嫌疑をかけられ休職させられておちこむ渚(仲里依紗)のために最後の1往復と決めた市郎は、渚と共にバスに乗り込み昭和へ向かうのだった。
昭和に戻り、すっかり真面目な受験生となった純子(河合優実)に再会した。だが、変わったのは純子だけではなく、令和に馴染んだ市郎の内面もまたアップデートしていた。昭和マインド全開の中学校の在り様に疑問を持つ。
これから起こる自分たちの未来について思いをめぐらした市郎は行動にでる。
TBS 2024年1月スタート。毎週金曜日22時放送「不適切にもほどがある」。脚本:宮藤官九郎。出演:阿部サダヲ、仲里依紗、吉田羊、磯村勇斗、山本耕史、古田新太、三宅弘城、袴田吉彦、中島歩、河合優実、坂元愛登ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@futeki_tbs」。
◇TBS「不適切にもほどがある」番組公式サイト
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