「涙の女王」第6話14.1%で自己最高…キム・ジウォン、夫キム・スヒョンの離婚準備を知ってショック(ネタバレ)

03月25日08時00分ドラマ
画像:tvN「눈물의 여왕」HPより / Netflixシリーズ「涙の女王」Netflixで独占配信中

韓国で放送、Netflixでも独占配信したtvN土日ドラマ「涙の女王」第6話では、ウンソン(パク・ソンフン)によりヒョヌ(キム・スヒョン)がピンチに陥り、ヘイン(キム・ジウォン)にも離婚協議書の存在を知られてしまう。この回のあらすじと見どころ、視聴率などを紹介する。(ネタバレ)

この回の視聴率は、ニールセンコリア全国有料世帯基準14.1%を記録し、これまでの自己最高視聴率(4話13.0%)を更新した。前日放送された5話は11.0%だった。首都圏は15.2%まで数字を上げた。



【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】

「涙の女王」は、財閥クイーンズグループの3代目で、“デパート業界の女王”ホン・ヘインと、“スーパーマーケットの王子”ペク・ヒョヌとの結婚3周年の夫婦の悲しみの危機と奇跡のように再び始まる愛の物語。【「涙の女王」を2倍楽しむ】ではドラマやキャストの紹介、ネタバレあらすじと見どころ、視聴率や、関連動画、制作発表会動画・レポートなどまとめている。

■キャスト【相関図】
ペク・ヒョヌ(35歳)役:キム・スヒョン
ホン・ヘイン35歳)役:キム・ジウォン
ユン・ウンソン役:パク・ソンフン
 子役:イ・ジュウォン
ホン・スチョル役:クァク・ドンヨン
 子役:キム・ジュニ
チョン・ダヘ役:イ・ジュビン
※キャストと登場人物紹介
 ⇒メインキャスト(5人)編
 ⇒脇役(21人)・特別出演(5人)編



■第6話あらすじ
ドイツでヒョヌとヘインは夫婦の絆を取り戻し始めた。ヘインはヒョヌに「私が死んだら供養なんかしないで。景色の良いところでワインを飲みながら私のことを思い出して」と、自分が死んだ後にしてほしいことを次々と話す。そして「結婚前に書いた遺言書があるの」と告白し、「あなたに一文も行かない。でも作り直すわ。あなたと結婚したいから書いたの」と続けた。ヒョヌは「ありがとう。でも今は絶対にダメだ。君が完治したらそのときに」と涙をこらえた。2人は、その夜から別々の部屋で眠るのを辞めた。

翌日、ヒョヌはヘインに内証で、治療を断わったがんセンターの所長を訪ねて交渉し、ヘインは治療を始めることができることになった。

その頃、韓国ではウンソン(パク・ソンフン)がクイーンズ乗っ取り計画を進めていた。彼にはグレイス・コ(キム・ジュリョン)以外にも協力者がいた。スチョルの妻ダヘ(イ・ジュビン)だ。ダヘはウンソンをヒョヌの部屋に案内し、「ヒョヌとヘインはお互い好きなのに、どちらもそれを知らない。だから、いつも行き違ってしまう」と教えた。そしてヒョヌの弱点を探そうとするウンソンに、彼には弱点などないと言うが、ウンソンはヒョヌの金庫から『離婚合意書』を見つける。

ヒョヌがデータ復旧を依頼したドライブレコーダーにはイノシシ事件の日、ダヘが餌を撒く姿が映っていた。ところがデータの存在を知ったウンソンが手をまわしてデータを奪い店も閉店させる。グレイスは、ヘインの母ソンファ(ナ・ヨンヒ)に、ヒョヌから迫られてヘインの遺言状について話してしまった。それ以来、ヒョヌがスチョルとウンソンとの投資契約をことごとく反対していると吹き込んだ。

その頃、ドイツで幸せなひと時を過ごすヘインとヒョヌは初恋談義。「眺めるだけでも満足で、ついつい考えてしまう。顔を見たいために遠回りをした“バスの君”がいた」とヘインが明かす。2人は3年前の新婚旅行で橋につけた「愛の南京錠」を探したり、市場で食事をしたり、ヘインは憎まれ口をたたきながらも四葉のクローバーのキーホルダーを買ったりと楽しく過ごした。

注射療法の治療を開始したヘインは、ひとりの少年を見かけて思わず後を追いかける。ヘインがいなくなったと聞いたヒョヌは必死に捜しまわり、やっとヘインを見つけ抱きしめて落ち着かせる。

ヘインは「兄を見たの。9歳の夏休みにボートに乗ったとき、原因不明の事故で水中に沈んだ私を救おうとして兄が亡くなったの。母は長い間食事も、眠ることもできず、私のことも許さなかった。兄に申し訳なく思った」と、悲しい過去を打ち明けた。「君のせいじゃない」とヒョヌ、「わかってる。でも罪悪感は拭えない。兄の代わりに生きてる気がしたの」と言い、「死期が迫っているから兄が天使になって迎えに来たのかも」とヘイン。ヒョヌは「注射の副作用にはせん妄もある。幻覚だよ、治療の過程だ。病気に打ち勝つのは楽じゃない。でも乗り切るんだ」と、ヘインを慰めた。



韓国では、ウンソンがホン会長(キム・ガプス)にナポレオンの絵画をプレゼント。会長は感謝しながらもヒョヌが反対する仕事の話は丁重に断る。そこにソンチーム長による130億ウォンの横領の話が持ち上がる。額が大きいだけに検察が動けばホン会長も召喚される可能性が高い。さらに会長の書斎で盗聴器が見つかり、受信機を探したところヒョヌの部屋で見つかり、家族たちはヒョヌを疑う。ウンソンはナポレオンの絵画に仕込んだカメラでその様子を面白がってみていた。

ヘインは母からの電話でこれを知り、犯人がヒョヌだと聞かされるが、ヒョヌを信じる彼女は防犯カメラを見るようにと電話を切る。そしてヒョヌには「家からの電話は当分受け取らないで」と忠告する。

家族全員が見守る中、ヒョヌの金庫が開けられ『離婚合意書』が見つかる。ソンファはこれをヘインの携帯電話に転送し、ヘインはショックを受ける。その頃ヒョヌは、明日の治療の結果に不安がるヘインのために3年前の『愛の鍵』を見つけて写真に撮り、市場の四葉のクローバーを買い占めてヘインのもとへ。ヘインはヒョヌに離婚合意書を見せて「違うって言って。知らないって言って」と詰め寄るが、ヒョヌは「僕が書いた。先に言えなくてごめん」と認めた。



■見どころ、感想、視聴率
この回は多幸感あふれるドイツと多難な韓国との様子が交互に描かれた。

そんな中、ついにヘインの兄の死の真相がヘインの口から明かされた。その過程で「いつかあなたが死ぬときは、私が天使になって迎えに来てあげる」とヒョヌに話すが、これにはヘインがヒョヌを愛しているという意味も込められている。またエピローグではヘインの“バス停の君”の正体も明かされる。

ドイツではキム・ジウォンとキム・スヒョンの流ちょうな英語もたっぷり聞ける。特にがんセンターの所長との会話では、キム・スヒョンの見事な英語の早口&長ゼリフに驚く。

韓国ではダヘがウンソンと同じ養護施設で育ち、年齢もスチョルより5歳年上だと分かった。ホン会長が施設を訪問した日、子供だったヘイン、スチョル、ウンソン、ダヘは出会っていた。スチョルの良妻ダヘは、実は大酒飲みでヘビースモーカーだった。

さらに、ボムジャ(キム・ジョンナン)が依頼した調査結果からモ・スルヒ(イ・ミスク)の正体が、30年前に死んだとされているオ・スニョンだと分かった。スニョンは死亡3年前に姦通罪で捕まり、1990年8月に刑務所で男児を出産していた。ホン会長の部屋でわざとらしく盗聴器を発見したのも彼女。モ女史もまたウンソンの仲間?それどころか彼女が産んだ男児がウンソンの可能性もあり得る。

tvN新土日ドラマ「涙の女王」は毎週土・日21時10分に放送、その後Netflixを通じて独占配信される。第7話は30日放送、配信。気になる予告はYouTubeでも視聴できる。

YouTube|눈물의여왕 EP.7

tvN HP
YouTube|Netflix「涙の女王」オフィシャル予告編

kandoratop【作品詳細】【「涙の女王」を2倍楽しむ】