「青春ウォルダム」第8話あらすじ:パク・ヒョンシクvsユン・ジョンソクの打鞠試合、『宋家滅○』最後の一文字判明

03月26日22時40分ドラマ
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韓国時代劇「青春ウォルダム~運命を乗り越えて~」(全20話)の第8話では、国巫の口から四方案事件の最後の一文字が明かされるが、ミン・ジェイ(チョン・ソニ)が絶体絶命の危機に瀕する。この回のあらすじと見どころ、豆知識など紹介する。本作はLeminoにて全話独占配信中で、4月7日からはNHKBSなどでも放送する(放送予定など)。
【Leminoで独占配信の韓国ドラマ】



「青春ウォルダム」は不可解な呪いにかけられた孤独な王世子と、一家殺人の濡れ衣を着せられた天才少女とのロマンス時代劇だ。【「青春ウォルダム」を2倍楽しむ】では、時代背景やキャスト、モデルとなった実在人物、ネタバレあらすじと見どころ、豆知識などまとめている。

■キャスト【相関図】【メイン6人徹底紹介】【その他】
イ・ファン役:パク・ヒョンシク
ミン・ジェイ[チェイ]/コ・スンドル役:チョン・ソニ
チャン・ガラム[カラム]役:ピョ・イェジン
ハン・ソンオン役:ユン・ジョンソク
キム・ミョンジン役:イ・テソン
チェ・テガン役:ホ・ウォンソ
 ほか

※以下、あらすじはネタバレですので、気になる方は見逃したときなどの参考に、見どころと豆知識を参考にしてください。

■第8話あらすじ

世子からの謝罪


思いの丈世子ファンの悪口を行ったチェイ/ジェイ=内官スンドル。なおも腹の虫がおさまらないチェイは、「信頼だけは最後まで守るべき(無信不立)」「君子は近くの者を失わない(不失其親)」などファンに説教を垂れた。素直に聞いたファンは「約束通りにお前を信じるべきだった。私は器が小さい。悪かった」と謝るが、ソンオンの気持ちを考えると、チェイを東宮殿に戻すわけにはいかなかった。秘密の部屋のある書庫にも近づくなと言ってチェイを失望させた。

翊衛司vs兵曹の打鞠大会


王宮では月に1度の兵曹と翊衛司との恒例の打鞠大会が行われる。ファンが腕を怪我するまでは翊衛司が優勢だったが、ファンが出場しないこのごろはソンオンの活躍で兵曹の勝ちが続いている。ソンオンファンのハヨン公主(チョン・ダウン)はもちろん兵曹を応援。東宮に復帰させてくれなかった恨みでチェイも兵曹に3両賭け、ソンオンにも兵曹を応援すると伝える。それを聞いたファンは自ら出場することに。

ついに開戦!両チームリーダのファンとソンオンの活躍で互角の勝負。チェイと犬猿の仲のテガン(ホ・ウォンソ)は、先日まで東宮の者だったチェイが大声で兵曹を応援するのが気に食わない。しかし声援とは裏腹にチェイの視線はファンに釘付け。ソンオンのラフプレーともとれる時には声を上げてしまう一幕も。2人は君臣関係を離れて激闘し得点は5対5の同点、試合はサドンデスに持ち込まれ、ファンが1打を決めて翊衛司チームの勝利。思わずチェイに笑みがこぼれた。

激戦のあと、ファンとソンオンは互いの健闘をたたえ、ソンオンは「全力を尽くしても世子にはかないませんでした。でもそれが世子への誠意だと受け取ってください」と忠心を示した。そして公主に応援を感謝し、チェイには「兵曹を応援しながらも目は世子を追っていた」とガッカリ感を示した。

その夜、ファンはチェイがソンオンの兵曹を応援したことが心に引っかかっていた。チェイもまた、試合の後にソンオンから言われた言葉が気になっていた。

白髪の法師と牡丹のお香


同じころ、萬研堂に帰ったチェイは、カラムから、ミョンジンの師匠の法師(チョン・インギョム)に紹介されたが、ヨン(キム・ウソク)がその法師にお布施をしていたことを思い出し、話を聞こうと後を追ったが姿が見えなくなったと聞く。

マンドクの酒幕に『故郷に帰る準備をしろ』の矢文がまた柱に刺さった。妻ポクスン(イ・ミンジ)はそれを夫マンドク(キム・ギドゥ)に見せなかった。チェイとミョンジンは国巫の家にあった牡丹の花のお香について調べ、身毒国(インド)ではこのような方法でお香を作ると分かったが、日本でそれをする香師は他界していた。

鞠問の場で明かされた『宋家滅李』


王宮では鞠問(※)が開かれる。国巫は「呪いの書」と呟く。四方案事件の“宋・家・滅”に続く最後の文字を問われると、“李”だと明か、「幽霊は王室に告げる。これを肝に命じろ…」と話し出す。ファンは国巫の言葉が『呪いの書』の書き出しと同じだと気づき、すべての事件を繋がっていたと確信する。その時、稲妻が光り国巫は「無念の死を遂げた碧川(ピョクチョン)の民の恨みを忘れない宋家が戻ってきた。幽霊になったが、私の魂は王位についている。宋家が李家を滅亡させ、この国の王になるのだ。呪いは始まった」と絶叫し、王の目前で懐から出てきたマムシにかまれ絶命する。

※鞠問(クンムン):重罪人を王が自ら取り調べること。

鞠問の様子を姉のハヨン公主とのぞき見したミョンアン大君(イ・ハンビン)は恐怖のあまりおもらししてしまう。その時、再び雷鳴がとどろき、国巫が語った呪いを暗示するかのように、李(すもも)の木に落雷し燃える。ファンは、自分とチェイが同じ者たちに陥れられていると勘付き、テガンにチェイを呼ぶよう命じる。

同じとき、市場では空に上がった巨大な天灯が破裂し、『宋家滅李』と記された赤紙が舞い落ちる。怪しい黒装束を見つけたチェイとカラムが追いかける。チェイが路地に追い込んだ時、不意を突かれたチェイは男から矢を向けられる。



■見どころと感想など
この回は、前半は兵曹(軍部)vs翊衛司(世子の護衛)による手に汗握る打鞠大会、後半は国巫を裁く不気味な鞠問の様子が描かれた。

打鞠大会ではファンとチェイが、本人たちが意識をしない中で互いにひかれあう姿が見て取れた。そして“内官スンドル”がチェイだと気づいていないはずのソンオンの参加で、早くも三角関係を感じさせる一幕も。

一方、後半の王による裁き(鞠問)では、マムシが登場する何とも不気味な展開となった。最後の一文字が“李”と明かされたとき、李(すもも)の木が落雷により燃えるが、Netflixシリーズ「魅惑の人」11話でも不吉な前兆を示す演出として落雷で気が燃える場面が登場する。

ところで、今回も密書のやり取りがあった。密書を取り出した翊衛司が国巫の獄舎に袋を投げ込んだ。おそらくその者が、使いの者を殺してチェイの家に贈り物を届けた人物。高身長で翊衛司…とくればテガンを思い浮かべた人も多いはず。しかし密書を取りに行った時に、テガンは打鞠大会に出場している。果たしてその正体は?

今回は他にもミョンジンの縁談相手である吏曹判書の三女が現れ、「縁談を断ってくれ」と頼む場面がある。ミョンジンを散々こき下ろした後、彼が都で婚姻相手として誰よりも嫌がられているという事実をミョンジンに突き付けた。カラムとチェイが必死に慰め、嫁に立候補して傷口に塩を塗る。カラムが女だと知ったとき、ミョンジンはどうする?

tvN公式YouTube予告動画

NHK「青春ウォルダム」
 BSP4K 4/7(日)21時、BS 4/12(金)[(木)深夜24時25分]スタート!

【作品詳細】【「青春ウォルダム」を2倍楽しむ】
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