NHK朝ドラ「虎に翼」伊藤沙莉は母・石田ゆり子の応援も得て、大学へ進学する!第1週あらすじと第2週予告

04月05日08時39分ドラマ
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シンヤマザキのアニメとyurinasia振り付けのダンスで憲法14条を表現する、米津玄師の曲に合わせたオープニング映像も評判!寅子(伊藤沙莉)の運命が動き始めた!NHK朝ドラ「虎に翼」の第2週「女三人寄ればかしましい?」(4月8日~12日)のあらすじとみどころを紹介!予告動画は番組公式サイトに公開されている。

日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子をモデルにした「虎に翼」の第1週が4月1日から放送された。ドラマのスタートは寅子(伊藤沙莉)が女学校を卒業しようとしているところからなので、子役ではなく伊藤沙莉が演じている。伊藤沙莉演じる猪爪寅子の家族は、銀行員の父・直言(岡部たかし)、女の幸せは結婚にあると考え寅子の見合いに熱心な母・はる(石田ゆり子)、寅子の親友の花江(森田望智)と婚約している兄・直道(上川周作)、弟の直明(永瀬矢紘)の5人だが、家には書生の佐田優三(仲野太賀)がいる。



気が乗らない見合いに明け暮れるが、成果はでない。「対等」に信頼し合いたいと思うが、それを認めてくれるような人は現れない。そんな時、下宿人の・佐田優三(仲野太賀)に弁当を届けに行った大学で、教授の穂高重親(小林薫)と臨時講師の裁判官・桂場等一郎(松山ケンイチ)と出会う。彼らが寅子の人生を大きく変える。穂高教授は寅子に大学への進学を勧める。父の直言は賛成してくれるが、母のはるは大反対だ。令和目線でみるとはるの考えが古く、寅子に結婚ばかり押しつけることが理不尽に思えるが、昭和初期でははるの考えの方が一般的であった。

しかし、5日に放送された第5話で、事態は好転!甘味処で桂場と偶然あった寅子が大学進学をやめるように言われていることとはるは聞いてしまい、「私の娘の何がわかるの?」と怒り、振り袖を買うはずが六法全書を買ってしまう。これで母の応援も得ることができ、寅子の大学人生がスタートする。

なんとか「明律大学女子部法科」に入学できた寅子の学生生活が始まるのは8日から放送される第2週になる。出演者も女子部法科のメンバーが増える。華族令嬢・桜川涼子(桜井ユキ)、留学生の崔香淑(ハ・ヨンス)、最年長の梅子(平岩紙)、誰とも群れない山田よね(土居志央梨)たちが登場する。やっと大学に入学したが、世間の目は冷たい。さらに戦争への道が寅子たちを悩ませる時代へと向かってゆく。



【第1週(2024/4/1-4/5)あらすじ】
昭和6年・東京。女学校に通う猪爪寅子(伊藤沙莉)は父・直言(岡部たかし)、母・はる(石田ゆり子)から次々とお見合いを勧められる。女学校を出たら結婚し、子供を産み、家庭を守るのが当然とされていたからだ。特にはるは熱心に見合いを薦める。寅子は結婚だけが幸せとどうしても納得できない。やりたいことはないものの、結婚するのも何かが違うと同級生で親友の花江(森田望智)に話すと、「親不孝」と言われてしまった。三度目の正直と意気込んだお見合いの席で、寅子は調子に乗ってしまう。時事問題などについて自分の意見を言ってしまうと見合い相手は「分をわきまえろ」といって席を立ってしまった。

寅子がお見合いに苦戦する中、親友の花江は寅子の兄・直道(上川周作)との結婚準備を順調に進めていた。花江は在学中に結婚することが夢だった。寅子には女性が当然歩むべきとされる道がピンとこない。

そんな中、大学の夜間部に通う下宿人・佐田優三(仲野太賀)に弁当を届けに行った寅子は、教室から聞こえた「女性は無能力者」という言葉に思わず反応してしまった。寅子は、教授の穂高重親(小林薫)と臨時講師の裁判官・桂場等一郎(松山ケンイチ)と出会う。穂高は法律に強い関心を持つ寅子に「明律大学女子部法科」へ来いと言う。そこは、女性も弁護士になれる時代が来ることを見越した女性のための法律の学校だった。希望を見出した寅子は母・はるが実家に帰っている間に出願してしまう。

味方のはずの直言も頼りにならず、寅子ははるに女子部の話を切り出せない。そうこうするうちに花江と直道の結婚式が迫る。花江は式が終わるまでははるの機嫌が悪くならないことを祈っている。寅子に大人しくしていてと釘を刺す。寅子は、夢を叶えるために「したたかに」ふるまう作戦に出る。家事を手伝い、はるの機嫌もよくなってゆく。しかし、重要な場面で男性の横でスンッとしている女性の姿には納得できない。式では直言に頼まれて歌を披露する。男性陣は盛り上がっているが、女性は席についたままスンッとしている。その怒りを歌にこめると、大層盛り上がった。式が終わり、いよいよ寅子ははるの説得を決意する。そんな時、ホテルの廊下で穂高が歩いてきた。穂高は両親の仲人でもあったため、話しかけてきた。そして、寅子に「合格だよ」と教えてくれた。

穂高に出くわしたことで女子部への出願がはるにばれてしまった。娘に普通の結婚を望むはるは弁護士を目指すなど当然大反対する。必死に説得しようとする寅子に、はるは現実の厳しさを教え、明日改めて振袖を買いに行こうと提案する。

翌日、母との待ち合わせの甘味処で寅子は裁判官の桂場に再会する。母を説得する方法を尋ねると、「私も女子部進学には反対だ」と言われてしまう。さらに、母親一人説得できないとこの先優秀な男性と同じ土俵にあがっても無理だと言われてしまう。寅子は「母は優秀です」と、比較の対象のポイントがずれていることを指摘する。さらに、この二人の会話を聞いていたはるが怒って、桂場に「私の娘の何を知っているんですか」といい、啖呵をきる。

はるは振り袖を買う予定を変え、寅子に六法全書を買い与えた。寅子の大学進学が決まった。

【第2週(2024/4/8-4/12)あらすじ】
■第6話(月)
昭和7年。晴れて「明律大学女子部法科」に入学した寅子(伊藤沙莉)のクラスには女子の憧れの的の華族令嬢・桜川涼子(桜井ユキ)や留学生の崔香淑(ハ・ヨンス)らがいる。「女性に弁護士資格が認められる法改正はまもなく」という学長の言葉や、穂高教授(小林薫)との再会もあり、やる気に胸を膨らませる寅子。新入生案内が終わり、張り切る寅子に、山田よね(土居志央梨)は「ヘラヘラしてうっとうしい」と言い放つ。

■第7話(火)
華族の令嬢・涼子(桜井ユキ)、最年長の梅子(平岩紙)、留学生の香淑(ハ・ヨンス)とお昼を食べるようになった寅子(伊藤沙莉)だったが、誰とも群れない山田よね(土居志央梨)とは距離が縮まらないでいた。世間の風は冷たく、新聞は寅子たち女子部の新入生を面白おかしく取り上げる。そんな中、法改正が延期になるとの知らせが届く。動揺する中山(安藤輪子)を慰めようとする一同に、よねは冷たい言葉を浴びせる。

■第8話(水)
よね(土居志央梨)を尾行し、初めて法廷で傍聴することになった寅子(伊藤沙莉)。行われていた裁判は、離婚の決着がつかない夫婦の間で、せめて形見の着物を返して欲しいと妻が夫を訴えたものだった。妻には所有権がないことを知って憤る寅子は、帰宅後に優三(仲野太賀)を質問攻めにする。なぜ結婚した女の財産は夫の管理下に置かれるのか。女性が置かれる理不尽な立場を認識した寅子は、「結婚」にますます懐疑的になる。

■第9話(木)
傍聴した裁判について尋ねた寅子(伊藤沙莉)に対し、穂高(小林薫)は皆で議論してみるよう促す。暴力を振るう夫からなんとかして着物を取り返す方法を懸命に考える寅子、涼子(桜井ユキ)、梅子(平岩紙)、香淑(ハ・ヨンス)。寅子と同じように憤りを感じていたよね(土居志央梨)も今回ばかりは一緒に頭を悩ませていた。裁判の結果が気になる寅子たち女子部の面々は判決を見届けるため、課外授業として裁判所に向かう。

■第10話(金)
判決の日。寅子(伊藤沙莉)たちの予想は外れ、妻が着物を取り戻すことが認められる。大喜びする女子部の面々だったが、よね(土居志央梨)だけは「甘い」と怒りを隠さない。裁判には確かに勝ったが、あの女性の受ける扱いは変わらない、と言うよね。寅子は、着物を返還された妻・峰子(安川まり)の「離婚裁判は続くが、最後まで戦う」という言葉に、「法律は盾のように人を守るためのもの」だと考えるようになる。

■スタッフ他
脚本: 吉田恵理香
主題歌:米津玄師「さよーならまたいつか!」
語り: 尾野真千子
出演:伊藤沙莉,石田ゆり子,岡部たかし,仲野太賀,森田望智,上川周作,土居志央梨,桜井ユキ,平岩紙,ハ・ヨンス,高橋努,松山ケンイチ,小林薫,田中要次,筒井真理子 他

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHK朝ドラ「虎に翼」番組公式サイト
NHK朝ドラ「虎に翼」番組公式Twitter @asadora_nhk
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