WOWOW「朝鮮弁護士」第13-16話(最終回):復讐に始まり、夢で終わった…花が散る~私の願いは

04月05日19時00分ドラマ
(c)2023 MBC

ウ・ドファン待望の除隊後復帰作として話題になった法廷ロマンス時代劇「朝鮮弁護士」(全16話)WOWOWにて4月12日(金)、4月19日(金)2話連続で放送、配信の第13話~第16話(最終回)のあらすじと見どころを紹介する。

※1週空いて5月3日からは、ナムグン・ミン×アン・ウンジン主演で贈る、丙子の乱の兵火の最中に繰り広げられる恋人たちの物語と、苦しみの中で希望を見出す人々の物語を描く本格時代劇「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」を放送する。



「朝鮮弁護士」は、亡き両親の復讐を心に秘めながら民を助ける破天荒な弁護士と身分を隠して暮らす先王の娘との恋と成長を描く法廷ロマンス時代劇。ウ・ドファンは本作で2023 MBC演技大賞・ミニシリーズの最優秀演技賞(男性)受賞した(2【授賞式動画と受賞者まとめ】)。【「朝鮮弁護士」を2倍楽しむ】では、時代背景やキャスト紹介、各話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などまとめて紹介している。

■キャストキャスト8名を画像付きで紹介
カン・ハンス役:ウ・ドファン
イ・ヨンジュ役:キム・ジヨン
ユ・ジソン役:チャ・ハギョン
ユ・ジュセ役:チョン・ホジン
イ・バン役:イ・テゴム
ウンス役:ハン・ソウン
 ほか

■第13話「花が散る」
ジソンから、院相がハンスの父親を殺した敵であると聞かされたウンスは、院相を信じて従順に尽くしてきたこれまでの日々を思って涙ながらに怒りを爆発させる。その頃、旅閣にはヨンジュ王女を案ずる大王大妃が来ていた。偶然居合わせたハンスは大王大妃の言葉を聞き、ソウォンが自分を助けるために婚姻を決めたことを知る。王女としての決意を語るソウォンに、ハンスは婚姻をやめ、以前自分と交わした約束を守るように言う。

第13話では、世話になった院相ユ・ジェセへの恩返しのために、女の身を使ってまで協力してきたウンスが、騙されたことに気づく。ジソンも父を止められないことに絶望する。やりきれない思いを酒に紛らわせてジソンが向かう先はウンスの酒店。今のジソンを温かく出迎えてくれるのは彼女しかいない。ウンスのお陰で片想いの辛さや多くのことを知った。ウンスにとってもジソンだけが心の拠り所だった。2人のそれぞれ叶わない恋心、そして父の蛮行のために跪いて謝るジンソがあまりにも辛い。ウンスを演じたのはハン・ソウン。4月7日よりNHKBS4Kなどでスタートする「青春ウォルダム 呪われた王宮」にも登場する。
※この回のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などと一緒に13話詳細で紹介している。


■第14話「花が散る」
朝鮮弁護士(c)2023 MBC兄妹の対面は牢獄だった。自分の罪を認めて何度も謝るウンスと、父さんみたいな無念な死に方はさせないと、妹に強く誓うハンス。ハンスは牢を出ると院相の元を訪ね、ソウォンもまたウンスを救うために王の説得を試みる。ウンスと関係のあった右議政イム・サンホは、ウンスとの信義の証しである入れ墨に焼きごてを押し当てて焼き消そうとするが、それを見たウンスは、右議政は自らの寿命を縮めていると謎めいたことを言う。

院相ジェセのあまりにも悪行ぶりに吐き気をもよおす。そんなジェセに恩義を感じ恐ろしい手口で官吏たちからジェセのために情報収集していたウンス。入れ墨の「恩」の字が辛い。ウンスを守るために看守に成りすますドンチ。彼はずっとウンスが好きだった。格子を挟んだ悲しい告白にも泣かされる。そしてあれほど人心を読むのに長けていたハンス!彼が痛恨のミスを犯してしまう。
※この回のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などは14話詳細で紹介している。


■第15話「婚礼の約束」
朝鮮弁護士(c)2023 MBC失意のどん底に落ちたハンスは昔の自分の発言を振り返る。思い出されるのは後悔することばかりで、やけ酒を飲んでドンチに八つ当たりしてしまう。その頃、ヨンジュは婚礼の準備を進めていた。大王大妃や民は院相の息子と王女との婚姻を喜ぶが、院相の表情は曇ったまま。おとなしい院相にヨンジュも一抹の不安を覚える。ある晩、ドンチが何者かに襲われる。ドンチがいないことに気付いたハンスはすぐに捜しに行くが…。

この回は冒頭からハンスの号泣にもらい泣き必至!ジソンのあまりにも清廉潔白ぶりは、清々しさを通り越して哀れだ。ハンスとヨンジュは院相への復讐で頭がいっぱい。ジソンの心痛を理解するのはやはりウンスだけ…ウンスの言葉が思い出される。ウンスの祭祀の後、立ち上がれないほど泣き崩れるジソンの姿がそれを物語っていた。ところで、心配なのはヨンジュの容態が心配だ。てっきり医者を巻き込んだ計画だと覆ったのだが…。
※この回のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などは15話詳細で紹介している。


■第16話(最終回)「私の願いは」
朝鮮弁護士(c)2023 MBC命懸けの闘いが始まった。ハンスに追い詰められて窮地に陥った院相は、最後の力を振り絞って王と大王大妃を相手に悪あがきをする。そんな父親の所業をそばで見てきたジソンは、初めて腹を割って親子の会話をし、自身の思いの丈を父親にぶつける。一方のヨンジュもまた、これが国と民のために院相を倒す最後の機会だと考えて人生を懸けた一世一代の大勝負に出る。ところがその過程で想定外のことが起きてしまう。

ジソンの名前は「善い志を持てと父ジェセが命名したものだった。“志善”どおりに育ったジソン。最初から最後まで救いのない可哀そうな役回りで、最後には正気をなくした父から名前も忘れられてしまった。そんな彼の救いは復職し、願いだった民のための政治の一端を担っていること。王は、独自性はあるが独裁者にならない王を目指し、ハンスも故郷に錦を飾り最愛のヨンジュと再会できた。
※この回のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などは16話詳細で紹介している。


WOWOW「朝鮮弁護士」サイト
 2024年3月1日-4月16日 金曜19:00-21:30 2話連続

【作品紹介】【「朝鮮弁護士」を2倍楽しむ】
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