「涙の女王」独走…「ワンダフルワールド」最終回&「7人の脱出2」、「世子が消えた」参入も勢い止められず

04月14日10時58分ドラマ
「涙の女王」「ワンダフルワールド」「世子が消えた」7人の脱出2」「捜査班長1958」

韓国では週末ドラマの視聴率争いが激しい。13日はMBC「ワンダフルワールド」最終回第14話が90分の拡大版でいつもより10分早くスタートしたために、tvN「涙の女王」との視聴率争いに注目が集まった。



「ワンダフルワールド」の金曜日は3週続けて11%を超える数字を叩き出しているが、「涙の女王」と重なる土曜日にはいずれも二けたには届いていない。それでも最終回前話となった12日(金)が全国11.4%、首都圏11.6%と自己最高を記録。両作品共に放送後にサブスクで配信もされるだけに最終回となる「ワンダフルワールド」が一矢報いるかもと注目が集まった。しかし「ワンダフルワールド」最終回の視聴率は全国9.2%、首都圏8.7%で、「涙の女王」は全国16.8%、首都圏18.5%から大きく引き離されてしまった。

「ワンダフルワールド」最終回はキム・ナムジュとチャウヌが共通の敵であるパク・ヒョックォンの罪を明かして逮捕させることで、長く続いた復讐にピリオドを打つという感動の結末だった。主役2人の流す涙が視聴者を大いに泣かせた(最終回ネタバレ)。

まだ4話とスペシャル2話を残している「涙の女王」11話は、キム・ジウォンが初めてキム・スヒョンへ愛の告白で感涙し、家族も彼女を重病を知り嘆きの涙を流し、やっと母ナ・ヨンヒとキム・ジウォンが心を通わせ感涙した。主役二人に加えて名優たちの涙の大合唱には最終回もかなわなかった。特にこの回は、本作を通じてカメレオン女優の名を手にしたキム・ジウォンが初めてキュートに甘える姿もみせ、キム・ジウォンが「涙の女王」を通じて新しい人生キャラクターを築いたと評価される理由を証明した(11話ネタバレ)。

このため、SBS金土ドラマ「7人の復活(邦題:7人の脱出 season2―リベンジ―)」も土曜日に放送された4話は2%台まで落ち、自己最低記録を作ってしまった。また、同日スタートしたMBN土日ドラマ「世子が消えた」は1.5%にとどまった。「涙の女王」と同じ曜日だけに今後も苦戦を強いられそうだ。

なお、「ワンダフルワールド」の後続作品であるイ・ジェフン主演のMBC金土ドラマ「捜査班長1958」は伝説的ドラマ「捜査班長」の前日譚(プリクエル)と話題になっているが、土曜日の視聴率への打撃は避けられないように思える。19日(金)スタートでどれだけスタートダッシュできるか、それとも「7人の復活」が「ワンダフルワールド」終了後に数字を延ばすのか、週末ドラマの2位争いはし烈になりそうだ。なお、「捜査班長1958」はMBCでの放送後、ディズニープラスで独占配信される。

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※クレジット
Netflixシリーズ「涙の女王」Netflixにて独占配信中

「ワンダフルワールド」「世子が消えた」ディズニープラス スターにて全話独占配信中/ⓒ SAMHWA NETWORS. All Rights Reserved.

「7人の脱出 season2―リベンジ―」Leminoで毎週月曜日および木曜日に最新話配信中

「捜査班長1958」ディズニープラス スターで4月19日(金)より独占配信開始/© 2024MBC. All Rights reserved.


tvN HP
YouTube|Netflix「涙の女王」オフィシャル予告編

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