キム・ジウォン“何度生まれ変わっても貴方といたい”「涙の女王」第12話視聴率20.7%でtvN歴代2位(ネタバレ)

04月15日09時30分ドラマ
画像:tvN「눈물의 여왕」HPより / Netflixシリーズ「涙の女王」Netflixで独占配信中

14日放送されたtvN土日ドラマ「涙の女王」では、ホン・マンデ会長(キム・ガプス)が亡くなり、ヒョヌ(キム・スヒョン)とヘイン(キム・ジウォン)と一家が屋敷に戻って来る姿が描かれた。
【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】

また、前回に続いてヘインの愛の告白や、注目が集まったキム・シンロクのカメオ出演もあったこの回の視聴率は、全国視聴率は20.7%、首都圏23.242%で、「愛の不時着」が最終回で記録した首都圏の23.249%に迫った。全国平均でも「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」の20.5%を抜いてtvN歴代2位となった(ニールセンコリア調べ)。

「涙の女王」vs「愛の不時着」視聴率比較グラフ
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「涙の女王」は、財閥クイーンズグループの3代目で、“デパート業界の女王”ホン・ヘインと、“スーパーマーケットの王子”ペク・ヒョヌとの結婚3周年の夫婦の悲しみの危機と奇跡のように再び始まる愛の物語。【「涙の女王」を2倍楽しむ】ではドラマやキャストの紹介、ネタバレあらすじと見どころ、視聴率や、関連動画、制作発表会動画・レポートなどまとめている。

■キャスト【相関図】
ペク・ヒョヌ(35歳)役:キム・スヒョン
ホン・ヘイン35歳)役:キム・ジウォン
ユン・ウンソン役:パク・ソンフン
 子役:イ・ジュウォン
ホン・スチョル役:クァク・ドンヨン
 子役:キム・ジュニ
チョン・ダヘ役:イ・ジュビン
 ⇒メインキャスト(5人)編
 ⇒脇役(21人)・特別出演(5人)編



■第12話あらすじ
倉庫事務所の防犯カメラでUNIT101のトラックを見つけたことから、裏金がクイーンズの屋敷の中に運ばれたと考えるヒョヌとヘイン。

雨が降り出し、ヘインを待たせて車を取りに行ったヒョヌは、ウンソン(パク・ソンフン)の車にヘインが乗り込むのを見て後を追う。猛スピードで逃げる車をどうにか止め、車を降りてヘインの元へ。ヘインは隣でハンドルを握るのがウンソンだと気づき驚く。車を降りるというヘインにウンソンは、「何と説明するの?ヒョヌと勘違いして乗ったと?それより俺と一緒に行くところがあると言った方がいいのでは?」と提案。結局、ヘインは心配するヒョヌに「偶然ウンソンに会ったの。家に招待されたんで祖父に会いに行ってくるわ」と嘘をつく。一緒に行くというヒョヌに「心配しないで、あとで迎えに来て」と何事もないかのようにウンソンの車でその場を去った。

二人が去った後、ヒョヌはウンソンから指示を受けたピョン社長に襲われるが、ヒョヌはうまく言いくるめて危機を脱する。

屋敷。ウンソンはヘインのために夕食の準備をさせるが、手を付けないヘインにペンダントを見せる。それを見て養護施設で犬に襲われそうになった自分を助けた少年がウンソンだったと気づくヘイン。だがウンソンは「最初に会ったのはもっと前。水難事故で君を助けたのは俺だった」と主張。そして「君に会ったのも、好きになったのも(ヒョヌより)俺が先だった。母は自分の秘密を守るためにあの日、養護施設に俺を捨てた。だから俺は何も言えなかった」と打ち明けた。

食事の後、祖父ホン・マンデ(キム・ガプス)会長と対面したヘインは、祖父からもらった録音機付きの万年室を部屋に部屋に置き、「伝えたいことを録音して」と告げて部屋を出る。そしてモ・スルヒ(イ・ミスク)と言い合いをしたヘインは、ウンソンを振り切って屋敷を出るが、出口が分からず広い敷地内で迷う。ヒョヌを見つけるが、また混乱して見間違えているのかと不安なヘインは「ヒョヌであってる?」と尋ねる。額の傷を心配するヘインに「何度も言ってるでしょ。3対1で戦っても動じないんだから」と自慢する姿にヒョヌだと確信する。

防犯カメラで2人の姿を目撃したウンソンは、ヒョヌが生きている事実に怒り狂う。そんなウンソンに「ヘインに利用されている」と言うスルヒ。「母さんに利用されてきたから慣れてる」と答えるウンソン。ヘインは、ウンソンを虐待したアメリカの養父母の死や、養護施設の消失やウンソンをイジメた院長の死が全て自分の犯行だったと告白し、「息子の邪魔をする者はたとえヘインでも放置しない」とスルヒの愛し方を教えた。



離婚して1人暮らししているマンションにヘインを連れていったヒョヌは、ここで気楽に暮らしてくると説明。すると「私がいないから?」と拗ねるヘインが、「私が死んだらどんな女性と付き合うの?」ととんでもない質問をする。驚くヒョヌに「イケメンで優しくて賢いのに威張らない。味噌チゲも上手に作る。最高の男。何度生まれ変わってもあなたといたい」と変化球で愛の告白。「そんなことを言われたらドキドキする」と照れるヒョヌ。

マンションで甘く幸せな一晩を過ごした2人。龍頭里(ヨンドゥリ)に戻る途中、デートスポットで車を止めたヒョヌは、ダイヤの指輪を取り出し、「復縁は大変だから、離婚の取り消しをしてくれない?」と提案。自分で指輪をはめたヘインは「私のサイズを覚えていたのね」と喜ぶが、「返品して」とヒョヌの提案を拒否。「なぜ?」と尋ねるヒョヌに、「昨夜、ウンソンとあなたを見間違えたの。記憶も混乱して自分がどこにいるかもわからなくなって、あなたの顔すらわからなかった。言ったでしょ。次の段階が来たらあなたのそばにいないと。それが思ったより早くやってきたみたい」と病状の悪化を打ち明けた。

そして、「今、夕日に照らされた素敵なあなたが本物のヒョヌなのか?これが現実なのか?はっきりしないの。だから約束もできない。ごめんね」と涙を流した。ヒョヌも、朝、ヘインがソファで眠る自分の顔を確かめるように指でなぞったのが、そのためだったのかと気づき、涙を浮かべる。

龍頭里の家に戻った2人は家族と対策会議。そこでヘインは祖父に会った時に、「戦争が始まったらうちに来て。防空壕に隠れて」と言われたと話す。それがパニックルームのことだと気づくも、家族のだれもその場所を知らない。その後、ヒョヌが親友の弁護士キム・ヤンギ(ムン・テユ)のつてで秘密の設計図を手に入れ、エレベータの中にパニックルームの入り口があると判明。さらにマンデが適切な治療を受けていないことを理由に、明日、全員で屋敷に乗り込むことに。

その頃、グレイスから裏金が屋敷の中にあるらしいと聞き出したウンソンとスルヒもまた、リンゴ箱1500箱にもなる量のお金をどこに隠したのか考え、ウンソンがパニックルームのことを思い出す。スルヒがその場所を聞き出そうとマンデの部屋に行き、驚く光景を目にする。実はマンデは時折正気を取り戻しており、飲まされた薬を吐き出して隠していたのだった。スルヒに見つかったマンデは、今の状況が生き地獄で天罰を受けていると、絶望する。

翌朝早朝、マンデは車椅子で階段から落ちるという極端な選択をしてしまう。計画通りに屋敷にやってきたヒョヌとヘイン一家は、マンデの死を知り驚愕。ボムジャ(キム・ジョンナン)は父の遺体に縋りついて号泣する。

ホン・マンデ死亡によりスルヒに対する委任状が無効になった。ヘインたち家族は悲しみに打ちひしがれながら再びクイーンズに戻った。家族はボムジュン(チョン・ジニョン)が胸に抱くマンデの遺影と共にエレベータに乗る。そしてヒョヌが手すりの秘密のボタンを見つけてスイッチを押すと…。



■見どころ
この回では、姿を消したチョン・ダヘ(イ・ジュビン)がゴヌ(ク・シウ)の実の父親から逃げて、スチョル(クァク・ドンヨン)のいる龍頭里にやって来るエピソードもえがかれた。持ち出した黄金の仏像を差しだしてスチョルと義父母にひざまずいて謝るダヘ。そんな彼女を罵倒してゴヌを「その子」呼ばわりする母ソンファ(ナ・ヨンヒ)に、「その子でなくゴヌだ。僕の子供だ!」とスチョルが男らしく受け入れた。

そして、ウンソンが水難事故でヘインを助けたのは自分だとヘインに伝えたが、エピローグで水中に沈んでいたヘインを救ったのが、子供海兵隊のヒョヌ少年だったことも明らかになった。

tvN新土日ドラマ「涙の女王」第13話は、4月20日21時20分に放送、その後Netflixで独占配信される。予告動画は以下で。

YouTube|눈물의여왕 EP.13

tvN HP
YouTube|Netflix「涙の女王」オフィシャル予告編

kandoratop【作品詳細】【「涙の女王」を2倍楽しむ】