「花咲舞が黙ってない」昇仙峡玲子(菊地凛子)が花咲舞(今田美桜)に宣戦布告!第2話ネタバレ第3話予告

04月21日08時00分ドラマ
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日本テレビ土曜ドラマ「花咲舞が黙ってない」(毎週土曜21時00分放送)4月20日放送の第2話ラスト、特命担当・昇仙峡玲子が宣戦布告!花咲舞の闘争心に火がついた。4月27日放送の第3話ではエリート行員の不祥事隠蔽が発覚。花咲舞の元カレ役で前野朋哉が登場する。予告動画は番組公式サイトで公開中だ。



池井戸潤原作のドラマ「花咲舞がだまってない」は、地位なし権力なし、怖いものなしの花咲舞(今田美桜)が、弱い立場の人々のために、銀行内の悪事に正面からぶつかっていく痛快爽快エンターテインメント作品。4月20日放送の第2話では、老舗コーヒーチェーン「白石珈琲」の情報漏洩問題解決に花咲舞が問題解決に奔走した。

今回は舞だけでなく、大のコーヒー好きである相馬健(山本耕史)もいつになくやる気を見せ、見事なコンビネーションで情報漏洩をしていたのが早期退職を迫られた“たそがれ世代”の行員・畑仲康晴(三宅弘城)であることを突き止めズバッと解決した。しかし銀行の不祥事は昇仙峡玲子により隠蔽される残念な結果に。ラストでは舞に対し「あなた一人がどんなに頑張ってもこの銀行は変わらない」と宣戦布告ともとれる牽制をかけてきた。それでも舞は「やってやろうじゃないですか」と玲子の挑戦を受けて立ち、第2話にして早くも舞と玲子が火花を散らした。

そして4月27日放送の第3話では、舞と相馬は歴代の部長や役員を輩出する名門店舗・銀座支店へ臨店する。ベンチャー企業の夢を利用したエリート行員の不祥事隠蔽に舞と相馬が傷を負う覚悟で立ち向かい、保身のために取引先を利用した行員に向かい「お言葉を返すようですが」と花咲節が炸裂する。さらに花咲舞の元カレ役で前野朋哉、ベンチャー企業の社長役で犬飼貴丈がゲストとして登場する。

■第2話ネタバレあらすじ
臨店班の花咲舞と相馬の元へシニア管理研修を終えた芝崎太一(飯尾和樹)が「これからの人生は自分で切り開いていかなければならない」とハシゴを外すような内容の研修に愚痴をこぼす。去年は参加者の畑仲康晴(三宅弘城)が逆上して大暴れしたと聞き、舞は少し気の毒になる。そんな中、赤坂支店で情報漏洩に関するトラブルが起きたので、様子を見て来るよう臨店に指示が飛ぶ。

取引先である白石珈琲の社長・白石吾郎(斉藤暁)が出店計画の情報漏洩を疑い、社員の口座に情報の見返りに謝礼金が振り込まれてないか調べることになった舞たち。経営難に苦しむ白石社長によると、白石珈琲は独自のマーケティングを武器に店舗を増やしてきたが、ここ数年、出店を計画していた場所に、ライバルのオマールカフェが先に出店するケースが相次いでいるという。このまま出店計画がうまくいかず赤字が続けば、夫婦で始めた1号店を手放さなければならない・・・。

白石社長の切実な訴えに、舞と相馬は力になりたいと調査を始める。そんな中、白石珈琲の融資担当者・八代(武田航平)を聞くうちに、舞は情報漏洩の犯人は白石珈琲の社員ではなく、東京第一銀行の行員ではないかと疑う。今度はオマールカフェ側から調査をするべく、舞たちは取引のある新宿支店の協力で、オマールカフェの本社へ。CEOの雲井英一郎(浜田信也)の鼻につく態度が気になりながらも、その場を後にした舞たちは、オマールカフェの本社に入っていく畑仲に遭遇する。

クレジットファイルからオマールカフェは畑仲が10年前に新規獲得した取引先であると気づいた舞。そして、オマールカフェの出店計画をメモしていた相馬。オマールカフェについて調査を始めた2人は、不動産からキングボトルコーヒーが出店しようとしていたところをオマールカフェが新店舗の土地を横取りしたという有力情報を得る。さらに、キングボトルも品川支店と取引があることがわかり、情報漏洩をしたのは、白石珈琲、オマールカフェ、キングボトル3社のクレジットファイルを見ることのできる人物である可能性が高くなる。

そこで舞たちは、八代に協力を仰ぎ、出店計画が提出してから臨店した人物を洗い出すと、検査部の畑仲が融資状況の調査を理由にクレジットファイルを閲覧していたことが判明。舞は畑仲を呼び出し、白石珈琲とキングボトルの出店情報をオマールカフェに流したか問い詰めるが、畑仲は「何の根拠もないのに人を疑うなんて失礼だろ!」と反論。だが融資部から白石珈琲のクレジットファイルを持ち出し、出店計画をコピーしている現場に舞と相馬が駆け付ける。

舞は畑仲が白石珈琲のクレジットファイルを見に来ると思い、稟議書が保管してある本部の融資部に網を張っていたのだった。さらに相馬は畑仲が出店情報をオマールカフェに渡す見返りに、経営企画室長として再就職が決まった事実を掴んでいた。追い詰められた畑仲は、30年間真面目に働いて来たのに、支店長にもなれず、早期退職を迫る銀行への腹いせに情報漏洩をしたことを告白。「裏切られた」と嘆く畑仲に舞は「お言葉を返すようですが」と反論。融資担当として情熱を注いだ畑仲だが、銀行員としての道を踏み外したことは行員を侮辱する裏切り行為だと訴えた。

その後、オマールカフェへの融資は打ち切り、畑仲は懲戒解雇となり、このことは世に出ることはなかった。その裏には、昇仙峡玲子の人事部への根回しが。銀行が表沙汰にしたくない不祥事を臨店班が解決しても、昇仙峡玲子がそれを隠蔽していたのだった。本部の入り口で玲子にあった舞は、「銀行の不公平で古臭いところを変えたい」と意気込むが、「それは無理ね。あなた一人がどんなに頑張ってもこの銀行は変わらない」と一蹴される。舞は「どれだけ頑張ればこの銀行がかわるのかやってやろうじゃないですか」と俄然情熱を燃やすのだった。



■第3話あらすじ
花咲舞と相馬健の次なる臨店先は、昇仙峡玲子の上司である紀本平八企画部長や小倉哲業務統括部長(矢柴俊博)など歴代の部長や役員を輩出する名門店・銀座支店。近々2憶円の新規融資を控える重要な取引先で田沼英司(犬飼貴丈)が社長を務めるアクアソートから依頼された振り込みが、融資担当・坂野元(小林虎之介)のミスで期日に行えないトラブルが発生。舞、相馬は板野と共に、入金が遅れた振込先に謝罪へ向かう。

到着した先は、シンバシサービスというコンサルタント会社で、オレオレ詐欺のアジトのような雰囲気。その様子から、舞はアクアソートが詐欺に加担していると疑い、アクアソートの通帳を確認すると、入金専用カードを使った不審な入金が多発していることが判明。アクアソートの常務・土屋友康(中山求一郎)から話を聞いた舞は、クリーンな社風と、開発した浄水技術で世の中の立ちたいという田沼、土屋の理想に感銘を受けながら、シンバシサービスのような会社と繋がりがあることをますます不審に思う。

日本テレビ系土曜ドラマ「花咲舞が黙ってない」は2024年4月13日(金)から放送。原作:池井戸潤『花咲舞が黙ってない』(中公文庫/講談社文庫)/脚本:松田裕子、ひかわかよ/出演:今田美桜、山本耕史、菊地凛子、上川隆也ほか。番組公式X(Twitter)は「@hanasakimai2024」。PR動画は番組公式サイトで公開中。

日本テレビ「花咲舞が黙ってない」番組公式サイト

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