「涙の女王」第14話キム・ジウォン、唯一記憶していたのは“ペク・ヒョヌ”…キム・スヒョンが逮捕?(ネタバレ)

04月22日07時00分ドラマ
画像:tvN「눈물의 여왕」HPより / Netflixシリーズ「涙の女王」Netflixで独占配信中

21日放送のtvN土日ドラマ「涙の女王」では、ヘイン(キム・ジウォン)が手術後に記憶を失い、ウンソン(パク・ソンフン)の陰謀により、ヒョヌ(キム・スヒョン)は殺人容疑で逮捕されてしまった。Netflixで独占配信した第14話のあらすじと見どころを紹介する。

【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】

気になるこの回の視聴率は発表後、【「涙の女王」を2倍楽しむ】で紹介。



「涙の女王」は、財閥クイーンズグループの3代目で、“デパート業界の女王”ホン・ヘインと、“スーパーマーケットの王子”ペク・ヒョヌとの結婚3周年の夫婦の悲しみの危機と奇跡のように再び始まる愛の物語。【「涙の女王」を2倍楽しむ】ではドラマやキャストの紹介、ネタバレあらすじと見どころ、関連動画、制作発表会動画・レポートなどまとめている。

■キャスト【相関図】
ペク・ヒョヌ役:キム・スヒョン
ホン・ヘイン役:キム・ジウォン
ユン・ウンソン役:パク・ソンフン
 子役:イ・ジュウォン
ホン・スチョル役:クァク・ドンヨン
 子役:キム・ジュニ
チョン・ダヘ役:イ・ジュビン
 ⇒メインキャスト(5人)編
 ⇒脇役(21人)・特別出演(5人)編

■第14話あらすじ
手術のために渡独したヘインは副作用で記憶を失うと聞き手術を拒否する。ヒョヌの「生きてほしい」という必死の願いにも首を縦に振らない。

教会で祈りをささげるヒョヌ。後を追って来たヘインに「天国に行くために祈ったんじゃない。手術をしてほしい。たとえ記憶を失うことになってもいいから生きてほしいと」訴える。

ヘインは新婚旅行で行った花畑にヒョヌを誘う。ここで二人は「ヒョヌは酔うと可愛くなる」問題でたわいもないケンカをした思い出を話す。綺麗な満月を見たこと、写真を撮ったこと、その夜の匂いや空気など…そうした記憶が人生そのもの。それが全て消え去る。思い出のこの場所はただの野原になり、ヒョヌも知らない人になる。それはヘインではない。それが彼女の手術を受けない理由だった。

韓国ではヘインが手術を受けないと聞き、両家が龍頭里(ヨンドゥリ)に集まってビデオ通話でヘインの説得に当たる。父ボムジュン(チョン・ジニョン)から、ヒョヌが継続してヘインの手術ができる病院を探してきたこと、数百通のメールや国際電話でやっとヘインを生かすチャンスをつかんだと聞く。ヒョヌと家族たちの愛を感じながらもヘインは、ヒョヌを忘れることになる手術を断固拒否する。

いなくなったヘインを探しまわるヒョヌは、教会で彼女が書いた祈りのカードを見つける。
「主がくれた人生で大切なものは2つだけ。愛した記憶と愛された記憶。それだけは失いたくない。助けてほしいとは言いません。ただ記憶を持ったまま旅立たせてください」
泣きじゃくるヘインを見つけたヒョヌは「僕が悪かった」と涙ながらに謝る。そして「君が他の人になっても。最初からやり直せばいい。また愛すればいい。君が僕を好きにならずに、迷惑がっても僕は君のそばにいる。約束したじゃないか。だから心配しないで。お願いだから旅立つなんて祈らないで。叶うんじゃないかと怖くて気が狂いそうだ」とヘインへの強い愛を涙ながらに告白する。

そんな中、ヒョヌはヘインを車で待たせて買い物をする。その時グレイス(キム・ジュリョン)からの電話で、ヘインの身に危険が迫っていると察したヒョヌは道路に飛び出す。トラックがヘインの乗る車に激突した。燃え上がる車の窓を素手で叩き割ったヒョヌ。幸いにもヘインは車の外に出ていた。ヘインが無事だと知って号泣するヒョヌ。

血だらけのヒョヌの右手を見て驚くヘイン。「君が死ぬと思った」、「君がそこにいると思った」と取り乱して号泣するヒョヌ。病院で手当てを受けるヒョヌに、「私が死んだらあんな風に泣く?」と訊き、頷くヒョヌに「だめだわ。母性を刺激する。酒を飲めばかわいくて、泣けば抱きしめたくなる男。女たちが放っておくわけないわ。腹が立って墓から出て来るかもしれない。だから手術を受ける」と。驚くヒョヌに「記憶だけを失うか、自分まで失うかわからないけど、それでもあなたを失いたくない」とヘイン。

手術前日。ヘインは自分自身のこと、ヒョヌのことを書いた人生手帳を取り出し、「手術で記憶を失くしたらこれを見せてね」と渡す。「ヒナの刷り込み効果のように、初めて会った人を信じるから、手術が終わったら必ずいてね」と頼む。ヒョヌは「必ず、君のそばにくっついている」と約束した。

手術室に入るヘインを見送るヒョヌ。手術は無事に終わり「回復中」のランプに替わった。ところがそこに、ドイツ駐在の警察がやって来て、ヒョヌをピョン・ソンウク殺害容疑で逮捕。ヒョヌは「目を開けた時、僕がいなければならない。30分だけ待って!」と、手術室から出てきたヘインを見て叫んだ。そこに現れたウンソンが「心配無用だ。俺の女を犯罪者から守る」とヘインの病室へ向かった。

手術後、意識を取り戻したヘインが最初に目にしたのは、右手に包帯を巻いたウンソンだった。ウンソンはヘインに、「自分が誰かわからないだろう。君は大手術を受けて目が覚めた。昔の記憶がそれで戻ってこないんだ。手術室に入る前に君に頼まれたから君を待っていた」と説明した。

するとヘインは「ペク・ヒョヌ?その名前だけ憶えている」と言った。「僕の名前はウンソン。ペク・ヒョヌじゃない。大学の時から僕たちは付き合っていた。今も愛し合っている。ヒョヌは君の前夫だ」と明かし、「君はその男に裏切られて離婚した。最近まで君をストーキングしていて、逮捕された。殺人容疑者だ。恐らく君の頭に残っていたのはとても辛かったからだ」とごまかすウンソン。

窓の外に降る初雪を眺めるヘイン。左手のピンクに染まった小指に気づくと胸が痛んだ。そしてなぜか涙が流れた。拘置されたヒョヌも初雪を見て泣いていた。



■見どころ
この回ではボムジャ(キム・ジョンナン)とヨンソン(キム・ミョンミン)の中年カップルの初々しいロマンスや、モ・スルヒ(イ・ミスク)に脅されたダヘ(イ・ジュビン)が、スチョル(クァク・ドンヨン)の元を去ろうとする様子も。遊園地に誘い、ひとしきり遊んだ後、一度はゴヌ(ク・シウ)を連れて立ち去ろうとしたダヘだったが、迷子案内のマイクを使って「行かないで!」と叫ぶスチョルの声を聞いてスチョルの元へ戻ってきた。

一方、ウンソンの策略でヒョヌは逮捕されてしまい、意識の戻ったヘインが最初に見たのはウンソン。狙い通りに刷り込み効果を利用したウンソン。しかしヘインが唯一憶えていたのは「ペク・ヒョヌ」の名前。その訳はエピローグで明かされた。手術前夜、暗記王を自認するヒョヌにヘインは暗記のコツを質問。ヒョヌは「全部覚えることはできないから、大事なものを選んで繰り返し呟く」という無意識の記憶法を教えた。手術室に入ったヘインは麻酔が利くまで「ペク・ヒョヌ」を何度も繰り返し無意識の記憶法を試したのだった。

果たして、ピンクの小指&無意識の記憶は、ウンソンの謀った刷り込みを消し去ることができるのか?

また今回はプロローグも印象深かった。墓地を訪ねる老人。ヘインは妻の墓に毎日花を添えていると考え、ヒョヌにも期待した。ヒョヌはそれを拒否。なぜなら「もし君が先に死んだら、僕は1日だけ長く生きて後を追うからさ」とその理由で愛を示した。

いよいよ残り本編2話。ヒョヌは無実を晴らしてウンソンの悪事を暴くことができるのか?そしてヘインは小指のピンクが消える前にヒョヌへの愛を思い出せるのか?

tvN新土日ドラマ「涙の女王」第15話は、4月27日21時20分に放送、その後Netflixで独占配信される。予告動画は以下のYouTubeでも視聴できる。

YouTube|눈물의여왕 EP.15

tvN HP
YouTube|Netflix「涙の女王」オフィシャル予告編

kandoratop【作品詳細】【「涙の女王」を2倍楽しむ】