韓国ドラマ「胸ぐらを一回つかまれましょう」第11・12話、キム・ハヌル妊娠で離婚撤回!?チャン・スンジョが真犯人として再浮上!(ネタバレ)

04月24日14時00分ドラマ
KBS DRAMA公式Xより

キム・ハヌル×ヨン・ウジン×チャン・スンジョが出演する「胸ぐらを一回つかまれましょう」が韓国KBS2にて毎週毎週月火の夜10時10分より放送中。

今回は、4月22日・23日に放送された第11・12 話のネタバレあらすじや見どころを紹介する。尚、予告動画はYouTubeにて公開中だ。



「胸ぐらを一回つかまれましょう」は、悪人の胸ぐらを掴む記者と悪人の手首に手錠をかける捜査一課の刑事が、相次ぐ殺人事件を一緒に追跡しながら、巨大な渦に巻き込まれるメロ追跡スリラーだ。原作は2020年に開催されたNAVERの「地上最大の公募展」のウェブ小説ミステリー部門で大賞に選ばれたウェブ小説。⇒【関連・各話のあらすじ】

■キャスト
ソ・ジョンウォン役:キム・ハヌル
キム・テホン役:ヨン・ウジン
ソル・ウジェ役:チャン・スンジョ
ソル・パンホ役:チョン・ウンイン
モ・ヒョンテク役:ユン・ジェムン
ユ・ユニョン役:ハン・チェア
 ほか

■第11話あらすじ
ユニョンに連れ去られたジョンウォンは目を覚ますと、自身が建物屋上の今にも落ちそうな淵に横たわっていることに気づき驚く。ユニョンは最後に望むことは、ウジェが自身を忘れないないことだと、ジョンウォンの両手を縛ったロープを自分の手に繋ぎ、ウジェの目の前で自殺しようと計画していた。現場に駆けつけたウジェは必死になだめてユニョンを説得するも、ユニョンはジョンウォンに「チャ・ウンセを殺したのはスリンではなくあなたの旦那だ」と最後にウジェの秘密を暴露し飛び降りようとする。すると突然銃声が響き渡る。皆驚いて振り返ると、遅れて到着したテホンだった。その一瞬の隙にウジェがジョンウォンの元へ駆けつけ、テホンは飛び降りたユニョンのロープを間一髪で掴む。しかしユニョンは「失敗したけど、後悔はしていない」と言い手を振りほどき、自ら死を選択するのだった。

ユニョンの死、そしてユニョンが最後に残した言葉に衝撃を受けたジョンウォンは帰宅したウジェに「幸せだった思い出より不幸な思い出が多くなってしまった」と離婚を言い渡す。ウジェは少し整理する時間をくれと言いつつも離婚を承諾。その後ジョンウォンはテホンに対し、ウジェと離婚することになったから待っていてほしいと言う。

その後ジョンウォンは職場に辞表を出し、義父ソル・パンホ(チョン・ウンイン)に会い離婚を報告。言われた条件に従うとし慰謝料や訴訟も不要だと約束する。しかしその後ジョンウォンは気を失ってしまい、病院に運ばれると何と妊娠していることが発覚する。ウジェは涙ながらに良い父になりたいと離婚を拒否。ジョンウォンはどうしようもできない状況に涙する。その後テホンが数日の間で態度が急変したジョンウォンを心配し訪ねてくるも、何もないと冷たく接するジョンウォンだった。

テホンは黙秘権を貫くスリンから過去の新たな事実を聞く。自身がナリを工場に閉じ込め火をつけたが、その後ナリが逃げたところを見たと証言したのだ。ナリが生存している可能性を視野に入れてテホンは再び調査開始。その後ゼウスことイ・バルンがナリの弟だったことが発覚する。

ジョンウォンはユニョンと診察中の動画を見ながら、ウジェのとある小説のと一節が好きだと言うユニョンの言葉を聞いてピンと来る。すぐに帰宅しその小説を調べると隙間からSDカードを発見。その映像で、ウンセ殺人の犯人が自分の父を殺した時と同じ模様の刃物を使っていたと気づき、同一犯であることに衝撃を受ける。するとそこに、映像の中の犯人と全く同じ身なりをしたウジェが帰宅してきて…。



■見どころ
第11話は2.6%を記録。今回はとにかく衝撃的な展開で、驚かなかった視聴者はいないのではないか!?「ユニョン死亡、イ・ナリ生存の可能性、イ・バルンがナリの弟、ジョンウォン妊娠、ウジェがウンセ殺害疑惑、ジョンウォン父と同一犯の可能性」と並べると改めて情報量の多さに驚く。「衝撃すぎて、再放送で何度も見ないと頭がおいつかない!」「他のドラマだったら少なくとも4話分の内容が詰め込まれた回だった」というコメントに、大きく頷いてしまった。

また、再びウジェが殺人犯の可能性が浮上してきたが、それでも尚、意外にもウジェのファンが多いことが発覚!「私はウジェの見方!あの悲しい瞳にはまった」というコメントもあり、そう思わせてしまう魅惑の人物を演じるチャン・スンジョの演技力に改めて拍手を送りたい。

原作の内容は11話で終わっており、ここからはドラマの新しい展開だということで、とにかくこのジェットコースター級の激しい展開の本作品の世界観に思いっきりはまって楽しんで頂きたい。

胸ぐら12■第12話あらすじ
ユニョンが残した動画によって、ウンセを殺した犯人が、過去自身の父親を殺した犯人と同一人物だと気づくジョンウォン。するとそこに、映像に映った犯人の男と同じ身なりのウジェが現れ驚くジョンウォン。ジョンウォンはウジェ不在の隙に車のナビ履歴から彼がムアン市に行ってきたことを知り、ウジェへの疑いはより一層膨らむばかりだった。

テホンは工場火災事件当時イ・ナリが脱出した話をもとに詳しく調べてみると、当時工場勤務していた外国人女性が失踪したこと、その女性はナリと似た体型であったこと、更には工場跡地にムジンリゾートが建設されたことなどを知る。テホンからその事実を聞いたジョンウォンはすぐさまバルンへ伝え、バルンはジョンウォンに会うことに。バルンはそこでチン・ミョンスク殺人現場にジョンウォンをおびきよせた理由等を明かす。バルンは過去ジョンウォンの父に工場火災の取材を通して会ったことがあると打ち明け、当時ジョンウォンの父が誰かと「お前が殺した被害者の家にいる」などと電話していたのを目撃していた。その後殺害されたニュースを見て、あの時の電話相手に殺されたこと、自身の姉と同じ人物にやられたのだと勘付いたバルン。また今追っている情報も確実に分かったらまた連絡すると言い、姿を消してしまった。

ウジェは良い父親になると決心し、テホンを呼び出しジョンウォンの妊娠事実を伝え、今後ジョンウォンと距離を置いてほしいと頼む。テホンは予想外の出来事に衝撃を隠せない。またジョンウォンからも、妊娠してからこれまでにない感情を抱いているとテホンに伝え、自身が言った言葉は忘れてほしい、暫く連絡しないでと事実上の別れを突きつけるのだった。

モ・ヒョンテク(ユン・ジェムン)もナリが事件当日に工場脱出した事実を知り、自身を訪ねてきたソル・パンホ(チョン・ウンイン)にも伝える。更に同日「火災現場付近で友人が怪我した」という119番通報の音声記録を聞いたが、会長もよく知ってる声だった、この録音ファイルが必要ならいつでも連絡しろと脅すのだった。

2009年のクリスマスイブ、工場から脱出したナリの死にはウジェが関わっていた。ナリは工場火災現場から逃げたところでウジェが運転していた車に轢かれ死んでしまう。更に、父ソル・パンホが息子の犯行を隠蔽した事実まで明らかになり…。



■見どころ
第12話は3.8%を記録、最高視聴率の第8話3.8%と並ぶ視聴率をたたき出した。前日第11話の衝撃の展開から、口コミなどで本番死守した視聴者が多かったのだろうか?一度は容疑者として外れかけたウジェ(チャン・スンジョ)がやはり犯人であったのかと大きな注目を浴びたが、本話では、過去イ・ナリを殺したのはウジェだったということが明らかになる衝撃のラストシーンが描かれた。

また妊娠によってどんどん変わっていくジョンウォンの内面変化にも注目。過去、父が亡くなり寂しかったジョンウォンは、幼いころ出て行った母に会いに海外まで行くも「人生はもともと一人だ」と言われた過去の辛い記憶をウジェに打ち明ける。再婚して子供を3人も産んでおきながらそんな言葉をかけた母を、ジョンウォンは意味のない存在として考え過ごしてきた。今回、子供を望んでいた訳でもなく離婚も決心していたため中絶まで考えていたが、ふと「本当に人生は一人か?誰よりも一人でいたくなかったのに」と心の内を明かし、ウジェから「せめて子供が生まれるまでは離婚を先延ばしにしよう」と言われる。このようなジョンウォンの悲しい過去を聞くと、これまでどれだけ心細かっただろうかと同情してしまい、彼女の気持ちも分からなくもない。

しかし、テホンの立場を考えると、ここまでジョンウォンに振り回されて一番の被害者だと悲しむ視聴者も多数!確かに「早くテホンと結ばれてほしい、ひどい仕打ちはしないでくれ」「ウジェと縁を切るんじゃなかったのか!?」などとつい思ってしまうが、「妊娠はちょっと驚いたが、簡単に離婚できなくなってしまって、これからまたどんどん複雑な展開が待ち構えていると思うと、脚本が本当にすごいと思う」などという製作陣への賞賛も見られた。

■作品紹介
制作国:韓国
制作年:2024年
スタッフ:
演出:イ・ホ
脚本:ペ・スヨン
原題:멱살 한번 잡힙시다(ミョッサル ハンボン チャプピプシダ)
韓国放送:2024年3月18日-5月7日(予定)KBS2 月火22:10


第13話予告

KBS「멱살 한번 잡힙시다」番組サイト

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