テレ東「太宗イ・バンウォン」(全33話)第16-20話あらすじ:“王になる”チュ・サンウクの本心…2つの王子の乱

04月25日08時00分ドラマ
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テレビ東京にて放送中の「太宗イ・バンウォン」は朝鮮王朝の基礎を築いたイ・バンウォン=朝鮮王朝第3代王・太宗<テジョン>をチュ・サンウクが演じた歴史大作。明日4月26日からの第16話~第20話までのあらすじと見どころを紹介。YouTubeにて予告動画も公開中だ。

「太宗(テジョン)イ・バンウォン」は高麗という旧秩序を崩し、朝鮮という新しい秩序を作り上げていった時期に、誰よりも朝鮮建国の先頭に立ったイ・バンウォンに視点を当てた本格時代劇。【「太宗イ・バンウォン」を2倍楽しむ】には、完全ネタバレのあらすじと見どころ、豆知識、時代背景、人物紹介などまとめている。



■キャスト李家の人々紹介(17名)
イ・バンウォン(太宗)役:チュ・サンウク
イ・ソンゲ(太祖)役:キム・ヨンチョル
元敬王后ミン氏役:パク・ジニ
神徳王后カン氏:イェ・ジウォン
イ・バンウ役:オム・ヒョソプ
 ほか
原題:태종 이방원/製作:2021年

■第16話
ソンゲが倒れ王子たちが宮殿に呼び出される。父親の回復を待つ間、ファサンがミン氏の重病を知らせ、バンウォンは急いで家に帰る。だがそれは不穏な空気を察したミン氏の計らいだった。宮殿に戻ったバンウォンはドジョンの罠であることに気付き、刺客が襲いかかる中すぐさま兄たちを避難させ兵士たちとの合流場所に向かう。

カン氏の3年喪が明け、王は衰弱していたが、世子バンソクは成長していた。これまで両親の意のままに世子の座に就いたバンソクが、バンウォンと正面切って話し合う。バンソクも異母兄の野望は察していたのだ。あくまでも兄弟として骨肉の争いを避けたいバンソクに対して、王家の義務を語るバンウォン。世子の問いにバンウォンはなんと答えるのか?バンウォンを斬れないチョン・ドジョンの葛藤も描かれた。バンウォンを殺すことも、そのせいで自分が死ぬ覚悟もできていた。一歩踏み出せないのは、そのことで王が傷つくこと。なんという友情。 この回の詳しいあらすじと見どころ・場面写真などは15-16話/全32話版ネタバレで。

■第17話
ドジョンが王子たちの暗殺を企んだとして、ついにバンウォンが挙兵する。バンウォンはドジョンの元に向かい、最後の戦いを挑む。そして、都堂と三軍府を占領し、残るは宮殿内の兵士のみになるが…。ドジョンの死を知り怒り心頭のソンゲは、バンウォンを斬りに行くが、逆に兵士たちに包囲され、宮殿の中に監禁される。

バンウォンの乱として描かれたのが「第一次王子の乱」。準備段階から仕上げまで最も活躍したのはミン氏だろう。そんなミン氏を演じるパク・ジニの美しくも凛々しい鎧姿も見られる。亡き王妃カン氏を側室と呼ばわりしバンソクたちを庶子と呼んだバンウォン。前王朝である高麗時代は一夫多妻制が認められていたので、カン氏は二番目の正妻でバンソクたちも庶子ではない。それを敢え庶子呼ばわりしたことで王が怒ったのだ。 この回の詳しいあらすじと見どころ・場面写真などは16話17話/32話版ネタバレで。

■第18話
ソンゲを気遣う世子は自ら宮殿を出ていくが、バンウォンに遭遇し自分も名君になることができると告げる。一方でバンガンは、バンウォンに相談もなく弟のイ・バンボンを殺してしまう。王妃の子どもたちを殺され悲しみに暮れるソンゲ。そして大臣たちに詰め寄られ、言われるがままにバングァを新しい世子に冊封する。

世子バンソクがバンウォンに「なぜ、私の地位を奪うのですか?」と問い、バンウォンは「私が王になりたいからだ」と初めて野望を口にする。だが、バンウォンは脅威とならないバンボンの命まで奪う気はなかった。勝手な行動に出たバンガンに「こうした無慈悲な殺害で民心が離れる」と詰め寄る。バンガンは大義名分をかざして“政治”を語る生意気なバンウォンを「畜生」呼ばわりし、兄弟の関係はさらに悪化する。 この回の詳しいあらすじと見どころ・場面写真などは17話/32話版ネタバレで。

■第19話
ソンゲは1人残った慶順宮主を助けるために出家させる。ソンゲは世子となったバングァに、バンウォンへの罰として、バンウォンを絶対に王にさせない、そのためにバングァに譲位すると話す。バンウォンとの約束を破り王位に就くことを決めたバングァは、バンウォンの説得を拒み定宗となり、結局2人は政敵になってしまう。

父だけでなく兄弟との関係も最悪のバンウォン。我が子を抱きしめて涙を流すシーンに、苦しいバンウォンの胸の内が見て取れる。父の涙に驚きながらも背中ポンポンする我が子は、ミン家に預けられている長男ヤンニョン君だ。バンウィとバンガンが幼い頃の家族の楽しい思い出を語る場面。父に逆らえない自分たちと違って王に歯向かったバンウォンに驚くバンウィ。そこですかさずバンガンはバンウォンの恐ろしさを力説する。さあ、バンガンは何をすつもりなのか? この回の詳しいあらすじと見どころ・場面写真などは18話/32話版ネタバレで。

■第20話
バンガンは王位に就くことをもくろみバンウォンに攻撃を仕掛け、都城の真ん中で兄弟の戦いが始まる。そして、戦いで勝利を収めたバンウォンは宮殿に向かう。定宗は乗り込んできたバンウォンを叱りつけるものの、王位に就けと話す。その話を聞いたソンゲは腹を立てるが、定宗は兄弟の争いを止めたいとソンゲに頭を下げる。

バンウォンとミン氏との麗しき夫婦愛を見せてくれる。この夫婦関係が長く続いてほしいものだが…。

今回描かれた反乱が、1400年正月に起きた「第二次王子の乱」。実際に開城のど真ん中で行われた。この反乱で芳遠(バンウォン)の反対勢力はほぼ消滅し、皮肉にも芳遠の王位継承を早めるきっかけを与えた。さあ、ドラマではこの後どんな展開になるのか?決め手は、兄弟の中でも最も欲がなく、兄弟思いのバングァ。さあ、バングァはどんな決断を下すのか? この回の詳しいあらすじと見どころ・場面写真などは19話/32話ネタバレで。


テレ東「太宗イ・バンウォン」番組サイト
 2024年4月5日スタート8:15-9:11
トレーラー

【作品詳細】【「太宗イ・バンウォン」を2倍楽しむ】

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