【最終回】「涙の女王」キム・スヒョン&キム・ジウォン娘誕生で共白髪…まさかの墓石エンド(ネタバレ)
28日に放送されたtvN土日「涙の女王」の最終回では、ヒョヌが(キム・スヒョン)がヘイン(キム・ジウォン)に2度目のプロポーズをし、末永く幸せなエンディングで締めくくられた。Netflixでも独占配信した第16話のあらすじと見どころを紹介する。(ネタバレ)
※エンディングで流れたキム・スヒョンが歌う「청혼(プロポーズ)」が収録されたOSTスペシャルアルバム音源は、4月30日18時に各種音源サイトで公開される。⇒【4/30navicon】
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
「涙の女王」は、財閥クイーンズグループの3代目で、“デパート業界の女王”ホン・ヘインと、“スーパーマーケットの王子”ペク・ヒョヌとの結婚3周年の夫婦の悲しみの危機と奇跡のように再び始まる愛の物語。【「涙の女王」を2倍楽しむ】ではドラマやキャストの紹介、ネタバレあらすじと見どころ、関連動画、制作発表会動画・レポートなどまとめている。
■キャスト⇒【相関図】
ペク・ヒョヌ役:キム・スヒョン
ホン・ヘイン役:キム・ジウォン
ユン・ウンソン役:パク・ソンフン
子役:イ・ジュウォン
ホン・スチョル役:クァク・ドンヨン
子役:キム・ジュニ
チョン・ダヘ役:イ・ジュビン
⇒メインキャスト(5人)編
⇒脇役(21人)・特別出演(5人)編
■第16話(最終回)
ヒョヌを車ではねたのはウンソン(パク・ソンフン)ではなかった。ウンソンはヘインを拉致監禁していた。ヒョヌは事故後すぐに緊急室に連れて行かれたが、行方不明のヘインを捜すべく、肋骨が折れた状態のまま姿を消した。
狂気にとらわれたウンソンは、ヘインの前で長銃を手にし、「言っただろう。君を守るって。そのためなら何でもするって。いつまで君を理解して我慢して許すべきなの?君まで嫌いになりたくないのに」と言った。
危険を感じたヘインは「実はドイツから届いた手帳を見たの。あなたの話と違うから確認しようとベク・ヒョヌに会いに行ったの。でもそれを私が書いたかどうかも疑わしい。軽率だったわ。あなたが正しい。誤解させて怒らせてごめんね」と言い訳する。ウンソンは「俺と一緒に国外へ行って結婚しよう。君はただ俺について来るだけでいい」と有無も言わせず、ヘインはうなずくしかない。
ヒョヌはグレイス(キム・ジュリョン)を使ってヘインが消えたことをモ・スルヒ(イ・ミスク)に伝わるよう仕向けた。スルヒは、これがウンソンの仕業で裏金まで持ち出したと知り、ウンソンの元へ向かう。ヒョヌは友人キム・ヤンギ弁護士(ムン・テユ)の助けを借りてスルヒの後を追い、ヘインが監禁されているクイーングループの猟場のある別荘に着いた。
スルヒは息子ウンソンに、国外に行くのは勝手だけれど、お金と映像を置いていくよう告げる。そんな母にウンソンは少年の頃の思い出を語る。ヘインの兄スワンが水死した日のことだ。実はクイーンズの財産を手に入れるため、スルヒはスワンが乗るボートに細工をして水没させた。「あの時、ヘインも死んでいたら、今こうしてあなたに邪魔されることもなかった」と罪を認めた。その話をヘインは柱の陰で聞いていた。その時、別荘の電気が消えた。そしてヒョヌが現れヘインの手を引いて別荘から逃げた。雪の中表門に向かう2人。しかし、ウンソンが車で2人を追跡。
追いついたウンソンはヘインを取り戻そうとするが、ヘインの「死んでも嫌」という言葉を聞いて「死んでも君を連れていく」とヘインに銃口を向けて引き金を引いた。その時、ヒョヌが身を挺してヘインを守って倒れた。ウンソンは、キム弁護士が呼んだ警察によって銃撃され死亡し、ヒョヌは救急車で緊急搬送された。
一方、裏金を移動しようとしていたスルヒは、警察からウンソンが死んだことを知らされる。するとウンソンの株の譲渡と現在起きている諸問題を全て息子の罪にして、グループの会長に就任する準備を進める。そして映像の入ったウンソンのタブレットを処分したが…。
手術を無事に終えやっと意識を取り戻したヒョヌに、ヘインは「ありがとう。本当にごめんなさい。あなたを認識できず、記憶が戻らず、悪態をついてごめんなさい」と涙で謝罪した。ヒョヌも「君を傷つけたこと、ごめん」と謝り「愛してる。泣かないで」とヘインの涙をぬぐった。
回復したヒョヌはすぐに、スルヒ(イ・ミスク)とウンソンの投資詐欺の訴訟を開始した。裁判でスルヒはウンソンが一人でやったことだと偽証。ヒョヌはその偽証を証明するためにダヘ(イ・ジュビン)を証人に立てた。ヘインも証人として立ち、別荘で聞いた25年前に起きたボート事故とホン会長(キム・ガプス)の死がすべてスルヒと関係があると証言。スルヒがホン会長を毒殺しようとした証拠映像も公開され、スルヒは殺人未遂のほか、投資詐欺と外国為替取引法違反、身分詐称などの疑いで緊急逮捕された。
屋敷のナポレオンの絵はヒョヌ&ヘイン家族の仲睦まじい写真に替えられ、グループははヘインの伯父ホン・ボンソク(パク・ユニ)が戻って来て会長職に付き、経営から離れたボムジュン(チョン・ジニョン)は妻と共にスローライフを堪能。ヒョヌの両親とも親しくしている。
日常に戻ったヒョヌはヘインに「またぶつかり合って、すれ違って、嫌いにならないとは言えない。でも、ただ一つ確かなのは一緒にいられること。どんな瞬間が訪れても。それでも大丈夫なら、僕と結婚してくれる?」と、2度目のプロポーズ。ヘインは「もちろん」と答えた。
ヒョヌとヘインに女児が誕生。幼い娘と一緒に新婚旅行で訪れたドイツに出向くヒョヌ一家。さらに時は流れ、老人が墓地を訪れる。墓碑には、『ホン・ヘイン、1990年8月22日-2074年4月7日、君と共にした時間は我が人生の奇跡』と刻まれていた。ヘインは生前、自分が死んだらドイツで一緒に見た亡き妻の墓地を訪れるようにと、ヒョヌに頼んでいた。ヒョヌはその約束を果たした。
■見どころ
最終回前半はパク・ソンフン扮するウンソンの狂気の演技に震えた。これを予期したのか、メインキャスト5人からの最終回見どころでパク・ソンフンは視聴者にお詫びをしている(笑)。詳しくはこちらで。
緊急搬送されるヒョヌ、拉致され麻酔が切れるヘイン、2人の虚ろな意識の中でヒョヌのプロポーズシーンが回想された。ヘインは将来ヒョヌが財閥家の婿としての苦労を予告していた。ヒョヌはそれを承知で「結婚とは味方同士になって同じ船に乗る。船が転覆したら一緒に死ぬしかない。君が生きれば僕が生きる」ヘインと結婚したのだ。手術の後のヒョヌからの謝罪はプロポーズの言葉を忘れたことへの謝罪だった。
視聴者には12話エピローグで明かされた、溺れていた少女ヘインを助けたのが少年ヒョヌだとやっと明らかになった。その時少年ウンソンも母に会いに来ていてこの事件を知っていた。だからヘインに自分が助けたと嘘がつけたのだった。
今回はキム・ヤンギ弁護士とグレイスが大活躍した。キム弁護士はヒョヌへの強い友情を示し、グレイスはMP3や、ドイツからの手帳、ウンソンのタブレットすり替えなど、すべてヒョヌの指示でグレイスが手まわしたのだった。
最終回終盤は登場人物たちのその後もたくさん描かれた。ダヘの初恋の人がスチョルだと分かった。罪を認めて服役し、スチョルと新たな人生を踏み出し、グレイスもまたダヘに説得されて服役し再びクイーンズに受け入れられた。
ボムジャ(キム・ジョンナン)は中年モテソロ(恋愛経験なし)のヨンミン(キム・ミョンミン)と初々しい恋をはじめ、ミソン(チャン・ユンジュ)は夫の離婚が誤解と判明し海外にいる夫に愛を伝えに行く。ヒョンテ(キム・ドヒョン)のジムは生徒が増えてにぎわっていた。
そしてヘインの墓に花を手向ける老人ヒョヌ…14話でヘインが幻で老人を見たシーンを思い出す。その時のヒョヌの言葉は「もし君が先に死んだら、僕は1日だけ長く生きて後を追うからさ」だ。ヘインを見送った老人ヒョヌが若いヒョヌに替わる。
ラスト、2人の「いつの日か一人残されたら、もう一人が迎えに来ればいい。それなら怖くない。一緒だから」と語り合い、手を繋いで歩く2人は天国で再会したのだろう。
最終回のエピローグは「ハッピーエンディング」として、ヒョヌの実家の部屋いっぱいの家族たちの幸せな写真で幕を閉じた。
◇YouTube|눈물의여왕 EP.16
◇tvN HP
◇YouTube|Netflix「涙の女王」オフィシャル予告編
【作品詳細】【「涙の女王」を2倍楽しむ】