「捜査班長1958」視聴率1位も初の金曜日二けた割れ…「涙の女王」に代わる週末視聴率キングは?

05月04日10時20分ドラマ
画像(左から時計回り:MBC「捜査班長1958」、JTBC「ヒーローではないけれど」、tvN「卒業」、「7人の脱出 season2―リベンジ―」、MBN「世子が消えた」

昨日3日(金)放送のMBC金土ドラマ「捜査班長1958」第5話は、餅屋のソンチル(ウム・ジュンギ)の突然の死とパク・ヨンハン(イ・ジェフン)刑事の波乱に満ちた捜査が描かれ、視聴率は全国平均9.5%(最高は11.0%)、首都圏は9.1%だった。金曜日に放送された全番組の中で首都圏世帯1位を獲得した。(数字はニールセンコリア調べ)



週末ドラマは、tvN土日ドラマ「涙の女王」が全国基準で24.9%という高視聴率を記録して終了したことで、韓国では週末ドラマの視聴率争いに注目が集まっている。

この数字は、「愛の不時着」を抜いてtvN歴代1位。2022年12月に終了したJTBCのドラマ「財閥家の末息子」の26.9%に次ぐ数字で、イ・ジェフン主演で2023年の最高視聴率を記録したSBS「模範タクシー2~模範タクシー~」の21%も軽々と超えた。

「涙の女王」の本編が終了した後、展開される週末視聴率争いで注目されているのがMBC「捜査班長1958」だ。初回10.1%でスタートし、7.8%、10.8%、7.1%と好調だ。「涙の女王」と重なる土曜日は下落傾向がみられた。しかし3日金曜日に放送した第5話で二けたを割ったのが気になる。

それでも同じ金土に放送中のSBS「7人の脱出 season2―リベンジ―」が初回4.4%以降低空飛行で、10話放送で2.1%まで視聴率が低下しているだけに、「捜査班長1958」の独走体制の可能性は高い。

しかし新ドラマ2作が控えている。まず、本日4日スタートするJTBC土日ドラマ「ヒーローではないけれど」。格別な能力を持っているが、誰も救えなかった男(チャン・ギヨン)がついに運命の彼女(チョン・ウヒ)を救うファンタジーロマンス。チャン・ギヨンの3年ぶりのドラマ復帰作で初の父親役、共演がジャンルを問わず、毎回顔を変える“千の顔”チョン・ウヒとあって期待値は高い。

また、「涙の女王」の後続ドラマとして「卒業」が11日からスタートする。こちらはスター講師のソ・ヘジン(チョン・リョウォン)と新入り講師として現れた大胆な弟子、イ・ジュンホ(ウィ・ハジュン)のドキドキする深夜のロマンス。ソウルで最も教育熱の高い地域、大峙洞(テチドン)が舞台。tvNではこの大峙洞学院街を扱った作品で2023年1月から3月まで放送された「イルタ・スキャンダル ~恋は特訓コースで~」が17%の高い視聴率を記録しているだけにこちらも気を許せない。

さらに侮れないのが現在、MBNで放送中の土日ドラマ「世子が消えた」だ。こちらは人気アイドルEXOのメンバーのスホ初の時代劇主演作。4月13日からスタートし、全20話のうち6話まで放送されている。視聴率は1.5%にとどまったが、じわじわと数字を伸ばして第5話で自己最高視聴率は2.8%を記録。「世子熱風」が広がりつつあるとニュースで報道されており、週末ドラマのダークホークスとなる可能性は十分にある。



本日4日と5日は「涙の女王」のスペシャルが控えているだけに、本格的な週末視聴率合戦は「卒業」がスタートする次週に持ち越されそうだ。

※ここで紹介したドラマは以下の配信サイトで日本でも視聴できる(予定も含む)。
※ここで紹介したドラマは以下の配信サイトで日本でも視聴できる(予定も含む)。
Disney Plus:「捜査班長1958」
Netflix:「愛の不時着」「涙の女王」「ヒーローではないけれど」
Lemino:「7人の脱出 season2―リベンジ―」
U-NEXT:「卒業」
また「世子が消えた」は韓流専門チャンネルのKNTVにて6月1日(土)より日本初放送する。

【「Prime Video」で独占配信の韓国ドラマ】
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【Leminoで独占配信の韓国ドラマ】

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YouTube「捜査班長1958」第6話予告(日本語字幕なし)

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