テレビ愛知「太宗イ・バンウォン~龍の国~」(36話)第21-25話あらすじ:チュ・サンウク、骨肉の次は妻との争い
テレビ愛知で放送中の「太宗(テジョン)イ・バンウォン~龍の国~」はチュ・サンウク主演の本格時代劇。5月3日からの第21話~第25話のあらすじと見どころを紹介、予告動画はYouTubeにて公開中だ。
「太宗(テジョン)イ・バンウォン」は高麗という旧秩序を崩し、朝鮮という新しい秩序を作り上げていった時期に、誰よりも朝鮮建国の先頭に立ったイ・バンウォンに視点を当てた本格時代劇。【「太宗イ・バンウォン」を2倍楽しむ】では時代背景や見どころ、各話のネタバレあり/なしのあらすじ、豆知識などまとめて紹介している。
■キャスト⇒李家の人々紹介(17名)
イ・バンウォン(太宗)役:チュ・サンウク
イ・ソンゲ(太祖)役:キム・ヨンチョル
元敬王后ミン氏役:パク・ジニ
神徳王后カン氏:イェ・ジウォン
イ・バンウ役:オム・ヒョソプ
ほか
原題:태종 이방원/製作:2021年
■第21話
王位に就くことを決めたバングァは、バンウォンの説得を拒み、結局2人は政敵になってしまう。異母兄弟を殺し、父に刀を向け、今度は実の兄弟と争うことになったバンウォンは嘆き悲しむ。ソンゲは新しい王定宗 にすべての権限を引継ぎ上王となる。一方、私兵を取り戻した四男のバンガンは弟のバンウォンを倒して王位に就くことをもくろみ…。
父だけでなく兄弟との関係も最悪のバンウォン。冒頭、我が子を抱きしめて涙を流すシーンに、苦しいバンウォンの胸の内が見て取れる。父の涙に驚きながらも背中ポンポンする我が子は、ミン家に預けられている長男ヤンニョン君だ。
バンウィとバンガンが幼い頃の家族の楽しい思い出を語る場面。父に逆らえない自分たちと違って王に歯向かったバンウォンに驚くバンウィ。そこですかさずバンガンはバンウォンの恐ろしさを力説する。さあ、バンガンは何をすつもりなのか?
唯一生き残ったカン氏の娘キョンスン王女を演じたのはチェ・ダヘ。この役のために実際に髪を剃ったことが話題になった。 この回の詳しいあらすじと見どころ・場面写真などは18話/32話ネタバレで。
■第22話
バンガンとの戦いで勝利を収めたバンウォンは宮殿に向かう。定宗は乗り込んできたバンウォンを叱りつけるものの、王位に就けと話す。定宗はバンウォンを世弟にしようとするが、嫡長子が王位を継ぐ原則を守りたいバンウォンは世子にしてほしいと頼む。世子に冊封されたバンウォンはソンゲに挨拶に行くが、命を絶てというソンゲの言葉に反発を強める。
バンガンとの戦いが、1400年正月に起きた「第二次王子の乱」。実際に開城のど真ん中で行われた。この反乱で芳遠(バンウォン)の反対勢力はほぼ消滅し、皮肉にも芳遠の王位継承を早めるきっかけを与えた。さあ、ドラマではこの後どんな展開になるのか?決め手は、兄弟の中でも最も欲がなく、兄弟思いのバングァ。さあ、バングァはどんな決断を下すのか? この回の詳しいあらすじと見どころ・場面写真などは19話/32話版ネタバレで。
■第23話
世子になったバンウォンは私兵を廃止し国が軍隊を保有すべきだと主張するが、ジェや義弟たちから反発されてしまう。再び家門を説得してほしいと言うミン氏に対して、自分が正しいと信じるバンウォンは、強引に実現させようとしてミン氏と対立する。一方、定宗のおかげで宮殿の外に出ることができたソンゲは東北面に向かうのだった。
歴史と同じく、兄弟の争いは一応の解決を見たが、今度は夫婦関係が厄介になってくる。ことが起きれば自らも戦う準備をする女丈夫なミン氏。彼女には“婦唱夫随”の姿勢でやってきたという自負心がある。さあ、この後おしどり夫婦の関係はどうなっていくのか?次回が楽しみだ。 この回の詳しいあらすじと見どころ・場面写真などは20話/32話版ネタバレで。
■第24話
即位式を前にバンウォンはミン氏に、臣下となり一歩後ろからついてきてほしいと頼む。そして、それを拒めば宮殿には入れないと話すのだった。ついに即位式の日を迎え王になったバンウォンは、臣下たちを前に決意を新たにする。ミン氏は娘が王妃として宮殿に行くことを楽しみにしていたが、まだ許可が下りていないと聞いて驚く。
ミン氏も結局カン氏(イェ・ジウォン)と同じく王妃になりたかったのだ。だが、カン氏と違って男心を知らなさすぎる。「苦労は分けられても権力は分けぬという男を見ながら、私も裏切られた思いでいる」と、正面切って売り言葉に買い言葉で、夫と完全に対立してしまった。
夫婦喧嘩の火種にもなった「私兵撤廃」。元は鄭道伝(チョン・ドジョン)が推し進めようとした政策。だが2人の目指した政治はまるで違う。鄭道伝は賢明な宰相が国政を率いる臣下の国「宰相政治」を目指し、バンウォンは「王が中心となる社会」を望んでいた。そのためにも太宗は、外戚の権力を分散させようと、側室を9人も娶った。次回ドラマではこのあたりをどう描くのか大いに気になる。 この回の詳しいあらすじと見どころ・場面写真などは20話、21話/32話版ネタバレで。
■第25話
王妃の冊封を急ぐべきとの上奏が続き、ミン氏はついに王妃となる。しかし、寵愛を受けたキム氏が中宮殿で罰を受けたことを知ったバンウォンは憤慨し、新しい王妃を迎えるよう命じる。そして中宮殿に仕える女官たちを一斉に追い出してしまう。一方、司憲府に押送されたジェは取り調べを受けながら王妃とミン氏一族が危ういことを知らされ…。
「王は王らしく、臣下は臣下らしく」これがバンウォンの信条。イ・バンウォンが王権強化のためにまずは、妻の実家であるミン家をけん制し、妻ミン氏を臣下にするために一切の妥協なく突き進む。これまでの夫婦愛はどこに行ったのか?見ていて辛くなる。 この回の詳しいあらすじと見どころ・場面写真などは22話/32話版ネタバレで。
◇テレビ愛知「太宗イ・バンウォン」番組サイト
2024年4月5日スタート 金9:30-10:30
◇YouTube|予告動画
【作品詳細】【「太宗イ・バンウォン」を2倍楽しむ】