「光る君へ」まさかの勘違いで伊周(三浦翔平)&隆家(竜星涼)が大ピンチ!第19話ネタバレ第20話予告

2024年05月13日08時00分ドラマ
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NHK大河ドラマ「光る君へ」(毎週日曜総合20時~、BS、BSP4K18時~)5月12日(日)放送の第19話「放たれた矢」竜星涼演じる隆家の勘違いでスキャンダル勃発!5月19日(日)放送の第20話「望みの先に」では問題を起こした伊周(三浦翔平)&隆家兄弟に厳しい処分が下る。NHK公式サイトでは予告動画公開中だ。



5月12日放送の第19話では、道長(柄本祐)が右大臣に任命され、先を越された伊周が弟・隆家と共に参内しないストライキを決行。一方でまひろ(吉高由里子)は、ききょう(ファーストサマーウイカ)のはからいで中宮(高畑充希)と初対面を果たす。緊張する中、一条天皇(塩野瑛久)も登場。まひろは思いがけず自身が思う政の夢を語り、一条天皇に「男だったら登用したい」と言わしめた。

そして5月19日放送の第20話では、勘違いとはいえ、花山院(本郷奏多)に矢を放ってしまった兼家と伊周に厳しい処分が下る。さらに兄弟の不祥事により定子の立場も危うくなり、宮中が騒がしくなる模様。さらに予告では変装した上、木の陰に隠れるまひろとききょうの姿が・・・。今度は一体何をするのか、まひろの動向にも注目したい。

■伊周&隆家兄弟の“やらかし”にネット沸く
まひろが一条天皇と面会し、道長が右大臣として手腕を振るうなど、盛り沢山だった第19話。その中でも注目を集めたのは、クライマックスで隆家(竜星涼)が放った矢が、お忍び通い中だった花山院(本郷奏多)を襲った長徳の変だった。

「花山法皇襲撃事件」ともいわれるこの一大スキャンダルは、伊周が、恋人・光子を花山院に取られたと勘違いし、相談を受けた隆家が花山院を襲撃。実際、花山院は伊周の恋人を寝取ってもおらず、藤原斉信(金田哲)と光子の妹「四の君」だったと言われている。

ドラマでもその様子が再現された演出となり、とんでもない失態をしてしまった隆家にネットでは「矢を射る隆家のドヤ顔ww」「隆家アホ過ぎると思ったけど史実!」などの書き込みが。連続テレビ小説「ちむどんどん」(2022年)で竜星が演じたお騒がせキャラでヒロインの兄・比嘉賢秀の愛称「ニーニー」でのコメントも寄せられニーニーやっちまったな」「この隆家はまさにニーニー」など大河でも竜星演じるキャラがネットを賑わせた。



■第19話ネタバレあらすじ
長徳元(995)年6月、一条天皇は道長を右大臣に任命。道長は公卿の頂点に立つが、これを境に先をこされた伊周との軋轢が高まっていく。伊周は道隆と道兼を呪詛したのは道長だと言って揉め事を起こして以来、伊周と隆家は参内しなくなった。道長は、参議となった俊賢(本田大輔)を動かし、伊周と隆家を参内させるようそれとなく促した。

俊賢のはたらきにより、伊周たちも会議に参加するようになり、道長は疫病で苦しむ民の租税をなくすなど、次々と政をすすめていく。一方、まひろは、ききょうから道長の活躍を聞き、その中で、若狭に到着し、越前に送られた宋人たちの話を耳にする。まひろは、宋にある科挙制度に感銘を受け、身分の低い者でも政に参加できる制度を取り入れるべきだと熱弁。それを聞いたききょうは、まひろは面白いことを考えるからと、中宮との面会を進める。

ききょうのはからいで、内裏の登華殿を訪ねることになったまひろは、定子と対面する。緊張するまひろだが、そこに一条天皇も現れ、思いがけず、政に関して進言するチャンスを得る。「恐れながら私には夢がございます」と切り出し、科挙制度を例に、全ての人が身分の壁を超せる機会がある国は素晴らしいから、日本でもその制度を採り入れるべきだと思いを告げた。

まひろの言葉に驚いた一条天皇は「そなたは新楽府を読んだのか」と前のめりになると、まひろは「高者 未だ必ずしも賢ならず 下者 未だ必ずしも愚ならず」と白居易の『新楽府』の一節をそらんじてみせる。「身分の高い低いでは、賢者か愚者かは計れるぬな」と天皇が返すので、勢いに乗ったまひろは、「下々が望みを持って学べば、世の中は活気づき、国もまた活気づきましょう。高貴な方々も、政をあだおろそかにはなさらなくなりましょう。」と返答。思わず天皇の顔色を伺った中宮は、「言葉が過ぎる」と釘をさした。

しかし天皇は、「そなたの夢、覚えておこう」と優しい言葉をかけ、その後、天皇はまひろのことを道長に「男だったら登用してみたいと思った」と語るのだった。それを聞いた道長は、思いがけず耳にしたまひろの名前に動揺しながら、誇らしい気持ちになる。それから道長は為時(岸谷五朗)を受五位下に昇進させ、まひろたちは久々の嬉しい知らせに喜ぶのだった。

ある夜、伊周は妾である光子(竹内夢)の屋敷を訪れるも、その前に見事な牛車がとまっているのを見て、光子に別の男がいると勘違いしショックを受ける。裏切られたと落ち込む伊周に、隆家は相手がどんな男か確かめようと伊周を連れて光子の屋敷へ。すると伊周と隆家の前で門が開き、男が出て来た。伊周の忠告も聞かず、隆家は脅しのつもりで矢を放つが、驚いて尻もちをついた男性は、なんと花山院。それを見て伊周の顔が青ざめる。

■第20話あらすじ
為時が淡路守に任命され、惟規(高杉真宙)、いと(清川清順)も喜ぶが、まひろは、宋の言葉を解する父の適任は越前守だと考える。一方、内裏では、花山院の牛車に矢を放った一件で、一条天皇が伊周と隆家に厳しい処分を命じる。さらに定子は兄弟の不祥事により、内裏を出ることを命じられるのだが・・・。

NHK大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:大石静、出演:吉高由里子、柄本佑、黒木華、高畑充希、吉田羊、ユースケ・サンタマリア、佐々木蔵之介、岸谷五朗ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_hikarukimie」。第20話予告動画は番組公式サイトにて公開中。

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