「The 8 Show~極限のマネーショー~」チョン・ウヒ刺激的かつ圧倒的存在に視聴者から賞賛の声、早くもヒット作の予感?第1-3話

05月18日20時00分ドラマ
Netflixシリーズ『The 8 Show』
2024年5月17日(金)より独占配信中

5月17日にNetflixを通じて公開された「The 8 Show~極限のマネーショー~」では、とある場所で突如ゲーム参加者となった男女8人。時間稼ぎをしながら、約2か月間報酬を得ることに。そんな中主催者が“娯楽”と引き換えに、時間を与えているのに気づく…。今回は第1話~3話のネタバレあらすじと見どころ、感想などを紹介する。

●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】



「The 8 Show~極限のマネーショー~」は、8階建ての建物に閉じ込められた男女8人が賞金を得るため、参加者として協力と対立、裏切りを繰り広げる参加型ゲーム番組だ。⇒【各話のあらすじ】

■キャスト
ぺ・ジンス役(3階住人):リュ・ジュンヨル
5階住人役:ムン・ジョンヒ
7階住人役:パク・ジョンミン
8階住人役:チョン・ウヒ
4階住人役:イ・ヨルム
2階住人役:イ・ジュヨン
6階住人役:パク・ヘジュン
1階住人役:ぺ・ソンウ
ほか

■第1話あらすじ
借金まみれの人生に絶望を感じたジンス(リュ・ジュンヨル)は漢江で自殺を試みる。しかし橋に足をかけた瞬間、携帯にとあるメッセージが届く。突如口座に100万ウォンが立て続けに入金され目を疑うジンス。「あなたが捨てた時間を買いたいです」と意味深なメッセージが届くと、目の前に一台のリムジンが現れる。

とある劇場に到着すると、テーブルには数字が書かれたカードと2000万円が置かれていた。ジンスは悩んだ結果、3番のカードを手に取りカーテンの奥へ進む。3番の部屋に入るとすぐさまゲームがスタート。ジンスは分ごとに上がっていく金額に喜びを隠せないでいた。しかし、しばらくして高賃金と引き換えに物価が100倍に設定されていることに気づく。コンビニバイトの知恵を生かし、なんとか1日目を乗り越える。

翌朝、広場には次々と住人たちが集まり始める。そんな中、ジンスはゲーム時間が増えているのに気づく。詳細が未だ分からないまま、共同購入する品物を話し合う住人たち。なんとか意見を調整し必要最低限の物を揃える。同時に、広場の昇降機から品物を受け取ると、時間だけが減少する仕組みに気づく。

住人たちは食料の支給がないことに不満を漏らし始める。すると、8階の住人(チョン・ウヒ)が自分の部屋に12人分の水と弁当が届いたと言い出す。部屋の外に持ち出せないルールのため、全員で8階の部屋を訪ねることに。すると8階の部屋はスイートルーム級の広さ、そして毎分34万ウォンという破格の金額設定だった。

8Netflixシリーズ『The 8 Show』独占配信中

■第2話あらすじ
フィボナッチ数列によって各階の金額が設定されていると知る住人たち。不平等さに不満を抱くも、なんとか平等を目指そうと試行錯誤する。そんな中、8階の住人が勝手に高級服を買いまくり、時間が残り15分になってしまう。自己中な行動にしびれを切らした2階の住人(イ・ジュヨン)は声を荒げる。すると、8階の住人は「時間を増やしたいなら階段を走ればいい」と言い出す。制限時間が迫る中、住人たちは半信半疑のまま必死に階段を走る。すると8階の住人の言う通り、時間が延長されるのを目の当たりにする。

翌日から2チームに分かれ階段走りを継続することに。労働日と休暇日を作り、効率よく時間稼ぎする日々を過ごす。しかし、次第に疲労からストレスがたまり始める住人たち。足に障害を抱えた1階の住人(ぺ・ソンウ)は足手まといになり始めてしまう。

7階の住人(パク・ジョンミン)は時間が増えるタイミングが不定期なことに違和感を覚える。ジンスが時計を眺めていると、階段走り以外でも時間延長される瞬間を目撃する。他の住人も労働量に見合ってない時間の増え方に少しずつ違和感を抱く。

翌朝、焦った様子で住人たちを起こす5階の住人(ムン・ジョンヒ)。住人たちが部屋から出ると、昨夜走った分の時間が加算されていないのに気づく。慌てて階段走りを始めるも突如、4階の住人(イ・ヨルム)が発作を起こし倒れてしまう。住人たちは急いでてんかんの薬を購入しようと昇降機の元へ急ぐ。すると、6階の住人(パク・ヘジュン)が反対し始め、乱闘が起きてしまう。8階の住人の笑い声で我に返ると、時間が残り40時間に増えているのに気づく。

階段走りが時間を稼ぐ方法ではなかったと気づく一同。7階の住人は何かに気づいた様子でゆっくり監視カメラを見つめる…。

1Netflixシリーズ『The 8 Show』

■第3話あらすじ
主催者側の意図を把握した住人たちは、各自隠し芸を披露することに。7階の住人はリコーダーを注文すると鼻で演奏し始める。圧巻のステージを披露すると、呆気にとられた住人たちは思わずスタンディングオベーションをする。そして20時間以上も時間追加される。

住人たちはこのゲームをいつまで続けるかを話し合う。報酬額が違うため、決定権は最も額が低い1階の住人に託される。すると、1階の住人はためらいながら「10億ウォン稼ぐまで続ける」と告げる。約2か月間の続行が決まると、隠し芸披露を続け時間稼ぎする日々が続いた。他の住人たちが次々と披露する中、特技がないジンスは頭を悩ませる。何とか思いついた特技はダンス。しかしダンス披露で稼いだ時間はたったの18分だった。

今まで1階に集めていたゴミと排便袋の担当を再度決め直す。トイレ部屋を投票で決めることになり、住人たちの心理戦が始まる。各自隠れて取引を交わした後、ついに匿名投票がスタート。1票の棄権を除き、ジンスが3票、8階の住人が4票獲得する。トイレ担当に当選した8階の住人を気まずそうに見る住人たち。しかし当の本人はなぜか当選したことを喜ぶ。

トイレに行くため8階の住人に声をかける4階の住人。すると、8階の住人は「嫌だ」と言い笑顔を浮かべながら立ち去ってしまう。その夜、各部屋の昇降機で降りてきたのは空の弁当とペットボトルだった。

■見どころ・感想など
主催者の意図が分からないままゲームが進行していく第1話~第3話。互いについて話す暇さえなく、8人の男女はすぐさまゲームの参加者となった。全員が同じ条件での参加と思いきや、階ごとに雲泥の差があると気づいた住人たち。まるで格差社会を表すかのように、自然と上下関係が生まれ始めていた。

ゲームが進むにつれ、主催者の要求が“娯楽”だと感づき始めた一同。報酬と引き換えに労働者が必死に労働する姿はなんとも残酷かつ現実味ある場面だった。また、最上階である8階の住人は自己中な行動を見せ、最終的には圧倒的な絶対権力を振りかざした。多数決での決定さえも拒否できるほどの力を見せつける8階の住人。第3話エンディングでは、ライフライン全てを断絶し、7人の生命さえ支配する姿を見せる。圧倒的な権力差を見せつけられた7人が、ここからどうゲームを続行するのかは今後の見どころだろう。

「The 8 Show」が公開され、韓国でも俳優たちの演技力に称賛の声が鳴りやまない。特に個性的で独特な雰囲気を醸す8階の住人を演じるチョン・ウヒ。視聴者たちは「8階の住人をあれほどまで演じきれるのはチョン・ウヒだけだ」、「リアルすぎる演技に思わずのめりこんでしまう」といった感想が次々と挙がっている。また、作品自体に対しても「現実社会に対する皮肉が練りこまれた展開で、まるで映画を見ているようだ」という声や、「役に対するキャスティングがぴったりすぎて今後大流行する作品ではないか」と期待の声も挙がっている。
チョン・ウヒ「ヒーローではないけれど」での“千の顔”から、「The 8 Show」でまた新たな顔…

「The 8 Show」は5月17日(金)からNetflixにて公開された。

YouTube|「The 8 Show~極限のマネーショー~」l公式ティーザー予告動画

kandoratop

【作品詳細】【関連・各話のあらすじ】