“死んでも私と関わりたいの？”キム・ヘユン、ビョン・ウソクを突き放し…「ソンジェ背負って走れ」第14話視聴率更新、7週連続1位

21日放送のtvN月火ドラマ「ソンジェ背負って走れ」では、記憶を失ったリュ・ソンジェ（ビョン・ウソク）とイム・ソル（キム・ヘユン）が偶然再会し、再び縁が絡まる様子が描かれた。U-NEXTでも独占配信開始した第14話のネタバレあらすじと見どこを紹介する。

ニールセンコリアによると、第14話の視聴率は全国平均4.8％で自己最高を記録し最高5.5％まで上昇。首都圏でも平均5.3％で最高6.1％と高い数字で、地上波を含む全チャンネルで7週連続1位となった。

●U-NEXTで独占配信の韓国ドラマ



「ソンジェ背負って走れ」は、ある日突然生涯を終えてしまった有名アーティストのソンジェ（ビョン・ウソク）と、彼を愛してやまない大ファンのソル（キム・ヘユン）が彼を生かすために過去にタイムスリップするファンタジーロマンスだ。各話のネタバレあらすじと見どころ、視聴率、メイキング動画などは【「ソンジェ背負って走れ」を2倍楽しむ】でまとめている。

■キャスト
リュ・ソンジェ役：ビョン・ウソク[ピョン・ウソク]
イム・ソル役：キム・ヘユン
キム・テソン役：ソン・ゴニ
ペク・イニョク役：イ・スンヒョプ
ほか

■第14話「愛を失った2人」
ソンジェは、授賞式で偶然会ったソルがポンシネマのイ代表（チョン・ヨン）のバッグを盗んだと誤解した。ソルは自分が書いた辞表を取り戻そうとしていただけだった。

丹浦里でソンジェの死を目撃したソルは、彼を生かすために再び時計を動かして自分と出逢わない過去に変えたはずだった。そんなソンジェとの偶然の再会にソルは涙を流した。ソンジェは「なぜ泣くの？僕は泣かせてないのに」と、過去に漢江の橋でソルに言ったのと同じ言葉を口にした。

どうにかその場を立ち去ったソルだったが、授賞式のプレゼンテーターを務めたソンジェはソルのために授賞式で大失敗してしまう。

その後、ソンジェの元に誤ってソルの企画書『記憶を歩む時間』（仮題）が送られてくる。ソンジェはそれを読んで自然に涙が流れる自分に驚く。企画書には愛する男を救うために15年前に戻す女の愛が描かれていた。

ソンジェは「涙が止まらない」とマネージャーに明かした。しかし、ソンジェが出演の意志を伝えるとソルは「リュ・ソンジェさんがこの作品をやらないでほしい。私が考えた主人公のイメージと違うから」と一線を引いた。さらに「今後も私の名前が書かれた企画書を見たら避けてください。リュ・ソンジェさんが気分を害したならむしろ好都合。私とは二度と関わりたくないでしょうから」と冷たく言い放った。

しかし、ソンジェは企画書を読んだ後、奇妙な気持ちを感じていた。まるで過去を覗いているかのような夢を見て、この作品を諦められなかった。その後、ソルを訪ねて「僕を拒絶する理由を聞きたい」と伝え、ソルは「メロドラマが得意で、フレッシュな俳優とやりたいから。天が反対しています」とめちゃくちゃな言い訳をした。ソンジェは「運命を信じるのか？」と尋ね、「信じます。運命が止めることは絶対にしません」と、ソルはソンジェとの縁を断つことを強調した。

その後、ソルの認知症を患う祖母マルジャ（ソン・ビョンスク）が迷子になり、ソンジェの父（キム・ウォネ）の店で見つかる。マルジャを送り届けてソルと再会したソンジェは、お礼のお茶をねだる。そこで初めてソルの笑顔を見たソンジェはなぜか胸がときめく。

ソルが勤めるポンシネマでは、人気俳優のソンジェを逃す手はない。するとソルは辞職の意志を示して制作から手を引いた。

やりきれない想いを胸にソルは最後にソンジェとデートした遊園地を訪れ、観覧車に乗ろうとした。ところが、広告撮影のために遊園地を訪れていたソンジェがソルを見かけて、観覧車に乗り込んできた。

驚くソルに「これほど偶然が重なるとは運命かもしれない」と言うソンジェは、企画書の結末に触れる。「あの男は本当に愛する女性を忘れて生きるの？悲しい結末だね。それで愛を失った女性は幸せなのかな？」と問う。ソルは「ハッピーエンドです。男性を守ったのだから。結末が気に入らなければやらなければいいです。もっと良い作品がたくさんあるでしょうから」と反論。

ソンジェは「最初は意地からだったが、今は本気。俺、企画書を読んでから最近少し変なんだ。急に涙が流れたり、夢も見るんだ。過去に経験したように。それにここも初めてのはずなのに、なぜか来たことがある気がするんだ」と、企画に惹かれる理由を語った。

すると、ソルは「私と関わると死ぬかもしれないのに、それでもやりますか？」と尋ねる。ソンジェは「君と関わるには死ぬ覚悟が必要なの？」と問い返した瞬間、観覧車が大きく揺れ、とっさにソンジェはソルを抱きとめた。その拍子にソンジェの胸元に揺れる「S」を刻んだペンダントが見えた。それは過去にソンジェがこの観覧車の中でソルに渡した誕生日プレゼントと同じもの。驚くソル…その時また大きく観覧車が揺れ、ソルを抱きとめたソンジェは「今ここで俺たち死ぬのかな？」と冗談を言った。ソンジェの腕の中でソルは、私たちの運命は同じ場所を回り続ける観覧車のようだと考えた。いつの間にか外は雪が降り出していた。



第14話。変わった未来でも親友のヒョンジュ（ソ・ヘウォン）は兄と結婚していたが、ソルと同じ会社に勤めていた。そして、テソン（ソン・ゴニ）は刑事になっていた。今回の未来でもソンジェのストーカー少女が登場しており、殺人犯キム・ヨンス(ホ・ヒョンギュ)の姿も…。

最終回前話となる次回15話の予告では、ソルが映画会社を去り、ソンジェが過去の記憶を思い出したかのようにソルの名前を叫ぶ姿が映し出されている。また、テソンがキム・ヨンスを追いかけ、ソンジェが事故の危機に瀕し、視聴者の注目を集めた。

気になる15話は27日放送・配信予定、予告動画は以下のYouTubeでも視聴できる。但し日本語字幕なし。

◇YouTube｜15話予告

tvNの『선재 업고 튀어』は毎週月曜日と火曜日の20時50分に放送され、U-NEXTで独占配信している。

◇tvN「선재 업고 튀어」HP

【作品詳細】【「ソンジェ背負って走れ」を2倍楽しむ】