韓国ドラマ「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム」第5−6話:過去の出来事が明らかになり免職のピンチに陥ったイ・ミンギが事件解決に大活躍!

05月30日07時00分 ドラマ
© 2024 Astory Co., Ltd. & KT Studiogenie Co.,
Ltd. All Rights reserved./

イ・ミンギやクァク・ソニョン、ホ・ソンテらが新しい顔を見せる韓国ENA月火ドラマとして「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム」。日本でもディズニープラスのスターにて独占配信中の第5−6話では、10年前の事故に関わる重要な人物が再び顔を合わせ、ヨンホが免職の危機に追い込まれながらも事件解決に手柄を立てる姿が描かれた。気になるあらすじを見てみよう。

【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】



「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム」、通称TCI(Traffic Crime Investigation)と呼ばれ署内ではまったく相手にされない交通犯罪捜査チームが絶妙なチームワークで無法者たちを検挙しまくる痛快アクションコメディ。

■キャスト
キャスト・登場人物紹介
チャ・ヨンホ:イ・ミンギ
ミン・ソヒ:クァク・ソニョン
チョン・チェマン:ホ・ソンテ
ウ・ドンギ:イ・ホチョル
オ・ヒョンギョン:チェ・ムンヒ
 ほか

■第5話あらすじ
連続婦女暴行事件の捜査で警察署にやってきたピョ次長(ホ・ジョンド)。過去の事件で因縁があったヨンホ(イ・ミンギ)だが、それを知らないソヒ(クァク・ソニョン)は、次長が政界を目指すほど目標が高い人物だと紹介する。

一方、夜間に泥酔した男が殺されたひき逃げ事件を追っていたTCI(交通犯罪捜査チーム)は、被害者が男と揉めていたことや、2回轢かれ、そのうちの1回はタクシーだったことが判明し、タクシー運転手を父に持つソヒは複雑な感情に襲われる。復元した車載カメラの映像から、最初に被害者を轢いた車に人が乗っていて、事件現場で被害者が再び轢かれるのを待っていたことが判明する。そして発見された車両は盗難車で、犯人が新たに車を盗難して逃げたことや、もともとひき逃げで指名手配されていた男だと突き止めた。

過去のひき逃げ事件を後回しにしていたことを巡って刑事課とぎくしゃくするソヒ。それを見守っていた警視正テジュ(オ・ウィシク)はソヒにとってはあまり関わりたくない人物だった。事件捜査課への異動をオファーするテジュに冷たく接する態度や、職場恋愛はしないほうがいいという意味深な忠告を始めたソヒ。

車を盗まれた女性の元に財布だけが戻ってきたと聞いて、女性の自宅に向かうヨンホについていくソヒ。家には犯人が隠れ、女性が襲われかけていた。住宅街を縫うように犯人を追跡したヨンホはあと一歩のところで犯人を逃し、刑事課に事件の捜査を奪われてしまう。ひき逃げの犯人と連続婦女暴行犯が同一人物かもしれないと主張したヨンホを鼻で笑う刑事課だが、事件の発生地域は合致していた。勝手に憶測を語りだしたヨンホに腹を立てるソヒ。過去に署ではソヒらが追っていた不法タクシーが麻薬関連事件に発展し、警察高官の息子も関わっていたにも関わらず、テジュが出世と引き換えに不祥事を隠蔽したことでソヒとの関係が破綻したことを知ったヨンホ。

その頃、ヨンホが起こした10年前の事故の記事が届いたピョ次長は異様な剣幕で動揺し始めた。当時事件の証言をしたジェヨン(ホ・ジウォン)とピョ次長の息子ジョンウク(カン・ギドゥン)はもうひとりの目撃者を訪ね、記事を送った犯人の正体を探る。一方、ヨンホの過去の事件が知られ、掲示板に書き込まれ、遂にソヒらにも噂が知れ渡ってしまう…。




■第6話あらすじ
「人殺しが刑事になった」そんなヨンホの情報が警察署内で噂になる中、真実を打ち明けたヨンホを理解しようとするソヒ、そしてヨンホをかばおうとするチーム長チェマン(ホ・ソンテ)。好奇心で沸き立つ警察署の中でひとり違う表情で投稿者を探るピョ次長。はジェヨンが逆恨みで投稿したことを突き止めて彼らを威圧した。刑事課は両者が追う犯人が別の人物だと結論付けたが、DNAが同一だということを突き止、テジュがそれを知りながら黙っていたことを知った刑事課はざわめき、噂のせいで監査の対象になったヨンホの方を持つようになる。

TCIチームでも手柄を本庁のものにしようとするテジュに反感を抱いていたが、同様に車を盗難された主婦が暴行に遭っていた事実を打ち明けたことからより確信に近づいたソヒ。犯人が再び同じ女性を狙うと考えたヨンホの推測に従うソヒと刑事課。緊急を要する事態についに自らハンドルを握ったヨンホ。フラッシュバックを起こした彼の背中を押したのはソヒが逮捕術の特訓中にかけた言葉だった。いち早く女性の自宅に駆けつけたヨンホはその場で待機を命じられるが、母親が拘束されているのを見つけて犯人の前に飛び出す。再び逃走した犯人を追跡したヨンホはソヒの特訓を思い出し、犯人と対峙し検挙に成功した。手柄は刑事課に移ったものの、懲戒処分を免れたヨンホを祝うTCIチーム。しかしチーム長だけは妻がひき逃げで殺された命日で姿を現さなかった。

ヨンホが免職にならなかったことに腹を立てたジェヨンは煽り運転をして、ある車に狙いを定めるが、相手はジェヨンの車を更に煽り、興奮したジェヨンは事故を起こしてしまう。身動きが取れないほどの大事故を起こし、助けを求めるジェヨンの車に男はライターを投げ捨て車は爆発炎上してしまう…。

■見どころ
前回ヨンホが過去に起こした事件の詳細が明らかになり、それに関して何らかの権力が悪い影響を与えていることが示唆されたが、第5話では、新たに起こった2つの事件を通して、ヨンホと、当時事件を担当していたピョ次長ら疑惑の人物らとの数奇な再会が描かれた。その過程でヨンホの過去がついにソヒらTCIチームや警察署全体に知れ渡ることになってしまうが。ヨンホは先輩ソヒとの師弟(?)関係のおかげで一度逃した犯人を逮捕し、免職も免れた。

依然としてベールに包まれた10年前の事故。今回はヨンホが事故で死なせてしまったことになっている新婚の妊婦の死にジェヨンら証言者らが関わっていたことが仄めかされたが、以前として事件の真相や、記事の送り主については不明のまま。そんな最中、絵に描いたようなゲス男のジェヨンが謎の男が運転する車を煽って事故に遭って爆発炎上。生死は不明だが、過去の事件に再び日が当たる大きなきっかけになりそうだ。

初回の全国視聴率2.2%からスタートした本作も順調に視聴率を上げ、第5話で4.1%、第6話で5.0%(いずれもニールセンコリア調べ)を記録し、韓国内でも注目からじわじわと視聴率を上げていることが窺える。

「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム」は毎週月曜日・火曜日に放送され、ディズニープラスで独占配信される。(全12話)

ENA「크래시」HP

kandoratop【作品詳細】【関連記事・各話あらすじ】