【最終回】NHK「老害の人」三田佳子に続いて高橋惠子も熟女パブで働く!?第4話ネタバレと第5話あらすじと予告

06月01日15時40分ドラマ
画像:NHKより

6月2日(日)放送のBSP4K・NHKBS「老害の人」最終回となる第5話は、老害だけで終わらないその先の人生を描く。

熟女パブの雇われマスターに風間杜夫、熟女ホステスに根岸季衣、松金よね子、柴田理恵と豪華キャスト陣がドラマをにぎやかせた第4話のネタバレあらすじと見どころ、第5話の予告あらすじを紹介する。



本作は、「すぐ死ぬんだから」「今度生まれたら」に続く、内館牧子原作の「老後」小説のドラマ化第3弾。埼玉県川越の近くの街を舞台に、コロナ禍に福太郎と近所の老人5名が巻き起こす老害六重奏と、家族たちの群像活劇。⇒【各話のあらすじ】

26日に放送した第4話冒頭では、孤独になりがちがコロナ禍の中、親世代の明代(夏川結衣)と春子の娘・里枝(羽田美智子)、孫世代の俊(望月歩)と勇三の孫・剛(室井響)の二組の友人たちの会話を通して、中年独身女性の将来の不安、夢を持てない若者の絶望などが描かれた。

本作は毎回のエンディング曲も話題になっているが、第4話は劇中、高橋惠子が歌った「涙くんさよなら」がエンディングでも流れた。この曲は1965年5月15日に、坂本九のシングル曲として発売された楽曲だが、第4話のエンディングでは、フォークグループのダ・カーポが歌ったバージョンが流れた。⇒YouTube|ダ・カーポ「涙くんさよなら」

また、60歳を前に妻との関係もギクシャクする純市の癒やしの空間は、根岸季衣たちがホステスの熟女パブ「とば口」。ここでは体調を気遣い、ダサいギャグや加齢臭トークで盛り上がり、壁には「血圧ランキング」まで貼りだされている。三田佳子が新人熟女ホステスとして登場し、視聴者を驚かせた。明日放送の最終回では、「私は世間の厄介者」と嘆く高橋惠子がジャクリーンという源氏名で働くようだ

■第4話ネタバレ
老害の人画像:NHKより春子(白川和子)はコロナ禍の中、「お母さんが死んだあと、どうしようか」と一人ぼっちになる不安を口にした娘の里枝を結婚させようと動き出す。相手に選んだのは、松木ファームが野菜と下ろしているレストランのオーナー佐多(宇野祥平)だった。実は里枝はかつて佐多にアプローチしてフラれていたのだった。

母の狙いに勘付いた里枝は、母とグルになった明代をなじり、専業主婦が気楽でいいと嫌味を言う。明代も専業主婦の辛さを口にして、二人は喧嘩別れ。

不機嫌を家にまで持ち帰った明代は、夫の純市(勝村正信)に八つ当たり。夫の体臭が臭いと「今日から寝室を別にしよう」と言い放つ。純市は傷つき妻とギクシャクしたまま年が明け2023年に。

純市は安志(テイ龍進)に誘われて熟女パブ「とば口」へ。純市は自分より年上の熟女ホステスたちに驚くが、やがて居心地の良さを感じる。ところがそこに安志の父・勇三(小倉蒼蛙)がやって来て、妻に逃げられた息子がここに母性を求めているのかと合点する。

春になり、福太郎たちの「若鮎サロン」も1年が経っていた。その後も純市は「とば口」に入りびたり。ある日、新人だけど初老ホステスのスーザン・アンダーソンと鉢合わせ。それがサキ(三田佳子)だと気づき仰天する。サキ、いやスーザンは、福太郎にはいずれ打ち明けるので内証にしてほしいと頼む。下戸の純市はその夜も数滴たらした酒に酔って帰宅する。

コロナも落ち着き、インフルエンザと同じ5類に移行され、地域の行事も再開し始めた。明代は秋田から来た観光客から山本旅館の一人娘の和美(高橋惠子)の消息を聞く。和美は父亡きあと、経営不振となり、その後、介護をしていた母を亡くして引きこもりになっているというのだ。彼女はかつて雀躍堂に勤めていた福太郎自慢の女子社員だった。

一方、覇気のない純市を心配する福太郎。見かねた勇三が福太郎を「とば口」に案内し、純市がここに入り浸っていたのかと知る。福太郎は、ここでも熟女ホステス相手に上から目線で話す。数滴の酒で泥酔する純市はいつになく福太郎に絡む。これまで言えなかった愚痴を言いたい放題。さすがに堪忍袋の緒が切れた福太郎は「お前こそが老害だ!屈折野郎」と一喝し、連れ帰る。

酔いつぶれて明代と俊に引きずられる婿を見て、「俊、早めに社長になってくれ」と孫を困らせる。明代も酒の匂いのしない酔っ払い夫を「生物として腐り始めている」と言いたい放題。

その夜、明代は福太郎に和美の話を打ち明け、後日2人で秋田に様子を見に行く。はじめは呼びかけても出てこなかった和美が、福太郎たちが帰ろうとしたときやっと玄関を開けた。福太郎はこのままではいけないと、和美を埼玉に連れて行く。

福太郎を和美の住まいを自宅の近くに準備し、若鮎サロンにも連れて行く。しかし和美は打ち解けようとしない。みんなは和美が溶け込めるよう手を尽くすが、和美は心を開かない。「人と一緒に歌うのは嫌だ」という和美は「涙くんさよなら」を独唱して帰っていく。

サキが後を追って、和美の態度を「理解不能の自己主張だ」と非難して帰っていく。すると今度は和美がサキの後をついてくる。「あなたの暇つぶしに付き合っていられない」と追い返そうとするサキだが…。

■第5話予告
福太郎(伊東四朗)に誘われ上京した山本和美(高橋惠子)は頑なな態度で若鮎サロンで孤立する。見かねたサキ(三田佳子)が諫めると、和美はどこまでもついて来るので、サキはバイト先のバーに連れていく。和美もジャクリーンという名で一緒に勤めることに。純市は福太郎をバーに連れていき…。言いたいことを言い、互いの見方を少し変えた福太郎と純市。そんな姿は明代にも変化を及ぼして…。そして若鮎のメンバーたちは…

■キャスト
戸山福太郎役:伊東四朗
亡妻・八重役:田島令子
娘・明代役:夏川結衣
婿・純市役:勝村正信
孫・梨子役:木竜麻生
孫・俊役:望月歩
≪福太郎の友人たち≫
吉田武役:前田吟
妻・桃子役:日色ともゑ
竹下勇三役:小倉蒼蛙(小倉 一郎)
林春子役:白川和子
娘・里枝:羽田 美智子
村井サキ役:三田佳子
≪その他≫
元部下・山本和美役:高橋惠子

NHKBSプレミアムドラマ毎週日曜22時より放送の「老害の人」(全5話)番組サイトで予告動画が公開中だ。

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NHK「老害の人」番組サイト