速報!チュ・サンウク主演「太宗イ・バンウォン~龍の国~」BSテレ東で7月2日スタート決定
BSテレ東(10:55~12:00)では、「ヒョンジェは美しい~ボクが結婚する理由(わけ)」の後7月2日(火)から、チュ・サンウク主演の時代劇「太宗イ・バンウォン~龍の国~」を全33話で放送することが分かった。YouTubeにて予告動画も公開中だ。
「太宗(テジョン)イ・バンウォン~龍の国~」は「龍の涙」「太祖王建」「不滅の李舜臣」などを誕生させたKBSテレビ(韓国放送公社)が、2016年「チャン・ヨンシル~朝鮮伝説の科学者~」以来、5年ぶりのKBS大河ドラマとして再開した作品。
■あらすじ
1388年、高麗。遼東征伐に派遣されたイ・ソンゲ(キム・ヨンチョル)は、威化島で出兵を中止し、開京に引き返すことを決意する。これに憤慨した禑王(イム・ジギュ)は、開京にいるソンゲの一族を捕らえるよう命じた。五男のバンウォン(チュ・サンウク)は家族を連れて逃げ、迅速に高麗朝廷の手の内から逃げたおかげで、イ氏家門は生き残ったのだった。父や兄たちと合流したバンウォンは父の力になりたいと申し出るが、ソンゲには文官のバンウォンを戦に連れていくつもりはないのだった。ソンゲが高麗の権力を掌握し、禑王は廃位に。しかし、禑王はソンゲ暗殺の計画を立てていた。それを知ったバンウォンは……。
主人公のイ・バンウォン(李芳遠)は朝鮮王朝を建国した太祖(李成桂)と最初の正室・韓氏の間に生まれた五男。朝鮮王朝建国に際して一番の功労者だったが、世子(王位後継者)どころか開国功臣の記録からも除外された不運の人物。しかしバンウォンは2度のクーデターの後、自らの手で王位に就き朝鮮の礎を築いた朝鮮王朝第3代の王だ(詳しくは時代背景:朝鮮王朝第3代王・太宗(李芳遠)で。)
これまでにも「六龍が飛ぶ」「大王世宗」「根の深い木」など多くの作品を通して太宗が描かれた。これまではカリスマ性と冷酷な一面も持つ人物として描かれてきたイ・バンウォンを本作では、彼の苦悩や人間らしい一面、家族愛に焦点を当てて描いている。朝鮮を開国した家族の物語としても見応えのある作品となっている。
史実を忠実になぞりながら、これまで知ることのなかった人間イ・バンウォンに焦点を当てて描いたところがこれまでの他の作品と大きく違うところだ。またドラマの枠を超えたスケールで描いたことで話題になった。
(※参照:朝鮮王朝系図、ドラマの年表:朝鮮王朝)
そんな人間イ・バンウォンを演じたのは「善徳女王」「不滅の恋人」など幅広い作品で活躍する実力派俳優チュ・サンウク。本作では、妻に頭が上がらない弱気な夫から、頭脳明晰で冷静な判断力を持ち、目的のためなら容赦なく刀を振りかざすカリスマ溢れるイ・バンウォンに成長するまでを圧倒的な演技力で演じ高評価を得た。
バンウォンを王子時代のから支えた賢妻ミン氏役には「ホジュン~伝説の心医~」でイェジン役を務めたパク・ジニが、力強く演じている。その他にも、数多くの時代劇に出演しているキム・ヨンチョル(「私の国」「大王世宗」)、オム・ヒョソプ(「朝鮮ガンマン」「王は愛する」)などが脇を固め、ドラマに深みを与えている。
本作は<時代劇のKBS>5年ぶりの歴史超大作とした発表当時から注目を集めた作品で、下馬評通りの高視聴率を記録し、2022 KBS演技大賞受賞では、チュ・サンウクが大賞、パク・ジニが最優秀女優賞、そして助演女優賞をイェ・ジウォンが獲得した。
◇BSテレ東「ドラマ」番組サイト
2024年7月2日スタート 10:55-12:00
◇YouTube|予告動画
【作品詳細】【「太宗イ・バンウォン」を2倍楽しむ】