「六龍が飛ぶ」時代背景:朝鮮王朝第3代王・太宗(李芳遠)は王朝の基礎を築いた独裁者!予告動画

[2017年05月29日23時30分]  【ドラマ】

「六龍が飛ぶ」時代背景:朝鮮王朝第3代王・太宗(李芳遠)は王朝の基礎を築いた独裁者!予告動画
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©SBS

「六龍が飛ぶ」でユ・アインが演じているイ・バンウォン(後の太宗)は、朝鮮を建国した太祖(李成桂)の第五男で、第2代王・定宗の実弟!王位継承と権力争いから始まった「第一次王子の乱」と「第二次王子の乱」を経て王位についた太宗はいったいどんな人物だったのか?今回は太宗を紹介、「六龍が飛ぶ」の予告動画は作品公式サイトで視聴できる。

■太宗(生1367.613-没1422.5.30)はもっとも優れた王子
李芳遠(イ・バンウォン、後の太宗)は朝鮮王朝を建国した太祖(李成桂)と最初の正室・韓氏の間に生まれた五男。先代王・定宗の実弟。名は李芳遠(イ・バンウォン)、即位前は靖安君。(韓氏については朝鮮王朝第2代王・定宗(李芳果)は傀儡王?参照)
太祖には8人の王子がいたが、その中で李芳遠はただ一人科挙に合格した、学識と文章力に抜きんでており、優れたリーダーシップと推進力を持った王子だった。

rokuryuu■世弟でなく世子にこだわった太宗
朝鮮王朝建国に際して一番の功労者だった芳遠だが、「宰相中心の王道政治」を目指す太祖の右腕であり実権者である鄭道伝(チョン・ドジョン)によって、世子どころか開国功臣の記録からも除外された。「六龍が飛ぶ」では「宰相中心の王道政治」を、新国家のための「王の五則」として紹介している。(オリジナル第31話参照
さらに、1398年、鄭道伝一派が遼東征伐のために兵権を国に集中しようと、私兵廃止を実施。芳遠は自らの勢力基盤である私兵を守るために、「鄭道伝が王子たちを排除しようとしたという陰謀論」を唱え第一王子の乱を起こして、鄭道伝と異母弟である世子・李芳硯(イ・バンソク)らを排除した。(オリジナル第47話参照)
だが、政変直後の兄弟間の権力関係を考慮し、推戴されても自分は世子にならず、自分の言いなりになる実兄である次男の芳果を世子に、そして王位につけた。自身は靖安君として要職に就き実権を握り、開国功臣一等にも追録された。
そして、1400年正月、太祖の四男・芳幹(パンガン)が、朴苞(パク・ポ)と共に私兵を動員して起こした「第二次王子の乱」を芳遠が鎮圧。これにより芳遠の反対勢力がほぼなくなり、芳遠は世子に冊封された。芳遠は王の弟、本来なら「世弟」とすべきだが「世子」として冊封されたところに、芳遠が第2代王・定宗の後継者ではなく、初代王・太祖の後継者として王位を継ごうとした強い思いが見てとれる。

■父太祖に認められない即位!太宗(在位:1400.11-1418.08)
世子として本格的に政権を握ると、芳遠も鄭道伝と同じく私兵を廃止した。さらに、高麗王朝の文化をなくしはじめ、政務と軍制を分離。権門一族の力を弱めるために奴婢弁正都監を設けて奴婢の戸籍を管理するようにした。そして、定宗の譲位により朝鮮第三代王・太宗として即位した。「イニョプの道」では、太上王となった太祖と太宗の間は険悪で、太祖は玉璽を持ったまま咸興に籠ったと描かれたが、実際の太祖も芳遠へ強い不満を持っていたようで、王権の引継ぎの象徴でもある玉璽を渡さないまま、江原道や咸興など各地を巡っていた。

■太宗は王朝の基礎を作った独裁者
即位後は王権強化のための制度的枠組み作りを徹底し、中央制度と地方制度を整備し、高麗の残滓を完全に生産した。さらに、軍事制度を整備して国防を強化し、土地や徴税せいふぉの整備を通じて国家財政を安定させた。「六龍が飛ぶ」でも描かれていたが、こうした太宗の政策は鄭道伝のそれと大きく変わることはなかった。
また、「大王世宗」「火の女神 ジョンイ」「テバク~運命の瞬間(とき)~」など韓ドラ史劇に度々登場する“申聞鼓(シンムンゴ)”などを設置して、無実の人民が直訴できる制度など、新しい社会政策を実施して、民心を収拾した。
一方、王権に挑戦するものは徹底的に除去した。外戚の権力を分散させ、王権の強化を図るために後宮を多く娶ろうとしたが、王妃である元敬王后・閔氏はこれに嫉妬して不平を露わにし、太宗との仲がぎくしゃくし、太宗の即位に功の大きかった王妃の同腹の閔無咎(ミン・ムグ)、閔無疾(ミン・ムジル)さえ、自決に追い込んだ。
また、崇儒抑仏政策の教化や教育・科学制度定着にも多くの関心を注いだ。他にも技術教育のために十学(儒学、武学、訳学、陰陽風水学、医学、律学、楽学、算学、画学、道学など)を設置して提調(チェジョ、都提調の次位の官職。雑務と技術系統機関に兼職として任命されていた高位官職)を置いた。
対外政策においては遼東征伐を計画した太祖や鄭道伝と違って、明に対して上国の礼を取って辺境の安定を図った。倭人に対しても倭人貿易を合法化し、その兵力を偵察した。高麗時代の末期に考案された可能性の高い亀甲船を、実際に開発・製造したのも太宗の治世と考えられている。
戸牌(ホペ)法の実施して人的官吏を性格にす、経済政策では戸布(ホポ)を廃止して民衆の負担軽減、紙幣(楮貨)を発行して経済流通を活発にした。

六龍■父(太祖)を超える子だくさん
太宗は正妃1人と後宮9人を娶り、29人の子どもをもうけた。王妃・閔氏との間にも4男4女をもうけている。「六龍が飛ぶ」最終回に登場する王子は、3男・忠寧大君。ムヒュルが仕えることになったその少年王子こそが後の第4代王・世宗となる人物。世宗が王朝一の名君となれたのは、父王である太宗の強引とも思える王権の安定のお陰と言っていいだろう。

(参考:朝鮮王朝実録 【改訂版】「第3代 太宗実録」より)

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