韓国ドラマ「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム」第7−8話:イ・ミンギが起こした事故が10年の時を経て急展開を迎える

06月05日22時20分ドラマ
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イ・ミンギやクァク・ソニョン、ホ・ソンテらが新しい顔を見せる韓国ENA月火ドラマとして「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム」。日本でもディズニープラスのスターにて独占配信中の第7−8話では、違法な改造トラックによる相次ぐ事故の真相に迫る中で10年前にヨンホが起こした人身事故の真相との思わぬ接点が描かれた。気になるあらすじを見てみよう。

【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】



「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム」、通称TCI(Traffic Crime Investigation)と呼ばれ署内ではまったく相手にされない交通犯罪捜査チームが絶妙なチームワークで無法者たちを検挙しまくる痛快アクションコメディ。

■キャスト
キャスト・登場人物紹介
チャ・ヨンホ:イ・ミンギ
ミン・ソヒ:クァク・ソニョン
チョン・チェマン:ホ・ソンテ
ウ・ドンギ:イ・ホチョル
オ・ヒョンギョン:チェ・ムンヒ
 ほか

■第7話あらすじ
酒を飲んだ挙げ句に煽り運転を始めた末、大事故を起こしたジェヨン(ホ・ジウォン)の車は相手の車の運転手が投げたライターで爆発し、ジェヨンは帰らぬ人に。次長ミョンハク(ホ・ジョンド)は事件の可能性を疑い始める。納骨堂を訪れていたヨンホ(イ・ミンギ)も偶然ジェヨンが死んだことを知り疑念を抱く。

TCI(交通犯罪捜査チーム)のもとにはドンギ(イ・ホチョル)の父親が差し入れを持って現れたことで親子の話題になるがヒョンギョン(チェ・ムンヒ)は家族のことを語ろうとしない。一方、署長(ペク・ヒョンジン)らは署内に監査室長の娘がいると聞きつけ沸き立つ。

TCIチームは道路の真ん中で立ち往生していた車から、何らかの部品がフロントガラスを突き破って直撃した状態で死んでいる運転手を発見。同じ頃、ヨンホは横転したキャリアカーの現場を無断で調べていた。無関係に思われた2つの事件と事故は、意図的に切断されたと見られる部品が遺体から見つかったことで思わぬ展開を見せる。キャリアカーの横転を単純事故として片付けた他の署と管轄を巡って争いになったソヒ(クァク・ソニョン)は、署長の見事過ぎる助け舟で捜査権を勝ち取るも、これまでとの態度の違いに鳥肌を立てる。

入院していたキャリアカーの運転手がサービスエリアの職員と揉めていたことを知ったソヒらだが、職員の男にはアリバイがあり、不審な男がキャリアカーに細工をしたあとにトラック運転手用の休憩施設に入っていくのを目撃していた。

警察庁長官に出世したミョンハクはビラの送り主を探しつつもチェマン(ホ・ソンテ)らのが過去の事件を暴いてしまうのを恐れてジェヨンの事件をあえて担当させることに。聞き込みを続けていたソヒらは過去に起こった事故でも同様な不審点があったことを知り、目撃された緑の帽子の男を探す。男の正体はジェヨンらの同級生でヨンホの事件とも関連するトラック運転手ギョンス(ハン・サンジョ)だった。ヨンホを見て取り乱し、ジェヨンを殺した黒い車に怯え、トラックで走り去ったギョンス。ヨンホは怪しい黒い車に気づくが、ギョンスが容疑者だと知りソヒと追跡を開始した。しかし、ギョンスが運転するトラックが次の事件の標的だと知らされた直後、積まれていた車が次々と道路に落下し事故が連発する。ブレーキを細工されたギョンスは止まることもできないままトラックごと横転してしまう…。



■第8話あらすじ
横転の現場から10年前の事件のビラを見つけたヨンホは、更にギョンスから疑われたことで、10年前の事件のビラが多くの関係者に送りつけられている事実を知り、自分だけが知らない真実があることを悟る。

相次ぐキャリアカーの事故を追ううちにある業者が運転手に違法な契約を結ばせていたことや、事故に遭った4人が訴訟を起こそうとしていたこと、最後まで闘った一人が自殺をしたことが明らかになり、犯人はその息子であるドンウだと突き止めた。復讐のために業者を殺そうとしたドンウを逮捕したのはバイクで颯爽と駆けつけたヒョンギョンだった。父が訴訟を起こそうとした一人だったと知ったドンギは複雑な感情に襲われる。

トラックを失ったギョンスはピョ次長の息子ジョンウク(カン・ギドゥン)のもとを訪れ10年前の事件の真実を巡って法外な金額を要求。ジェヨンの死が殺人事件だと知ったヨンホは過去の事件が関連していると直感する。ミョンハクは不審な人物を追ううちに10年前に事故で娘を失ったジョンソプ(ハ・ソングァン)にたどり着く。チェマンも事件現場の映像にジョンソプと同様に杖をついた男が映っているのを見て険しい表情を浮かべた。

ミョンハクに呼び出されたギョンスは大金を手に入れられると大喜びで出かけるが、ミョンハクが雇った暴力団に攻撃され、負傷しながらヨンホに電話で助けを求めたところを黒塗りの車に轢かれてしまう。違法タクシーの取り締まりをしていたソヒらのもとに交通事故の通報が入り、現場に駆けつけるが事故で重体になっていたのはソヒの父ヨングン(ユ・スンモク)だった…。

■見どころ
10年前の事故に裏があることが少しずつ語られてきた中、先週放送分では隠された真実に密接に関係しているであろうジェヨンが何者かに葬られる衝撃の展開で幕を閉じた。今週放送の第7−8話でも新たに起きた事件事故が描かれる中で10年前の事故に関連する人物が絡み、ところどころで10年前の真相への手がかりが描かれた。また、今週放送分ではチームメンバーにも焦点が当てられ、ドンギの父親がトラック運転手として事件に少なからず関連してたことや、ヒョンギョンの活躍が描かれた。序盤で監査室長の娘が署内にいることが仄めかされ、親のことを語りたがらないヒョンギョンこそが監査室長の娘なのではないかというふうに受け取れる。監査室といえば、警察組織内での不正を調査したり処罰を決める部署だ。10年前の事故には警察内部の不正が絡んでいると見られることから、監査室長の娘の正体が物語に影響を及ぼす可能性も否定できない。

10年前の事故に関連する不審な事件の容疑者として浮上したのは事故で犠牲になった女性の父親だった。面識のあったチェマンの問いにこれまでとは別の表情を見せた彼こそが、娘の復讐に取り憑かれた犯人なのだろうか?しかし、チェマンのもとにも杖らしきものが置いてあったことから、何かしらの形で事件に関わっている可能性も無視できない。

そんな中、第8話の終盤ではソヒの父親が事故に巻き込まれる衝撃の展開が描かれ、予告編を見る限りでは、またもや10年前の事故に関わっているミョンハクの息子ジョンウクが深く関連しているようだ。このように偶発的に見える交通関連の事件事故を追っていくうちに10年前の事故の真相に徐々に近づいていく展開が視聴者の注目を奪い、回を重ねる事に全国視聴率を伸ばしていることでも注目される本作は第7話で5.1%、第8話で5.9%(いずれもニールセンコリア調べ)と最高値を更新し続けている。

6/3日、「クラッシュ」がまた自己更新で首位固め
「クラッシュ」毎回自己更新で第2のウ・ヨンウなるか?6%台突入

「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム」は毎週月曜日・火曜日に放送され、ディズニープラスで独占配信される。(全12話)

ENA「크래시」HP

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