「むやみに接してくれ」第7・8話キム・ミョンス、母が去った本当の理由を知り号泣!ネタバレあらすじ

06月05日14時10分ドラマ
KBS DRAMA公式Xより

キム・ミョンス(INFINITE エル)×イ・ユヨン主演のKBS2で22時10分スタートした「むやみに接してくれ」。今回は、6月3日・4日に放送された第7・8話のネタバレあらすじや見どころ、視聴率を紹介する。予告動画はYouTubeで公開中だ。



「むやみに接してくれ」は、骨の髄まで儒教精神がしみ込んでいる山村出身の鉄壁男シン・ユンボク(キム・ミョンス)と、シンユンボクと直進しか知らない猪突猛進の現代女性キム・ホンド(イ・ユヨン)との本格ディフェンスロマンチックコメディ。

「本格ディフェンスロマンス」というコメントは、あらゆる誘惑を阻止するシン・ユンボクと、諦めずに絶え間なく秋波を送るキム・ホンドの関係性を想像させる。勝者のいないこの愛の対決で、ユーモラスな笑顔と興奮をもたらすシン・ユンボクとキム・ホンドのディフェンスロマンスが期待されている。⇒【各話のあらすじ】

■キャスト
シン・ユンボク役:キム・ミョンス(INFINITE エル)
キム・ホンド役:イ・ユヨン
カミユ・ジャン役:ペ・ジョンオク
シン・スグン役:ソヌ・ジェドク
イ・ジュノ役:パク・ウンソク
ほか

■第7話あらすじ
ソンサン村にてファッションショー開催というニュースは世界的に報道され、ソンサン村には報道陣が殺到。ユンボクは祖父に事実無根だと表明しなければと言うも、文化財庁長イ・ボムギョ(パク・ユンヒ)は寧ろソンサン村の偽物疑惑を払拭するいい機会と主張する。結局祖父はファッションショーを承諾するが、条件を提示する。それはカミユがソンサン村の住民らに直接会いに行って住民らの心を開け、ということだった。こうしてカミユはソンサン村で一時的に生活をすることになる。

一方でホンドは夢にまで見たデザイナー、パリ進出という現実を前にしても浮かない顔。ユンボクの態度が急に変わってしまいショックを隠せなかったのだ。ホンドは我慢できず、ユンボクに何故避けているのか?と直接問い、てっきり祝ってくれるのかと思ったのに寂しい、と本音を打ち明ける。涙目のホンドを見て傷つけてしまったことに気づいたユンボクは謝罪し、罰として棒で叩いて下さいと差し出す。驚いたホンドはすぐに拒否するが、そこまで謝罪したいなら3つの願いを叶えてほしいと提案する。

ホンドの1つ目の願いは「むやみに接してくれ」。そんなこと絶対出来ないと驚くユンボクだったが、ホンドは今後はきちんと向かい合って座って、影も踏んで、並んで歩こうと言う。すぐに外に出て実践し、並んで夜の道を歩きコンビニで向かい合って座る。ぎこちないユンボクだが努力してホンドの願いに応えるのだった。

2つ目の願いは「自身の肖像画を描く」ことだった。漢江でテントを張ってピクニックを楽しみながら、ユンボクが描いた肖像画を見て満足げなホンド。久々に絵が描けて楽しかったというユンボクは3つ目の願いを聞くと、ホンドは一緒に行きたい場所があると伝える。

一方、イボクは病院からの電話を受け慌てて飛び出したところで偶然ホンドと会い、二人はユンボクとイボクの母がいる病院へ共に向かう。病気の母はユンボクに会いたがるも、ユンボクがまだ母への怒りが収まらず現状を伝えられていないことを知るホンド。その時ちょうどユンボクから連絡が。この日ユンボクと3つ目の約束を叶える約束をしており、本来ウェブ漫画フェスティバルに行く予定だった。しかし待ち合わせ場所を聞かれたホンドが伝えたのは病院の住所だった。何も知らずに言われた住所に向かったユンボクは、病気の母を目の当たりにし…!

■見どころ
視聴率は全国平均1.1%を記録。
17歳の頃に家出したユンボクの本当の目的は、夢を追い求めてではなく、母を探すためだった。しかしようやく見つけた母に拒絶され、自分が捨てられたという現実を知り傷つく。そのため、今回カミユの記者会見を見てホンドが自身の元を去るかもしれないと知り、再び捨てられたくない、という思いから冷たく一線を引いたのだった。こんな悲しい理由があったのかと同情してしまうが、自身の行動がホンドを傷つけてしまったと知り謝罪をするユンボクが罰としてホンドに叩いて下さいと棒を差し出すシーンは、これまでの雰囲気と打って変わって笑えるシーンとなり、この展開が本作品の魅力だと言える。またホンドの1つ目の願いの「むやみに接してくれ」を実践しようと、必死に頑張るユンボクのぎこちない姿が何ともかわいらしい。

またユンボクの乳母、ジュノの母であるヨジュテク(イ・セラン)とキム・チルボク(キム・ボンチュン)のロマンス!?が多く描かれた本話。微笑ましくもあり、うっかり笑ってしまうシーンが数多く描かれた。

むやみに接してくれ8■第8話あらすじ
母を見るや否やすぐにその場を離れるユンボク。追いかけてきたホンドに「余計なことをしないで下さい、先生に会いに来ただけであって、あの人に会いに来た訳ではない」と主張。そんな態度にホンドは怒って「いつまでそうやって壁を作っているのか。愛する人たちに冷たく接するのが楽か?お互いに心配し理解しあい、共に生きていくのが幸せではないか?』と説得するも虚しく、立ち去ってしまう。

ユンボクはその後、ホンドから怒られた内容を反芻していた。そんな時、母の死期が近いことを姉からのメッセージで知り、今度は自らの意思で病院に向かう。病室に横たわる母の元へ近づき「聞きたいことがあって来ました。なぜ私を捨てたのですか?」と泣きながら尋ね、「ずっと待ってたのに、今更こんな姿で現れて…許すことはできません。今度は私が母を捨てます」と言い残して帰る。すると実は話を聞いていた母の目から涙が流れるのだった。

一方、祖父はセリョンの家にユンボクの四柱単子(※)を送り、それを知ったセリョンは寝込んでいたにもかかわらず飛び起きて父の元へ駆け寄り、抱き合って喜ぶ。ユンボクの四柱単子の話を聞いたユナはユンボクに知らせ、本当に結婚するのかと問うユナに対してユンボクは「望んでいないからといって、避けられるものか」とぶっきらぼうに答える。
※四柱単子(사주단자):婚約をした後、新郎の家から新婦の家に新郎の四柱を書いて送る簡紙。


こうしてソンサン村へ帰ってきたユンボクだったが、病院からの電話で母が亡くなった知らせを受け、葬儀に向かう。よく来たと近寄るイボクの手を振りほどきながら「最後の道理は通そうと来ただけ」だと言い、イボクから母から預かったという荷物を受け取りすぐさま帰宅する。しかしその晩はなかなか寝付けず、思い切って母からの荷物開けてみると、そこには大人になったユンボクの写真や、ユンボクに宛てた手紙が入っていた。手紙には深く傷つけて悪かったと母の謝罪の言葉と共に、ユンボクの元を去った本当の理由が記されていた。実はユンボクの母は自ら出て行ってユンボクを捨てたのではなく、祖父スグンに村を追い出されてしまったのだった。手紙を読み真実を知ったユンボクは嗚咽して、自身の最後の言葉を後悔するのだった。

ユンボクは祖父を訪ね、母に関して何故嘘をついたのかと問い「愛する人が去ってから、人を愛することも信じることも出来なくなった」と責める。しかし祖父は「真実を知って何が変わるのか?自分も息子を失った、お前が揺らがないようにしたかった」と言ってきたため「だからといって何故こんな残酷なことできるのですか」と泣きながら叫ぶ。それでも祖父は悪びれもなく村の後継者としての宿命だと話すため、ユンボクは「母の最期にも一緒にいられないのが宿命ならば、もう拒否します。こうこんな風に生きたくない、伝統を守ることも、村の後継者になることも、婚礼も全て捨てます」と告げ、母の言う通りに自由に生きることを決心して去っていく。

一方ホンドはユンボクの家を訪ねるが、ユンボクは不在。ドアが開いていたため中に入るとスマホも置きっぱなしで、雨の中傘も持たずにどこに行ったのかと心配し探しに出ることに。すると雨の中一人で歩くユンボクを発見し、傘を差し出すホンド。自分は大丈夫だからとユンボクに傘を持たせて走り去ろうとすると、ユンボクはその傘を投げ捨て、ホンドを追いかけ後ろから抱きしめるのだった。

■見どころ
視聴率は第7話比横ばいの1.1%を記録。記録が伸び悩むも、視聴者からは「私にとってとても愛らしい作品!ファイティン!」と応援する声が寄せられている。

ユンボクの母は子供には自分の好きなように生きてもらいたいという思いが強く、過去に祖父スグンに何度も頼んで村の門を開けてもらったことがあった。しかしその時に火事が起きて、ユンボクの父が亡くなってしまう。祖父は「お前のせいで息子が死んだ、もうお前に孫は任せられない」と、村を出て行くように命じたのだった。母はその後も何度もユンボクに会いに村を訪れたが許されず、何年も何年も門の前で待ち続けていたことも明らかになった。「もう母に対する壁は崩して、自由に愛して、好きなことを思う存分して生きてくれ、私の心はいつも側にいる、愛している」と締めくくられた手紙は、ユンボクだけでなく視聴者も号泣必至!「本当に悲しくて泣きまくったから、寝て起きたら目が腫れてしまってる」「ミョンス、嗚咽演技頑張った!」といった声や、「息子は事故で亡くなったのに腹いせにあんなことするなんて本当に悪い人だ」と祖父に対する非難が殺到した。

そんな悲しいシーンが続く中、ソンサン村に行くことになったカミユが今回とても愉快に描かれている。ソンサン村に到着し、住民に疎まれながらもマイペースにランニングし、茶房へ行くカミユ。そこでもカプチーノやコーヒーを注文するが冷たくうちは緑茶の店だと言われ、気に入られようとそれを注文。しかしあまりに苦いためホットミルクを貰って自己流の緑茶ラテを作ってしまい、店主に怒って追い出される!更には塩を巻かれるなど前途多難な姿が面白おかしく描かれた。無事に住民らの心を開くことができるのだろうか?彼女が次にどんな手を使うのか見ものだ。

また、ラストシーンはユンボクが突然ホンドをバックハグし「めちゃときめく!」という視聴者の悲鳴が殺到!第2話のラストシーンでは雨に打たれたホンドにユンボクが傘を差し出すが、今回はホンドがユンボクに傘を差し出す。印象的なシーンがこうして再びロマンチックに描かれ、お互いの気持ちは確実に近づいていることが分かる。次週から、ユンボクが再び優しく変わる!?今度は先生と生徒ではなく、男女として関係が進展していくのだろうか!?ドキドキとときめくシーンに期待したい。

YouTube「むやみに接してくれ」予告動画(日本語字幕なし)

「むやみに接してくれ」は、毎週月火22時10分に韓国KBS2TVにて放送中。

■作品紹介
制作国:韓国
制作年:2024年
スタッフ:
演出:チャン・ヤンホ
脚本:パク・ユミ
原作:ソヌ(ソヌ)著『むやみに対してくれ』
原題:「함부로 대해줘」(ハムブロ テヘジョ)
韓国放送:2024年5月13日-7月2日(予定)22:10~ KBS2TV 月火ドラマ

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