チソン「コネクション」第7話あらすじと考察:ユン・ナム殺害犯は第三者なのか?もう一人の友が知る秘密とは?
6月14日(金)に放送したSBS金土ドラマ「コネクション」第7話で、パク・ジュンソ(ユン・ナム)の死に関わったかつての友たちが一堂に出そろった。果たしてジュンソ殺害犯は第三者なのか?この回のネタバレあらすじの紹介と考察をしよう。
「コネクション」第7話
視聴率調査会社ニールセンコリアによると第7話の全国世帯基準の視聴率は、前回と変わらず9.4%、首都圏は0.2ポイント落とした9.8%だが、相変わらず好調をキープし、金曜日に放送された同時間帯の全チャンネルの中で1位を獲得した。20〜49歳層(2049)視聴率も3.5%で、自身の記録を更新し、金曜日の番組全体で1位になった。「コネクション」は、何者かによって麻薬中毒にさせられた麻薬チームのエース刑事ジェギョン(チソン)が、友人の死を通じて露わになる異質な友情を描いた中毒追跡サスペンス。【「コネクション」を2倍楽しむ】では、各話のあらすじと見どころ、考察、視聴率、制作発表会、メイキングなどまとめている。
■キャスト
⇒【相関図】と人物紹介チャン・ジェギョン役:チソン
オ・ユンジン役:チョン・ミド
パク・テジン役:クォン・ユル
ウォン・ジョンス役:キム・ギョンナム
ほか
■第7話ネタバレ
キム・チャンスの2つの顔
潜入捜査の途中、チャン・ジェギョン(チソン)が打たれたレモンポンの注射器を胸ポケットにしまったキム・チャンス(チョン・ジェグァン)。ジェギョンが「お前が俺をこうしたのか?」を問い詰めると、チャンスは否定。イ・ミョングクの遺体を発見した日に警察署に戻ると、既に薬を飲んで倒れていたジェギョンを発見し、CCTVの画像も削除したことを明かした。そして、ジェギョンが誰かに麻薬中毒にさせられ、その相手を捕まえようとしているんだと考え、ジェギョンから話を聞くまでは知らないふりをしようとした、と説明した。
そしてチャンスは、麻薬を流通させるユン社長(ペク・ジウォン)について「明日ユン社長関連の情報をくれるという奴に会うことになっている」と伝えた。
しかし翌日チャンスが会ったのはユン社長本人だった。ジェギョンを麻薬中毒にしたのがユン社長だと考えるチャンスがその理由を聞くと、ユン社長は否定。次に、レモンポンの出所を聞き、答えないユン社長に「俺と約束したことと違うな。オゴミ派を我々が片付ければ、アンヒョン市で麻薬騒ぎを起こさない約束じゃなかったか」と怒りをあらわにした。
しかしユン社長は「あれは約束じゃなくて取引。私は渡すべきものは渡したし、刑事も受け取るべきものを全て受け取ったはず。刑事の身分でこの業界に深く関わるのは良くない。ジェギョンもあまり騒ぎすぎだ。」と警告した。
チャンスは潜入捜査で取り逃がした麻薬売人キム・デソンについて聞き、ユン社長の部下が、コン・ジヌクの部下だと答えた。「今週中にコン・ジヌクの所在を把握して教えろ」と言うチャンスに、ユン社長は「それは君の仕事」と笑顔を見せ、「今月の業務推進費よ」とチャンスに金を渡した。しかし、ユン社長はジェギョンを麻薬中毒にしたのがドクターだと知っていた。
パク・ボンネ医療事故死の真相
パク・ジュンソ(ユン・ナム)が最後に設立した法人「オーディオファイル」の住所にいた高校生ミン・ヒョヌ(ハン・ヒョンジュン)は、ジュンソが死ぬ前に薬の配達を頼まれたことを思い出す。特別な1箱はホテルで待つオ・チヒョン(チャ・ヨプ)に、残りはウンジョン医療院へ届けるはずだった。ところが途中で事故に遭ってチヒョンに渡すべき薬が、ウンジョン医療院に渡す薬と入れ替わってしまった。
ジェギョンたちからジュンソの死を聞いたヒョヌは、あの時の薬がジュンソの死に関係していると考え、チヒョンを尾行し、ウンジョン医療院に入るのを目撃する。
オ・チヒョン、オ・ユンジンを拉致、買収、脅迫
オ・ユンジン(チョン・ミド)はウンジョン医療院とジュンソの関係を調べるために、院長に会おうと医療院にいた。ところがチヒョンがやって来て拉致されてしまう。チヒョンはユンジンに「お前がウンジョン医療院に納品した我が社の薬の問題をどうして知っていたんだ」と問い詰め、答えないユンジンに「ジュンソのことから手をひけ」と脅した。ユンジンは持っていたジュンソのクミョン薬品の名刺を見せ、「不動産業の彼がなぜこの名刺を使っていたの?」と訊く。チヒョンによると、ウォン・ジョンス(キム・ギョンナム)をクミョングループの会長にするために、系列会社であるクミョン薬品の黒字転換が必要で、高校時代からの友達で現在秘書を務める自分と、パク・ジュンソ、パク・テジン(クォン・ユル)、チョン・ユノ(イ・ガンウク)が協力したとのこと。そしてチヒョンは、ウンジョン医療院への納品を実現したのがパク・ジュンソだと説明した。
ユンジンは、「その話が真実かどうかは取材すれば明らかになる」と、取材を辞めない意志を示す。すると、チヒョンは準備していた二つの封筒を渡した。一つには金が、もう一つの封筒にはユンジンが金を受け取って記事を書いていた証拠の写真が入っていた。チヒョンは「買収と脅迫の両方が必要だと思った」と言い、ユンジンを圧迫した。
釈放されたユンジンを、ヒョヌから「ユンジンが拉致された」と電話を受けたジュソン(チョン・スンウォン)が駆けつけ見つけた。
もう一人の学友、チョン・サンイ
ジュンソが死亡した日に現場に通りかかった車の車載カメラから、クミョン薬品の研究員チョン・サンイ(パク・グンロク)も現場にいたことが判明。サンイもまた高校時代の学友だった。ジュンソの推薦でクミョン薬品の研究員になったのだ。ジェギョンはサンイに会ってジュンソの死について問い詰める。サンイはジュンソが死ぬ前にテジン、ジョンス、チヒョンに電話をかけたときにそばにいたと明かした。但し、通話の内容は分からないが、自分にも2月23日、11時半までにピロ洞の工事現場に来るよう言われたと。
そして約束の日時に現場に着いた時、ジュンソは9階にいて、1階にはテジンが先に来ていた。サンイに続いてチヒョンとジョンスが到着。その直後に、ジュンソが9階から転落死したと、悪夢のような当時を振りかえった。
■見どころ、考察、次回予告
第7話では一気にいろんなことが判明した。
まず、刑事チャンスはジェギョンの麻薬中毒を誰かの陰謀だと理解しているようだ。しかし麻薬を流通しているユン社長から金を受け取り、競合関係にある麻薬密売組織を一網打尽にしていたことが分かった。
また、ジュンソから薬の配達を頼まれたヒョヌが事故を起こした。この事故でその薬が入れ替わり、ユンジンが追跡していたパク・ボンネが医療事故の被害者となったようだ。
そして、チヒョンの言う通りなら、ジュンソも麻薬に関与していたことになる。ジョンス、テジン、チヒョンが真実を隠そうとする理由は明白だ。
この回のエピローグは高校時代が描かれた。2005年4月、学校掲示板に「同級生に対する暴行で、チェ・ギョンテを1か月間の停学に処する」という告知が貼りだされていた。チェ・ギョンテとは第5話でジュソンが「今さらだが、チェ・ギョンテが亡くなった時、お前がジュンソの立場をもう少し思いやっていたら…」とジェギョンを責めたときに名前が出ていた。
果たしてジュンソを殺害した犯人は、高校時代の友たちの中にいるのか?それとも第三者なのか?そしてジュンソの死と高校時代のギョンテの死は関係しているのか?
気になる第8話の予告動画は以下で公開している。但し日本語字幕なし。
SBS「コネクション」は毎週金・土曜日22時から放送。第8話は6月15(土)22時に放送される。
◇YouTube|SBS Catch「커넥션」8話予告
◇SBS「커넥션」HP
【作品詳細】【「コネクション」を2倍楽しむ】