【最終回】「イップス」第10話バカリズムがイップス克服!連続殺人犯はやはり染谷将太!?ネタバレと第11話予告

06月15日11時42分ドラマ
©フジテレビ

6月14日(金)にフジテレビ系 金9ドラマ「イップス」第10話が放送された。ネタバレあらすじとみどころを紹介しよう。次回は最終話、ついに“歪んだ十字架模倣事件”の真相が明かされる!予告動画は番組公式サイトで配信中。Tverで最新話を無料配信、FODで全話配信されている。



「イップス」は、互いにイップス(Yips=心の葛藤により、筋肉や神経細胞、脳細胞にまで影響を及ぼし「できていたことができなくなってしまう」心理的症状のこと)を抱えたおしゃべりなベストセラーミステリー作家・ミコと、犯人を追い詰めることが出来なくなったエリート刑事・森野が事件を解決してゆくミステリーコメディー。

6月14日に放送された第10話では、法では裁けない権力者に天誅を下す犯人“令和のねずみ男”新庄誠役で野村周平が登場した。何故新庄が“妖怪ねずみ男”を名乗ったのかは、ミコのみごとな推理でスッキリ解決。すっかりイップスを克服した森野によって、スマホ位置情報を使ったアリバイ工作もあっさり見破られ、事件は一気に解決した。

事件解決後、「歪な十字架」模倣事件に新たな動きが!捕まった新庄が慧(染谷将太)を尾行し、小説の中で二番目の被害者となる人物と同姓同名の 久保碧の元を訪ねる写真が撮られていたことを森野が知ることに。

さらにドラマラストで、慧が十字架を刺されて横たわる久保碧のそばに佇む姿が…。本作はあらかじめ犯人が分かっている“倒叙式ミステリー”のはず、だとすれば犯人は慧で決まりということになってしまう。これまでは充分楽しかったが、それではあまりにひねりがないし、弟を愛するミコの苦悩を思うと辛い。最終話は驚きの展開となることを期待しつつ…6月21日に放送される最終回を待ちたい。



■第10話 ネタバレあらすじ
あるビルのエレベーター内で、神奈川県議会議員の串鉄昭(三上市朗)が何者かによって射殺される。壁には“令和のねずみ男”を名乗る犯人からの声明文が貼られており、「この男、10年前の剛谷トンネル崩落事故で多くの人間を殺した悪人の一人。法に代わり天誅を下す」と記されていた。

黒羽ミコ(篠原涼子)はこの事件に興味を示すが、森野徹(バカリズム)から「管轄外」と言われてシュンとなる。そんなミコに、森野は“女性に贈るプレゼント”を相談する。

数日後、都内のホテルの一室で、鍋鳥建設社長の鍋鳥幸三(川瀬陽太)が殺害される。そこにも“令和のねずみ男”による犯行声明文が貼られていた。鍋鳥建設は剛谷トンネルの工事を請け負った会社だが、串鉄に多額の賄賂を贈って工事を受注するも、手抜き工事のせいで崩落事故を引き起こしたという噂があった。

“令和のねずみ男”の声明文は模倣犯がでるのを危惧し、警察発表はされていなかった。何故犯人が“ねずみ男”を名乗ったかを議論するミコと森野。するとそこに、フリーのジャーナリスト・新正誠(野村周平)が現れ、取材をさせろと機動捜査隊の酒井純平(味方良平)らともめ始める。新正は、疑惑があっても裁かれていない権力者らを糾弾する記事ばかり書いている男だった。

新正は何故か“令和のねずみ男”のことを知っていた。新正のことを調べた森野は「正義感が強すぎて危険な人物」だと判断する。

ミコと森野がカフェにいると、そこへ森野は姪っ子の木原茜(松田るか)がやってくる。森野は姪っ子の誕生日プレゼントを探していたのだ。森野から“指輪”を贈られて若干引き気味の茜。てっきり彼女へのプレゼントだと思っていたミコも申し訳なく思う。

その夜、茜と新正が恋人関係にあることを知ったミコは2人を尾行。新庄の両親が“剛谷トンネル崩落事故”で無くなっていることを知った森野は、ミコに自宅に直撃することを許可する。

新庄が江戸時代の義賊“ねずみ小僧”を妖怪“ねずみ男”と取り違えていることにきづいたミコ。しかし、新庄は犯行時刻には大阪行きの夜行バスに乗っていたという。茜は新庄のスマホのGPSが確かに移動していたこと、途中なんどもメールのやりとりをしていたことも証言する。

それだけでは新庄のアリバイは証明できない。スマホだけをバスに乗せ、犯行後に新幹線で大阪に移動し、忘れものとしてスマホを取りに行ける。新庄のトリックはあっさりみやぶられる。茜はそれ以上、恋人を追及されないよう別れ話を切り出して部屋を飛び出る。ミコは彼女を追いかけるが、そこに森野から連絡が入り、2人はもう一度部屋に戻る。

森野は新庄から鍋鳥殺害に関わる不自然な見解を引き出していた。さらに、メールはタブレットがあれば可能なこと。高速道路が渋滞で到着が遅れていたことを新庄が知らなかったという事実も突きつけた。

森野は「自分が令和のねずみ男だとみとめてください。あなたは大切な人を殺人のアリバイ工作に利用した」と訴え、そんなことまでして貫きたい正義とは何かと尋ねる。

新庄は手抜き工事を暴くためにジャーナリストになったが、力がたりず、犯行に及んだことを認めた。「何が天誅だ。ただの復讐だろ。人を殺していい理由なんてないんだよ」と森野は憤る。

新庄の逮捕後、森野は彼がミコの弟で人権派の弁護士・黒羽慧(染谷将太)を調べていたことを知る。慧が接触していたのは久保碧という事務員の女性。その名はミコの小説「歪んだ十字架」で2人目の犠牲者となる女性と同じだった。森野は、胸騒ぎを感じ。後輩刑事の樋口一之(矢本悠馬)に至急車をまわすよう指示を出す。



■第10話 あらすじ
事務員・久保碧(祷キララ)が自宅アパートで死亡しているのが発見される。胸騒ぎを感じた森野が碧の自宅に急行していたが、到着前に胸に十字架が刺さった状態で殺されていた。遺体の上には犯行声明文があり、そこには「8年前湯上幸を殺したのは私だ。もう諦めたのか?」と記されていた。樋口刑事は、「犯人は8年前の犯行時に自分ではなく異口治(モロ師岡)が犯人として逮捕されたことで悔しくなり、アピールしたくなったのではないか」と推察する。森野は以前から情報を知りすぎていた慧のことを疑っていた。ミコに連絡を取り、慧の居場所を尋ねると「今夜慧を食事に誘ったから会うかもしれない」と教えられ、森野たちはミコの実家へと急ぐ。森野はミコに「黒羽慧を容疑者として追っている」と明かす。当然ながら慧をかばうミコだったが、森野・樋口と話している最中に家の中で何かを見つけてしまい…。

「イップス」(毎週金曜日21時)はフジテレビ系にて4月12日放送スタート。主題歌:AARON『フェイス』/出演:篠原涼子、バカリズム、染谷将太、渡辺大知、勝村政信、味方良介、足立英、矢本悠馬ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@yips_fujitv」。

フジテレビ「イップス」番組公式サイト

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