トム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル3』、イーサンが仕事と私生活の間で苦悩する…21日ノーカット放送

06月20日09時00分映画
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日本テレビ「金曜ロードショー」3週連続「ミッション:インポッシブル」の最終夜となる21日(金)は、誘拐された婚約者を救うため最凶の敵にイーサン・ハントが挑むシリーズの第3弾『M:i:Ⅲ(ミッション:インポッシブル3)』(06)をノーカット放送する。番組サイトで予告動画が公開中だ。



『M:i:Ⅲ』は、トム・クルーズが製作と主演を兼ね、名作TVドラマ「スパイ大作戦」をリメイクした人気スパイ・アクション「ミッション:インポッシブル」の第3弾。前作から6年ぶりとなる2006年の作品。

これまで不可能なミッションを次々と遂行してきた天才的スパイのイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、現在は引退し、教官として優秀なスパイの育成に明け暮れていた。私生活でもフィアンセの看護士、ジュリア(ミシェル・モナハン)との結婚を控え、充実の日々を送っていた。そんなある日、イーサンのもとにIMFから新たなミッションが届く。教え子である女性エージェント、リンジー(ケリー・ラッセル)が悪の組織に拘束されてしまったのだ。さっそく同僚と共に救出へ向かうイーサン。やがてそんな彼の前に、国際的な闇ブローカー、オーウェン・デイヴィアンが立ちはだかる…。

第3弾の監督は「スター・トレック」シリーズや「スター・ウォーズ」新三部作などのJ.J.エイブラムス監督の映画監督デビュー作だ。J.J.エイブラムス監督の独特の演出スタイルとストーリーテリングで、“イーサン・ハント”というキャラクターを徹底的に描いている。これまでのシリーズでは描かれなかった仕事と私生活の間で苦悩するイーサン、人間味の溢れるある姿が魅力的に描かれている。

もちろん本作でもトム・クルーズ自らが演じるスタントやアクションシーンは圧巻。特に、高層ビルからのスパイダーマンのようなシーンや、ドイツの製薬工場での激しい銃撃戦は見逃せない。1962年生まれのトム・クルーズ。当時不惑を過ぎたとはとても思えない鮮やかなアクションにはただただ圧倒される。

また、イーサンを罠にハメる悪役のオーウェン・デイヴィアンを演じたフィリップ・シーモア・ホフマン。『カポーティ』でアカデミー賞の主演男優賞に輝いた名優だ。本作では冷酷で計算高いキャラクターを見事に演じている。その怪演ぶりは、トムのカッコ良さに勝るとも劣らない存在感を見せ、映画全体に緊張感を与えている。

『M:i:Ⅲ』は、シリーズの中でも特に緊迫感とスピード感が際立つ作品。トム・クルーズの魅力とアクション映画としての完成度の高さが融合し、観る者を一瞬たりとも飽きさせない。スリル満点のスパイアクションhs、6月21日、日テレ「金曜ロードショー」でノーカット放送される。

なお、次週6月28日からは山﨑賢人主演の「キングダム」シリーズ最新作『キングダム 大将軍の帰還』が7月12日に公開!それを記念して前3作を3週連続で放送。

■キャスト
イーサン・ハント役:トム・クルーズ(森川智之)
オーウェン・デイヴィアン役:フィリップ・シーモア・ホフマン(山路和弘)
ルーサー・スティッケル役:ヴィング・レイムス(手塚秀彰)
ジョン・マスグレイブ役:ビリー・クラダップ(桐本琢也)
ジュリア・ミード役:ミシェル・モナハン(岡寛恵)
デクラン・ゴームリー役:ジョナサン・リス=マイヤーズ(竹若拓磨)
リンジー・ファリス役:ケリー・ラッセル(藤貴子)
ゼーン・リー役:マギー・Q(魏涼子)
セオドア・ブラッセル局長役:ローレンス・フィッシュバーン(石塚運昇)

■スタッフ
監督:J・J・エイブラムス
脚本:アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー、J・J・エイブラムス
原作:ブルース・ゲラー
製作:トム・クルーズ、ポーラ・ワグナー
製作総指揮:ストラットン・レオポルド
音楽:マイケル・ジアッキノ
テーマ曲:ラロ・シフリン

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