ソン・ジュンギが傷だらけの少年の懇願に心が揺らぐ…映画『このろくでもない世界で』本編映像解禁
ソン・ジュンギが脚本に惚れ込み、新境地を開拓した韓国ノワール『このろくでもない世界で』より、主人公ヨンギュ(ホン・サビン)がチゴン(ソン・ジュンギ)の下へ働かせて欲しいと直談判するシーンが解禁となった。
『このろくでもない世界で(原題:ファラン)』は、監督・脚本を務めたキム・チャンフンの初長編作品。裏社会で生きる男チゴンと、暴力が蔓延る町で貧困に喘ぐ18歳の少年ヨンギュが交錯したことで、運命が思わぬ方向へと走り出す様を描く。
「トキメキ☆成均館スキャンダル」「太陽の末裔」で女性ファンを夢中にさせて以来、「ヴィンチェンツォ」『ロ・ギワン』等で主演を務め、常にトップスターであり続けたソン・ジュンギが、脚本に惚れ込んだ作品。
本日解禁となったのは、主人公ヨンギュ(ホン・サビン)が地元の犯罪組織のリーダー・チゴン(ソン・ジュンギ)のもとで働かせて欲しいと直談判するシーン。義理の父親からのDVで顔に大きな傷を負い、バイト先をクビになったヨンギュは、暴力と貧困が蔓延る町で生き延びるため、チゴンの事務所を訪れる。冷たくあしらわれるも、一歩踏み出すヨンギュにチゴンは「雇ってください」と懇願される。
チゴンは最初こそ突き放すが、ヨンギュの顔の傷を見て驚きと悲しみを表情に浮かべる。裏社会の扉を叩いた少年ヨンギュとチゴンの物語がここから急速に動き出す。傷だらけのふたつの魂が共鳴し、彼らの運命は思わぬ方向へと進んでいく。
◇YouTube|7.26公開『このろくでもない世界で』本編映像【直談判】
監督・脚本を務めるキム・チャンフンは、本作が初の長編作品となる。実話ではないが、監督自身の社会での経験が脚本に盛り込まれ、ソン・ジュンギがそのストーリーに惚れ込んでチゴン役を熱望し、プロジェクトが本格的に始動した。ソン・ジュンギは「これは韓国映画界に必要なプロジェクト」と語っている。
ヨンギュ役を演じたホン・サビンは三度のオーディションを経て役を勝ち取った。彼の義妹・ハヤン役には新人のキム・ヒョンソがキャスティングされ、百想芸術大賞で新人演技賞を受賞した。さらに、監督デビューのキム・チャンフンのもと、グローバルスターのソン・ジュンギが犯罪組織のリーダーという新たな役柄に挑戦し、その演技が評価されカンヌ国際映画祭と釜山国際映画祭に導かれた。
映画『このろくでもない世界で』は7月26日(金)より全国公開。劇場で彼らの物語をぜひお楽しみください。
<映画祭出品&賞情報>
第76回 カンヌ国際映画祭 「ある視点」部門正式出品
第28回 釜山国際映画祭 「Korean Cinema Today – Special Premiere」
第44回 青龍映画賞 受賞 <人気スター賞:ソン・ジュンギ/新人男優賞:ホン・サビン>
第22回 ディレクターズ・カット・アワード 受賞 <新人男優賞:ホン・サビン>
第60回 百想芸術大賞 映画部門 新人演技賞(女性)受賞:キム・ヒョンソ
<助演賞(男性):ソン・ジュンギ/新人演技賞(男性):ホン・サビン/新人監督賞:キム・チャンフン>ノミネート
<映画祭出品&賞情報>
第76回 カンヌ国際映画祭 「ある視点」部門正式出品
第28回 釜山国際映画祭 「Korean Cinema Today – Special Premiere」
第44回 青龍映画賞 受賞 <人気スター賞:ソン・ジュンギ/新人男優賞:ホン・サビン>
第22回 ディレクターズ・カット・アワード 受賞 <新人男優賞:ホン・サビン>
第60回 百想芸術大賞 映画部門 新人演技賞(女性)受賞:キム・ヒョンソ
<助演賞(男性):ソン・ジュンギ/新人演技賞(男性):ホン・サビン/新人監督賞:キム・チャンフン>ノミネート
■作品概要
監督・脚本:キム・チャンフン(初長編監督作品)
出演:ホン・サビン、ソン・ジュンギ、キム・ヒョンソ(BIBI)
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ
公式HP:happinet-phantom.com/hopeless X:@hopeless_movie
2023年/韓国/カラー/シネマスコープ/5.1ch/原題:화란/英題:HOPELESS/123分/字幕翻訳:本田恵子/R15+
◇公式HP
◇X︓@hopeless_movie
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