「レッド・スワン」第1-2話:キム・ハヌルの命を救ったチョン・ジフンが警護員として大接近

07月04日23時14分ドラマ
画像:YouTube「レッド・スワン」よりキャプチャー
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キム・ハヌルとチョン・ジフン主演の「レッド・スワン」(全10話)が、ついに本日7月3日、ディズニープラスにて独占配信を開始した。

第1-2話では、フィリピン訪問中にテロの標的にされたワンスと、3ヶ月前に親友を殺した人物を追っていたドユンが運命的な出会いを果たし、様々な対立が生まれるパーティーで要人と護衛という形で再会を果たす過程が描かれた。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう。

【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】



「レッド・スワン」は、韓国上流階級のトップ1%に入るファイン財閥の副会長の妻であり、ナウ財団の理事長であるオ・ワンスが、ある日巻き込まれた銃撃戦で自分を救ってくれた男性とともに、闇に包まれた韓国上流階級トップに君臨する財閥家の秘密と欲望を暴く、今夏最もスキャンダラスなサスペンスだ。

■キャスト【キャスト・人物徹底紹介】
オ・ワンス役:キム・ハヌル
ソ・ドユン役:チョン・ジフン/Rain(ピ)
キム・ヨングク役:チョン・ギョウン
パク・ミラン役:ソ・イスク
ハン・サンイル役:ユン・ジェムン
チャン・テラ役:キ・ウンセ
ほか

■第1話あらすじ
元ゴルフトッププレイヤーで現在はファイン財閥に嫁ぎナウ財団の理事長を務めるワンス(キム・ハヌル)。韓国親善大使としてユニセフでISISへの抗議を行い、殺害予告を受けた彼女は控えていたフィリピン訪問を中止しようとするが、姑でもあるミラン会長(ソ・イスク)もフィリピンを訪問すると知り、予定通りスケジュールを進めることに。夫で副会長のヨングク(チョン・ギョウン)も彼女が親善大使に任命されたことを祝福する。一方、マニラでならず者の風体でカジノを訪れたドユン(チョン・ジフン)は中国マフィアのボスの懐に潜入し、3ヶ月前に目の前で韓国人警官が殺された事件の真実を探り、Lという殺し屋の名前を手に入れる。しかし直後に現れたのはよく知る警察大学時代の先輩でファイン財閥室長のギョンジュ(ファン・テグァン)の姿だった。

Lがショッピング街で次の任務を遂行すると知って急行したドユンだが、同じ頃、ワンスもただ一人の警備員を従えて同じ場所を訪れていた。Lの次の標的はワンス。目の前で店員が射殺されたことで恐怖に震えるワンスを護衛し安全な場所まで逃げ延びたドユン。車の修理をする過程でGPS装置を見つけたドユンは追跡を免れるため、彼女を隠れ家に連れて行く。見ず知らずの男に警戒しながらも、ドユンの紳士的な態度に心を動かされたワンス。彼女は大使館に保護された。陳述書を見てドユンがワンスを救ったと知ったギョンジュはドユンと久々に再会。

表向きはおしどり夫婦を装っていたワンスとヨングクも実のところ夫婦関係は冷めきっており、姑のミランも中国の大使相手に賄賂を贈るようワンスに強要し、断られると彼女への殺意をちらつかせた。パーティーを予定通り開催し、ISISからの脅迫も自らの財団のアピール材料として記者会見で発表することを決めたワンスに対し、ミランは反感を強めていく。その頃、ギョンジュからファイン財団の警護を持ちかけられたドユンは迷うが、かつて病を患った自分に腎臓を分けてくれた親友の殺害事件にファイン財閥が絡んでいると知ったドユンは復讐のためにオファーを受ける決意を固めた。

ホテルにやってきたテラ(キ・ウンセ)とその息子を見て、安堵しながらもかつての苦い記憶を呼び起こしたワンス。ヨングクを伴ってパーティー会場に現れた彼女が見たのは、新たに警護員として配属された命の恩人ドユンの姿だった…。

レッドス画像:YouTube「レッド・スワン」よりキャプチャー
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■第2話あらすじ
ファイン財閥一家の豪邸で起こった殺人事件。刑事に対して召使たちは夫婦仲の悪さを暴露するが、果たして死んだのは…?

時は遡りフィリピンで行われたパーティー。愛情の冷めた夫の横でワンスは貧しい家庭で生まれ育った過去から今までを振り返る。ゴルフ場でキャディとして働いていた母親はミランの怒りを買い、その日に解雇され、その腹いせでゴルフクラブを盗みワンスにゴルフを練習させた。娘のワンスも高校を中退し昼はキャディとして働きながら夜間はゴルフの練習に勤しむ。苦しい家計を助けるため渡米してプロゴルファーになる夢を叶えたワンスは殿堂入りを果たし有名人に名を連ねた。しかし、娘の金を手に入れた母親は堕落し借金を作って派手な生活を始め、縁を切ったワンスはそれ以来、賞金を寄付するようになっていった。

パーティーは滞りなく進む中、子供を残してヨングクと密会し関係を持つ。その現場を目撃してしまったワンスに対しテラは急に態度を変えて開き直り始める。それでも来賓客の前では仮面夫婦を演じきるワンス。ミランに呼び出されたワンスは彼女が息子の不倫を黙認していたことを知っても動揺を見せず、離婚するつもりはないと言ってミランを牽制。その夜はひとり深酒をしながらヨングクやミランとの出会いを振り返った。

アフリカでの慈善事業中にスポンサーだったファイン財閥からやってきてボランティアを手伝っていたヨングクに一目惚れで求婚されたワンスは、ミランからの嘲笑的な暴言にも毅然と対応し結婚を認められる。ミランは内密に兄だけでなく賭博で縁を切った母親にも「ビジネス」を与えた。

深酒をしたワンスはエスコートしようとするドユンを一度は拒絶したもののエレベーターに誘い込み、ドユンは彼女が部屋に入るまで見守る。「あの時、テロ現場に居合わせたのは偶然か?」「私と寝たいか?」と大胆な発言をつぶやくワンスと共にカードキーを廊下に落としたまま部屋に入ったドユンは一線を越えることなく部屋を出ようとするが、ヨングクの訪問に息を殺す。難を逃れた二人を沈黙が襲い雷鳴だけが鳴り響く。翌日何事もなかったかのように帰国の途についた一行。ドユンはファイン財閥の豪邸「大正宮」での勤務初日を迎え、ひょんなことから親友ジュヒョクとの写真の裏からSDカードを発見。ファイン財閥名誉会長の死には裏があること、ジュヒョクがそれに関連して殺されたことを察した…。



■見どころ
キム・ハヌルとチョン・ドフンが財閥に隠された真実に近づいていくディズニープラス スター最新ドラマが配信を開始した。第1-2話では訪問先のフィリピン・マニラを舞台に親友の死の謎を追っていたドユンと、ファイン財閥の嫁であり、財団の理事長であるワンスの出会いが描かれた。

いわゆる「財閥モノ」に分類されるドラマでありながら、ソ・イスク演じる財閥会長ミランは、冷徹というよりは財閥のわがまま娘がそのまま歳を重ねてしまったような「大人げない」キャラクターでワンスへの敵意を剥き出しにし、一方のワンスもミランに対して物怖じすることなく反論を仕掛け常に一歩先を行く強さを持っている。ワンスのことを慕っていたテラはワンスの夫ヨングクと不倫関係なのだが、ヨングクはワンスが以前からそのことに気づいていたと知り、彼女への愛情が冷めきっていない様子を見せるなど独特な人間模様を見せる。隠された秘密や愛憎、不和など財閥ドラマの醍醐味でもあるドロドロさを程よく残しながらも、親友ジュヒョクの死の真相を暴くサスペンス要素や、財閥夫人と警護の禁じられたロマンスなど期待できるポイントが多い。

主役の二人が顔を合わせるシーンでは毎回、言葉は多くないものの、キム・ハヌルが漂わせる気品と、チョン・ジフンが持つワイルドさの中の紳士的な優しさが大人の色気を醸し出し、第2話ではいきなり大胆なシーンに発展しかねないアダルトな展開も。全10話とコンパクトな構成のため、ストーリーの展開も早いことが予想される中、次週配信の第3-4話ではどんな真実が明らかになるのか、早くも興味を掻き立てられる。


■スタッフ
監督:パク・ホンギュン「花遊記<ファユギ>」「善徳女王」「幸せのレシピ~愛言葉はメンドロントット」
脚本:チェ・ユンジョン「最後から二番目の恋 ~beautifuldays」「三姉妹」
原題:화인가 스캔들
配信:ディズニープラス スターにて2024年7月3日(水)独占配信開始(全10話/毎週水曜日2話ずつ配信)。

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