初回視聴率7.9%で発進「新宿野戦病院」小池栄子の長い英語の台詞に圧倒された第1話ネタバレと第2話予告

07月04日10時31分ドラマ
©フジテレビ

クドカンワールド全開なスタート。3日に放送された第1話で、謎の女性・ヨウコ役の小池栄子の英語と岡山弁やそのストーリーに絶賛の声があがった。7月10日「新宿野戦病院」(フジ、水、22時)第2話が放送される。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



フジテレビ水10ドラマ「新宿野戦病院」放送後の声と第2話のみどころ紹介


「新宿野戦病院」は、さまざまなバックボーンを持つ“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会の構図をテーマとし、官九郎節ともいえるときにユーモアを織り交ぜながら、さまざまな悩みや問題を抱えながらも人生を強く生きる人たち・仲間・家族を通して、「命」の尊さを投げかける新たな救急医療エンターテインメントだ。その第1話が7月3日に放送された。23年ぶりに脚本を担当するクドカンがフジテレビのドラマの救世主となるのかが期待されている。その第1話の世帯視聴率は7.9%、個人視聴率は4.5%と発表された(ビデオリサーチ社調べ)。

小池栄子の英語と岡山弁が話題に。


なぞの女性・ヨウコを演じる小池栄子は主役だけに台詞の量は膨大で、その半分以上が早口の英語、そしてなんと岡山弁も使うのだ。まくし立てる台詞には絶賛の声があがっている。

「虎に翼」の役者勢揃い


ヨウコが務めることになる『聖まごころ病院』のキャストには現在放送中のNHK朝ドラ「虎に翼」に出演している俳優陣が多くいることも話題となった。小池栄子とともに主演をはる仲野太賀は「虎に翼」では主人公・寅子(伊藤沙莉)の夫役、病院に勤める内科医・横山役には寅子の父親役だった岡部たかし、病院の院長の娘役は寅子の友人役の平岩紙、そして看護師役の塚地武雅は寅子を最初にやとってくれた弁護士事務所の所長役だ。NHK朝ドラ臭もさせながら、まったく雰囲気の異なる役柄での登場となっている。

10日放送の第2話のみどころ


臼田あさ美、伊東蒼、細貝圭、寺本 莉緒、趙 珉和らが第2話のゲストとして登場する。臼田が演じるのは、トー横キッズ・マユ(伊東蒼)の実の母でありシングルマザーだ。彼氏のシンゴ(趙珉和)との関係を優先し、娘をほったらかしにしてしまう。ただ、本来は優しい母親だ。ヨウコたちとの出会いで本来の優しさを取り戻せるのか?

ヨウコがアメリカ軍で医師として働き、雑な縫合などもあるが、医師としての腕前は確かなことがわかった。しかし、ヨウコがどうして日本に、歌舞伎町にやってきたのかはまだわからない。第1話のラストで電話していた相手は誰なのか?第2話が待たれる。



■前回:第1話ネタバレあらすじ


歌舞伎町の路地にひっそりと建つ『聖まごころ病院』には、美容皮膚科医・高峰享(仲野太賀)、内科医の横山(岡部たかし)、泌尿器科の田島(馬場徹)、看護師の堀井しのぶ(塚地武雅)たちが働いている。

そこへ他病院での受け入れ拒否により、額から流血しているホストのマモル、泥酔女性 ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)と付き添いの南(橋本愛)も同じくして病院に搬送されてきた。

マモルは無事処置が終わり、ヨウコは翌朝診療費を払わず帰っていたが、後日再度病院に訪れる。彼女は海外医師免許があり、元アメリカ軍医として働いていたが、日本での医師免許がないため医療行為をすることができなかった。外科医がいなくて困っている『聖まごころ病院』はこのままでは先が見通せないため、院長・高峰啓介(柄本明)の弟・高峰啓三(生瀬勝久)は病院を閉めるように迫っていた。ヨウコのような外科医が欲しいところだが、医師免許がないヨウコを雇うことはできない。

そんな中銃で撃たれ出血している中東系の男性・ムハマドの対応を、南に頼まれる。しかし、難民申請が通っていないムハマドは他の病院では強制送還につながる。困っている南だったが、ヨウコがムハマドを聖まごころ病院へ連れて行く。外科医がいない状況に、ヨウコは勝手に処置を始めた。

同じ時、急性アルコール中毒患者のカジも運ばれてきた。カジは駐輪場の管理の仕事をしていたが、もめてしまい、首になっていた。カジは賃金の安い外国人に仕事がとられていることや入れ墨がある人は銭湯にいけないことなどに怒りを覚えていて、自分に因縁をつけたと勘違いして、ムハマドを撃ってしまったのだ。実はカジは元ヤクザの組長だった。銃を隠し持っていたのだ。

ムハマドの治療をしながらも、ヨウコはカジのCTを撮るように指示する。CTをとってみると異常が見付かった。

警察の調べでカジが元ヤクザであり、ムハマドを撃った人間だとわかる。ムハマドの手術は無事に成功し、カジは大学病院に移され治療が終わった段階で逮捕されることになった。

亨にどうして医者になったのかを尋ねられたヨウコは「命は平等だから」と答える。アメリカでは平等ではないのではと言われると、戦場ではお金もちだろうとミサイルはよけられないという。戦地で日本に自分の兄がいるという人から「ムハマド」に渡して欲しいとクッキー缶に入ったものを預かってきたといって、回復したムハマドに渡すが、人違いだった。ムハマドは在留資格がないため、入管施設に運ばれていった。

ムハマドとカジの命を救ったヨウコは聖まごころ病院で働くことになり、2階の空いている病室で暮し始めた。

■第2話あらすじ


病院として求めていた“外科医”としてヨウコ(小池栄子)が入ってくれて順風満帆に見えたが、美容皮膚科医・高峰享(仲野太賀)は悶々と悩みを抱えていた。

亨はNPO法人「Not Alone」の新宿エリア代表・南舞(橋本愛)に「社会は平等じゃない」と言われた言葉がずっと引っかかっていた。その答えを見つけるために「Not Alone」の活動に参加することにした。

一方その頃、聖まごころ病院では鎮痛剤を大量に摂取し、トー横キッズで赤い髪の少女・マユ(伊東蒼)や、鼻の奥にワイヤレスイヤホンが詰まってしまった10歳の男の子が搬送されてくる。イヤホンは無事取り出すことに成功し、マユも翌日、母親のカヨ(臼田あさ美)と共に帰っていったのだったが、彼女はある悩みを抱えていた…。

フジテレビ 2024年7月3日スタート。毎週水曜日22時放送「新宿野戦病院」。出演:小池栄子、仲野太賀、橋本愛、濱田岳、平岩紙、岡部たかし、馬場徹、塚地武雅(ドランクドラゴン)、中井千聖、石川萌香、萩原護、余貴美子、高畑淳子、生瀬勝久、柄本明ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@shinjyuku_yasen」。

フジテレビ「新宿野戦病院」番組公式サイト

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