【初回視聴率7.8%】沢口靖子「科捜研の女Season24」第1話 新メンバー・加藤諒参戦でさらに明るい科捜研に!ネタバレと第2話予告

07月05日00時05分ドラマ
ⓒテレビ朝日

沢口靖子主演のテレビ朝日系ドラマ「科捜研の女 Season24」第1話2時間スペシャルが 7月3日(水)に放送され、初回視聴率7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。次回第2話は7月10日に放送される。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「科捜研の女」は、沢口靖子演じる京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコを中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く科学捜査ミステリー。

鉄壁のチームワークを誇る全レギュラーが集結し、新メンバーの会計係として加藤亮演じる加瀬淳平が参戦した新シリーズ。7月3日に放送された2時間スペシャルでは、《原点回帰》というだけあって、「ゲソコン」などのおなじみの捜査方法についても丁寧に説明。マリコたちの科学捜査に興味津々の加瀬目線で、視聴者も科学捜査の面白さを再体感することができそう。

第1話では、しばらく残業がなかった科捜研に「大事件」が持ち込まれる。“経費削減”のためにやってきたはずの加瀬だが、科学捜査にワクワクしすぎて、“猫認証”や“ランタン回収”など、マリコの無謀な要求にも大乗り気に。このままでは“経費削減”どころか、“経費倍増”してしまいそうな気配。会計係として立派に役を務めることができるのか見届けたい。

第1話のスペシャルゲストには、沢口と初共演となる大塚寧々がホテルの支配人・大月裕子役で、22年ぶりの出演となる津田寛治が消防の高度救助隊隊長・佐藤剛役で登場。それぞれ家族の悩みを持つ2人は、事件解決とともに新たなスタートをきることに。

シーズンゲストである鈴木福演じる新開颯太は、「season24」のどこかで再登場する予定。新米警察官の成長も楽しみだ。



■初回スペシャルネタバレあらすじ
榊マリコ(沢口靖子)ら京都府警科捜研に、京都市役所からの人事交流で会計係・加瀬淳平(加藤諒)が派遣されてきた。新たなメンバーの加瀬は科捜研がどんな鑑定をして、どれほど予算を使うのか興味津々な様子。

そんなある夜、京都市内のビジネスホテルで客や従業員、計30人以上が嘔吐、苦悶し次々と倒れる事態が発生、マリコたち科捜研メンバーも応援要請を受けて臨場する。現場のホテルには天然温泉施設が併設されていたことから、支配人・大月裕子(大塚寧々)はもちろん、最初に駆けつけた交番巡査・新開颯太(鈴木福)も真っ先に硫化水素中毒を疑ったようだった。

しかし、消防の高度救助隊隊長・佐藤剛(津田寛治)が検知器で調べたところ、原因は硫化水素ではなく、何らかの毒物だったことがわかる。まもなく病院に搬送された被害者のうち、半年前に入社し、事件当日は深夜勤務だったホテルスタッフ・佐藤光輝(市川理矩)が死亡。解剖の結果、死亡の原因が横紋筋融解症だと判明し、胃の内容物を調べた宇佐見(風間トオル)がイソトキシンを発見する。

無差別大量殺傷事件の可能性がでてきたため、土門(内藤剛志)と蒲原(石井一彰)ら捜査一課刑事の捜査開始。ホテルのレストランシェフ・清水篤(増田修一朗)、ホール係の伊藤真紀(真木恵未)、峰岸渉(園山敬介)らに話を聞くが、事件当夜は三組しか客がおらず食中毒の可能性は低かった。

マリコは何者かが水に溶けるイソトキシンを気体にしてホテル内に充満させたと考え、事件の1週間前にホテルの給排設備を点検した設備配管工の島木陽菜(豊島心桜)に話を聞きにいく。島木によると、現場のホテルは全館一括空調を採用しており、犯人は給排気管を悪用した疑いが濃厚となる。

そんな中、新米警察官・颯太と亡くなった被害者・光輝が警察学校の同期だったことが判明する。しかし、光輝が預けるルールになっていた携帯を所持していたことを目撃した颯太は、総代という立場上見て見ぬふりができず、教官に報告したため、光輝は退学になっていた。颯太はその後も光輝と連絡をとっており、事件のあったホテルに勤めていたことも知っていたし、お金を貸したこともあった。

ホテルの監視カメラ映像に、事件発生前、ホテル支配人の大月と光輝が話をしている様子が写っていた。大月の証言で、光輝が島木にお金を貸していたことが判明する。金の返済を迫られた島木が殺害した可能性が浮上。島木は趣味でアクアリウムをしており、自宅アパートにはイソトキシン様毒を持つアカスナギンチャクが飼育されていた。

実は、光輝は消防の佐藤隊長の息子だった。佐藤隊長は息子が働いているホテルだとは知らずに救助活動をしていたのだ。光輝は当初、消防官になることを希望していたが、訓練に耐えられず、次に警察学校にチャレンジ。しかし、退学させられ、その直後に母が病死。しばらく仕事につけず父が養っていたが、なかなか職に就かない息子に愛想をつかして勘当。以来、半年間2人は会っていなかったという。しかし、つい最近東京に転勤が決まった佐藤隊長は、そのことを知らせる連絡を光輝にしていた。

アパートから姿をけした島木が舞鶴港公園にいることが判明。公園ではランタン打ち上げイベントが行なわれており、ここで毒素が拡散されたら新たな被害者がでてしまう。マリコたちはなんとかイベント会場に間に合うが、肝心の島木はイソトキシン毒によって死亡してしまう。

何者かが、島木の趣味の釣り道具にイソトキシンを付着させて殺害したのだ。島木の行動を追っていた科捜研メンバーは舞鶴港に颯太が居たことを発見する。しかし、颯太は友人である光輝を殺害した犯人を追っていたのだと土門らに告白する。

無差別大量殺傷事件と島木殺害の犯人は、光輝に金の返済を迫られていたレストランシェフの清水だった。清水は島木からアカスナギンチャクの販売業者を紹介してもらい、毒素を混入させた飲み物を光輝に飲ませようとしたが、あやまって通気口にイソトキシンをこぼしてしまった。光輝は飲み物を飲まなかったが、こぼれたイソトキシンは乾燥し、粉末になって配管を通り、ホテルに充満して今回の事件が発生してしまった。清水は自分が犯人だと気づいている島木を殺すために、島木を尾行し舞鶴港で二つ目の犯行に及んだ。

非常ベルを押したのは光輝だった。ホテル巡回中に異変に気づき、瀕死の重症をおった女性を背負って屋上へ逃がし、彼女の夫を助けるために再度ホテル内に戻ったことで光輝だけが大量に毒物を摂取してしまい、死に至ったのだ。光輝は、消防士である自分の父がきっと助けに来てくれると女性を勇気づけていた。

実は、光輝が警察学校で携帯電話を所持していたのは、入院中の母親を励ましたい一心からだった。そして、貸していた金の回収を急いでいたのは、勘当を言い渡された父が東京へ行くことを知り、一刻も早く関係修復を図ろうと“手切れ金”と言われた額をまとめて父に会うためだった。そして、事件現場となったホテル勤務を希望したのは、尊敬する消防隊長の父が近くで働いているというのが理由だった。

警察学校時代、颯太とともに訪れていた舞鶴の神社には、「父や聡太のような人になりたい」という光輝の短冊が残されていた。それをみた佐藤隊長は息子のことを何もわかっていなかったと涙し、颯太は光輝に恨まれておらず友情が続いていたことに安堵した。



■第2話あらすじ
食品加工会社社員・門脇卓(真丸)の遺体が公園の石段の下で見つかった。事件の夜、門脇は“あかぞら食堂”という飲食店に寄ると言いのこして退社したことが判明、食堂を訪ねたマリコたちは店主の新倉初美(西尾まり)が“もう一度食べたい思い出の料理”を再現するサービスを行っていることを知る。そんな初美の取り組みは、編集者・成瀬若葉(小西桜子)の目に留まり、“思い出料理人”として雑誌に連載されていた。

死んだ門脇は昨年、閉店した人気ラーメン店の味をカップ麺として復活させるプロジェクトを手がけており、初美はそのラーメン店の味の再現を頼まれていたという。だが、初美は事件の夜、門脇が店に顔を出したかよく覚えていないと曖昧な証言しか語らない。その矢先、初美には前科があることが発覚。20年前、言い寄って来た職場の上司を歩道橋の上から突き飛ばし、傷害罪で逮捕された過去があったのだ。しかも、門脇のスーツに付着した油脂の成分が、初美が使っているハンドクリームと一致。初美が20年前と同じく、門脇を突き落とし殺害したのではないかという疑惑が深まって…。

「科捜研の女 season24」は、テレビ朝日系にて7月3日(水)21時放送スタート。/主題歌:ビッケブランカ「白夜」(avex trax)/出演:沢口靖子、内藤剛志、小池徹平、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、西田健、山本ひかる、石井一彰、加藤諒、鈴木福 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@kasouken_women」。番組公式Instagramアカウントは「@kasouken_women 」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「科捜研の女 season24」番組公式サイト

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