10日放送されたJTBC水木ドラマ「遊んでくれる彼女」第9話では、コ・ウナ（ハン・ソナ）がソ・ジファン（オム・テグ）の家を出ることを決心するシーンが描かれた。

これによりこの回の視聴率は全国2.6％で、首都圏2.5％と安定した数字（ニールセンコリア有料世帯基準より）。

U-NEXTでも配信開始した第9話「半径50メートル以内の片想い」のネタバレあらすじと見どころを紹介する。

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「遊んでくれる彼女」（脚本：ナ・ギョン、演出：キム・ヨンファン、キム・ウヒョン）は、元ヤクザのボスと子供たちと遊んであげるキッズクリエーターのお姉さんが出会い繰り広げるラブコメディ。⇒【各話のネタバレあらすじ】

■キャスト
⇒【キャストと登場人物紹介（写真付）】、【相関図】
コ・ウナ役：ハン・ソナ
ソ・ジファン役：オム・テグ
チャン・ヒョヌ役：クォン・ユル
ほか

■第9話「半径50メートル以内の片想い」
検事チャン・ヒョヌ（クォン・ユル）は、「僕はウナさんが探しているヒョヌ兄さんではありません」と謝り、「僕がヒョヌ兄さんだったらいいのにと思っていました」と告白。ウナは「ヒョヌ兄さんが、検事さんのような人ならいいと思っていました」と伝えた。

そしてウナはヒョヌ兄さんへの罪悪感を告白した。

子供の頃、ヤクザが家に頻繁に来ていた。ある日、怖い人に道を聞かれ、父を探しに来た人だと思って逃げた。でも、その人は父を探しに来た人ではなく、私が逃げた家に住むヒョヌ兄さんを探していた。ウナがヒョヌ兄さんの家に行ったせいで、ヒョヌ兄さんが捕まってしまったのだった。

検事ヒョヌは、それはウナのせいではない。その人もそう思っているはずと慰め、ヒョヌ兄さんを見つけたと言い、「会いたければ誰か教えられます」と、ウナを驚かせた。

家に戻ったウナを待っていたジファンは「お酒を飲んだようですね」と言い、ウナは「飲みました。気分が良かったので。あの人を見つけました。元気にやっているそうです。私が申し訳なく思う必要はないくらいに。気になることは山ほどあったけれど、会わないことにしました。ジファンさんが言ったように、過去を掘り返すのが辛くて不快な人もいるでしょう。元気にやっているならそれで十分です」と話し、「ありがとう、ジファンさん。私たちもう会わないで。家を出るつもりです」と言ってジファンを驚かせた。

ジファンはコ・ヤンヒ（イム・チョルス）が乗る車に奇襲をかけた。怯えるヤンヒに、「もう一度俺の家族に手を出したら、その時は容赦しない」とドスの利いた声で警告。ヤンヒは「いや、必ず手を出してやる」と大声で叫び、ジファンは「最後の警告だ。次は警告で終わらない」と脅した。

元ブルドッグ派のボスでジファンの父ソ・テピョン（キム・レハ）が出所し、ヤンヒが出迎えた。イルヨン（キム・ヒョンジン）はジファンに、ヤンヒが出迎えたことから、ヤンヒの背後にはテピョンがいようだと話し、「我々も備えるべきですか？」と聞く。ジファンは「俺たちは自分たちのやり方でやればいい」と答えた。

検事ヒョヌは、10年前ジファンが起こした騒動の被害の孫娘に会った。孫娘はチェロを続けていた。辞めようかとも思ったが、支援してくれる人がいたと話す。それがジファンだったと聞き驚くヒョヌ。さらに孫娘は、ジファンが祖母の葬儀に弔問に来て母から罵倒されたこと、そして3年ほど経って自分の奨学金を出したのもジファンだったと話した。祖母を傷つけた代償としてか、と聞くヒョヌに、あの時、騒動を起きる前に孫娘がジファンに遭遇しており、その様子から、ジファンが騒動の起きることを知らなかったはず。知っていれば手ぶらで宴会場に入らなかったはずと、当時の状況を説明した。ヒョヌは自分がジファンについて誤解していたことにショックを受ける。

家探しをしているウナにジファンが安全な家を選んで契約する。その頃、ウナは高校生たちに追われ、逃げる過程で携帯を落とす。携帯からウナの悲鳴を聞いたジファンは、GPSを頼りに駆け出す。派出所に着いたジファンは、検事ヒョヌと一緒に出てきたウナを見て隠れる。

不自然に道に置かれた自分の携帯を見つけたウナは、ジファンが派出署に来ていたことに気づく。確認すると、「無事のようだったので帰りました」とジファン。ウナは「何が怖いのですか？」と訴え、ジファンは「俺はこんな奴です。今、この状態がいいんです」と煮え切らない。ウナは「分かりました。ジファンさんは嫌だったかもしれませんが、私はこの家で過ごした時間が楽しかった。ジファンさんと過ごした時間も」と伝えた。

ジファンは家を出るウナを想像し、耐えられなくなりウナを引き留めるために駆け出した。ところが駆け付けた公園でジファンが見たのは、「僕、ウナさんのことが好きです」と告白する検事ヒョヌの姿だった。



■見どころ、感想
ウナが感謝だけでなくヒョヌ兄さんに罪悪感を抱く理由が明らかになった。このことと、ジファンの名が「ユン・ヒョヌ」から「ソ・ジファン」に代わった事情が関わっているのか？

そして自分が“ヒョヌ兄さん”だということを隠して、ウナに一線を引いたジファン。しかし恋する気持ちを抑えることのできないジファンの苦悩がコミカルに描かれたこの回。特に、ウナのお見合いを知り後ろの席に座るジファンを演じるオム・テグのコミカル演技が傑作。ジファンをやきもきさせた見合い相手は俳優イ・ジュン。これまで見せてきたカリスマ性や華麗なアクションとは180度違った一面をお見逃しなく。

ついに本格登場したソ・テピョン。キャスト紹介では、ジファンに裏切られ刑務所送りになった元ブルドッグ派のボスで、ジファンの父親となっているが…。

そしてエンディングは、10年前のヤクザの抗争でジファンが巻き込まれただけと知った検事ヒョヌ。そんなヒョヌがウナに告白し、その場面をジファンが目撃し、物語の展開に緊張感を抱かせた。

次回予告では、煮え切らないジファンにしびれを切らした渇いたシカの社員たちが、告白のチャンスを作るが、なかなかうまくいかない様子。それでも、ついに思いは通じ合ったのか、ウナからの可愛いキスや、ジファンがウナと握手しようとする検事ヒョヌの手を払いのけて「ハニー！いこう」と睨みつける場面も…。気になる第10話は11日（木）放送、予告動画はYouTubeでも視聴できる。

「遊んでくれる彼女」はJTBCにて毎週水、木曜20時から放送、その後U-NEXTで独占見放題配信する。

◇YouTube「놀아주는 여자 10회 예고편」（10話予告編）

◇YouTube｜U-NEXTch「遊んでくれる彼女」予告動画

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