「レッド・スワン」第3-4話:隠し子と実母の消息でキム・ハヌルとソ・イスクの対立がますます炎上
キム・ハヌルとチョン・ジフン主演の「レッド・スワン」(全10話)7月11日(水)に配信された第3-4話では、ワンスとヨングクの夫婦関係と息子を失った過去、愛人テラとその子供の父親、名誉会長の死に関する疑念やジュヒョクの死との関連などファイン財閥内部の人間関係が次々と明らかになる中、会長ミランとワンスの対立が激化していく様子が描かれた。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう。
●【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】
「レッド・スワン」は、韓国上流階級のトップ1%に入るファイン財閥の副会長の妻であり、ナウ財団の理事長であるオ・ワンスが、ある日巻き込まれた銃撃戦で自分を救ってくれた男性とともに、闇に包まれた韓国上流階級トップに君臨する財閥家の秘密と欲望を暴く、今夏最もスキャンダラスなサスペンスだ。
■キャスト⇒【キャスト・人物徹底紹介】
オ・ワンス役:キム・ハヌル
ソ・ドユン役:チョン・ジフン/Rain(ピ)
キム・ヨングク役:チョン・ギョウン
パク・ミラン役:ソ・イスク
ハン・サンイル役:ユン・ジェムン
チャン・テラ役:キ・ウンセ
ほか
■第3話あらすじ
マニラで殺された親友ジュヒョクの死とファイン財閥名誉会長の死が関連していることを突き止めたドユン(チョン・ジフン)は、自分を解雇しようとするワンス(キム・ハヌル)に事件の関連を打ち明けて守ると宣言。マニラで自分を標的にしたテロが内部の犯行だったと聞いてあきれるワンスだが、徐々に疑念を募らせていく。
マニラで夫ヨングク(チョン・ギョウン)との不倫現場を目撃して以来、初めて顔を合わせたテラ(キ・ウンセ)はヨングクとの過去や、息子ジュニが当時ヨングクと交際中に身ごもった子供であること、その後交際していたモデルが麻薬で死んだスキャンダルを払拭するためにワンスと結婚したことを暴露する。それを聞いても財団を守るために離婚はしないと言い張るワンスにテラは憤りを隠せずにいた。
テラはミラン会長(ソ・イスク)に助けを求め、ミランも対立するワンスを黙らせるために、家族写真の撮影会を設定するとジュニを後継者にしようと呼び出しワンスを怒らせる。5年前にスキー場での事故で死んだ息子チャニの部屋にジュニの荷物が運び込まれ、ショックを受けたワンスは屋敷を飛び出し、ドユンは彼女のドライブに護衛として付き合うことに。ワンスが語った疑惑について、ワンスは信用しないと言いつつも証拠を持ってくるよう命じた。
別荘にいたヨングクのもとに現れたワンスは、離婚をするつもりがないことを告げ、子供をもう一度授かることを拒絶して無理やり襲われかけるがドユンが割って入って事なきを得た。本社を訪れたドユンはギョンジュ(ファン・テグァン)に財閥の秘密の探りをいれるが、はぐらかされてしまう。しかし、ジュヒョクが残した動画から、名誉会長が屋敷ではなく外部で死んだことが発覚し、他殺を確信する…。
画像:YouTube「レッド・スワン」よりキャプチャー
© 2024 Disney and its related entities■第4話あらすじ
ギョンジュの部屋から新たな手がかりを手に入れたドユン。映像にはギョンジュがヨングクから大金を受け取る姿が映されていた。勝手に子供部屋に手を出されたことに腹を立てたワンスは抗議するが、ミランは財団の理事長をすげ替えようと画策。理事長の座を奪われそうになったワンスはあえて裏でヨングクの愛人・隠し子のスキャンダルを世間に流し、退任要求を撤回するよう説得を試みるが、外出を禁じられてしまう。隙を突いて開いた緊急記者会見でワンスは(自らが広めた)ヨングクの愛人・隠し子説を否定。次に彼女の口から飛び出したのはテラが死んだ名誉会長の愛人だったという衝撃の嘘だった。
会見内容に激怒したミランに対して、裏金を暴露して財団をクリーンに運営すると宣言し、更にミランの怒りを煽った。数日後、ミランは報復としてテラとジュニを屋敷に招き入れワンスを牽制しようとするが、彼女には全く効き目がなかった。ランニングに出かけるワンスを護衛したドユンは、一体何のために離婚せず一族に固執するのかと問い、財団を守るなら死んでも言いと軽はずみな発言でドユンは声を荒げた。彼女は死んだ名誉会長との約束で離婚をせずに財団を守ろうとしていたのだ。ドユンの口から名誉会長が他殺され、テロにも関連する犯人が一族の中にいると聞いて驚く。
一連の対立や愛人騒動を興味深く見守っていた一族の次男ヨンミン(コ・ユン)とその妻でコスモ財閥令嬢のジヨン(キム・ユンジ)。両家の晩餐会に先立ちジヨンのもとを訪れたワンスは高価なワインボトルを割ってしまうが、互いにミランの言いなりになるのを嫌ってか妙に息が合う。
後日、福祉館の会館イベントに参加したワンスのもとにミランがやってくるが奇しくも二人が来ていた洋服が全く同じでマスコミの前で仲が良いふりをする羽目に。屋敷に帰ったミランはこの不愉快な出来事を忘れようと護衛を次々と柔道の稽古で投げ飛ばしていくが、いい匂いのするドユンを気に入り、目をつけるように。一方、ミランに呼び出されたワンスは10年間会っていなかった絶縁状態の母親が僻地の精神病院に閉じ込められていると知り、危篤の母を訪ねて病院へ足を運ぶのだが…。
■見どころ
舞台をフィリピン・マニラから韓国に戻し、名誉会長の死とジュヒョクの死の関連が仄めかされる中、ヨングクと不倫相手のテラがかつて交際していて、ジュニがヨングクの子供であることや、ワンスが生んだチャニは5年前にスキー場での事故でこの世を去っていたこと、それが夫婦関係の破綻に関連していることなど、財閥内部の事情や人間関係の輪郭がはっきりとしてきた。
ドユンはワンスの行く場所に忠実に随行しながら任務を果たし、二人の関係性がドラマチックに急展開を迎えるような場面はなかったが、代わりにワンスとミラン、ワンスとテラの対立が描かれ、「姑に勝つ嫁」ワンスと「どこか憎めない毒姑」ミランの対比が面白い。特にミランはどうにかワンスより優位に立ち威厳を保とうとあの手この手で意地悪をするものの、一歩先を行かれ、ある時はイベントでドレスが被ったワンスと仲良しアピールをする羽目になり顔をしかめたり、ドユンの匂いに色めき立つなどお茶目な描写が続いた。
こちらも参照→“いい匂いの男が好き…”ソ・イスク、RAIN(ピ)に意味深な囁き…「レッド・スワン」
終盤では絶縁状態だったワンスの母親の所在が明かされ、何やらショッキングな展開に続きそうだが、果たして…?
■スタッフ
監督:パク・ホンギュン「花遊記<ファユギ>」「善徳女王」「幸せのレシピ~愛言葉はメンドロントット」
脚本:チェ・ユンジョン「最後から二番目の恋 ~beautifuldays」「三姉妹」
原題:화인가 스캔들
配信:ディズニープラス スターにて2024年7月3日(水)独占配信開始(全10話/毎週水曜日2話ずつ配信)。
◇YouTube予告動画
◇ディズニープラス
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