「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」桜&真の過去が少しずつ明らかに!第2話ネタバレ第3話予告
日本テレビ「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」(土曜21時)7月20日放送の第2話では三田桜(小芝風花)と月本真(大島優子)の過去を遡るヒントが描かれ、7月27日放送第3話のゲストは山本美月がインフルエンサー役でゲスト出演する。予告動画は番組サイトで公開中だ。
「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」は、完全オリジナルのミステリー×ヒューマンドラマ!“名もなき遺体“を大切な人の元へ帰すため捜査官・三田桜と10歳上の真面目な同期、月本真の奮闘を描く。
■第2話見どころ
7月20日放送の第2話は、片岡鶴太郎演じる“綾部雪雄”が、古びたアパートで身元不明の遺体として発見されたところから物語がスタート。雪雄が遺した4000万円の謎と、身元を突き止めるため桜と真が奔走した。冒頭から大家役で田中真弓が、さらに犬の散歩中に雪雄を見かけた女性役で水田わさびが登場し、突然のベテラン声優の実演に「ルフィ―とドラえもんの声優さんが出てる!」「レジェンド声優回」「激アツすぎる!」と視聴者も興奮。
他にも遺留品の写真に写った少年の40年後を描く難題に直面したシーンでは、吉田鋼太郎演じる室長・利根川譲治がカッコ良く「任せとけ!」と言った次の瞬間、科捜研への土下座で頼み込む姿で笑い、似顔絵捜査官・武藤晴夫(半海一晃)や元公安の堀口尚史(戸次重幸)も捜査に協力。チームワークの良さを見せた。また、少しずつ桜と真の過去も描かれてきている。桜が手を合わせる名前のない墓石や、真が恋人と福島の海辺を歩く思い出が回想されるなど、この先のストーリーからも目が離せなそうだ。
そして7月27日放送の第3話では、ドラマ、映画など活躍中の山本美月が人気インフルエンサー・小澤梨々香役でゲスト出演する。多彩な衣装を着こなす梨々香が、突然姿を消したとある婚約者の自殺という不可解な事件に絡み、桜と真がその事件を追うことになる。他にも葵揚、東野絢香がゲストで登場し、予告では神妙な面持ちで葬儀に参列する桜と真の姿や、捜査一課の手嶋と西本が海岸で捜査するシーンなど、第3話も盛り沢山の内容となりそうだ。
■第2話ネタバレあらすじ
都内のアパートの一室で見つかった身元不明のご遺体。推定70歳から80歳の男性で、死因はくも膜下出血。アパートの大家によると、男性は先代の大家の頃から40年も住み続けている古い住人のため、賃貸契約書も残っておらず、「綾部雪雄」という名前しかわからない。身元がわかる所持品は見当たらないが、部屋に残されたボストンバックの中には4000万もの大金が見つかる。
10年ほど前に福島で住み込みの仕事をしていたという他、日雇いバイトで生計を立てていた雪雄になぜこれほどまでの大金が?真は手がかりをもとめて福島へ向かいうと、訪れた先で捜査一課の手嶋と遭遇。手嶋は連続強盗犯の松平(鈴之輔)の足取りを追っていたところだった。さらに捜査を進めると、「綾部雪雄」が偽名であることが判明し、半年前に起きた宝石強盗事件を起こした松平と福島で一緒に働いていたことがわかる。
一方、桜は雪雄が住んでいた近所で情報を聞き込みながら、雪雄の足跡をたどる。そして街の防犯カメラから雪雄と松平が話し込む姿を入手する。松平は、13年前に福島で雪雄と一緒に働いていた松平は、数日前に雪雄から突然連絡が来て、久しぶりに会ったと供述し、「ある場所に荷物を運んで欲しい」と頼まれたが、翌日、待ち合わせに雪雄は現れなかったのだった。松平によると、雪雄は作業の合間や寝ると前にこっそり写真をよく眺めていたと言う。
その写真とは、桜たちがアパートの隅から発見したもので、映っているのは5歳くらいの男の子。似顔絵捜査官・武藤晴夫が写真の男の子の40年後の似顔絵を作成。写り込んだ電車から「電車好きに間違いない。将来は駅員になっているのでは?」と駅員姿の男性を描く。堀口尚史(戸次重幸)の調べで、その電車は秩父を走るローカル線だとわかると、桜と真は、鉄道、雪雄と同じ“綾部”という地名を頼りに、ついにその少年が、雪雄の長男・藤代秋信(萩原聖人)であることを突き止める。
秋信に写真を見せると、父親で間違いないと話し、雪雄の本名は「坂下雪雄」と判明する。雪雄は40年前、事業に失敗し借金をつくり、家族を捨てて家出。借金の連帯保証人だった母は、必死に働きお金を返す中、やがて再婚。相手の援助もあり、借金は返済されていた。「もうこの男とは何の関係もない」と話す秋信は、重病を患う子供の手術費用のため、全国に寄付を募っている最中だ。秋信は雪雄が遺したお金は秋信が受け取る権利があるが、真から雪雄が犯罪に関わっている可能性があると聞くと「そんな金、1円たりとも受け取るわけにはいきません」と突っぱねるのだった。
確証がないことを遺族に伝えた真に憤る桜だったが、強盗事件の捜査が進展を見せ、雪雄は事件に無関係だった。さらに、雪雄と親しかった河川敷のホームレスの証言から、4000万円は雪雄が必死に稼いだお金だとわかる。雪雄は秋信に新しい家族があることを知りながら、いつか息子の役に立つことを信じお金を貯めていた。そしてニュースで秋信とその子供のことを知り、偽名で生活していた雪雄は送金する銀行口座も持っていなかったため、松平を頼り、お金を運んでもらおうとした際、倒れたのだった。
「雪雄さんは、あなたに生かされていた」という桜の言葉に秋信は「そんな金より、少しでも一緒にいてほしかった」と本音をポロリ。もう一度一緒に釣りがしたかったと涙をこぼし、雪雄の遺骨を引き取ることを承諾する。翌日の昼休み、相談室の頑張りを労うため利根川譲治(吉田鋼太郎)のおごりでお弁当が届く。桜は報告書の「坂下雪雄」と書き込み、お弁当を持ってそこは雪雄がよく訪れた河川敷へ向かう。坂下雪雄にお弁当を供え、自分も笑顔でお弁当をほお張る桜の横には、雪雄も美味しそうにお弁当を食べる姿が浮かぶようだった。
■第3話あらすじ
「警視庁身元不明相談室」に、3年前に失踪した婚約者・田中美江(東野絢香)の行方を捜している相談者・佐伯太一(葵揚)がやって来る。美江が身元不明の遺体として発見されていないか確認するため、暇を見つけては相談室を訪れていた。今や桜と真も打ち解け、美江の帰りを待ち望むようになる。だが、美江は海辺で水死体となって発見される。しかも失踪中に別の男性と結婚し、“峯岸美江”となっていた。
現場近くの崖の上から美江の遺書が見つかり、自殺と断定されたが、対面した太一は「美江じゃありません」と現実を受け入れられない。一方、美江と結婚していた夫・峯岸晃(長田成哉)の話では、結婚直後から美江の行方が分からなかったという。そんな中、交友関係の少ない美江の葬儀に、人気インフルエンサー「RILIKA」こと小沢梨々花梨が現れ、事態は急転。梨々香の姿を見た太一は、途端に態度を変え、美江の死を受け入れると、梨々香を待ち伏せしてカッターナイフで襲いかかる。
日本テレビ「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」
2024年7月13日から、毎週土曜日21時放送。脚本:八津弘幸/出演:小芝風花、大島優子、阿部亮平(Snow Man)、柳美稀、川瀬莉子、戸次重幸、半海一晃、高島礼子、吉田鋼太郎ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@gohome_ntv」。
◇TBS「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」番組公式サイト
【2024年夏ドラマ紹介】【関連記事・各話のあらすじ】