日本テレビ新ドラマ「GO HOME～警視庁身元不明人相談室～」（土曜21時）7月27日放送の第3話で復帰の山本美月が1人2役の難役を好演。8月3日放送第4話ではふぉ～ゆ～福田悠太が真（大島優子）の婚約者役で登場！予告動画は番組サイトで公開中だ。

「GO HOME～警視庁身元不明人相談室～」は、完全オリジナルのミステリー×ヒューマンドラマ！“名もなき遺体“を大切な人の元へ帰すため捜査官・三田桜（小芝風花）と10歳上の真面目な同期月本真（大島優子）の奮闘を描く。

山本美月が1人2役で好演

7月27日放送の第3話のゲスト、山本美月が、表向きはインフルエンサー・小澤梨々香役として登場しながら、中身は幼なじみの田中美江も演じるという1人2役を好演した。崖から転落死したご遺体は3年前に失踪した女性のはずが、婚約者からは「違います。美江ではありません」という意外な言葉から事件は複雑さを帯びてくる。桜＆真コンビが事件の真相を追っていくと、なんと「RILIKA」として活動していた小沢梨々香は整形した田中美江であることがわかるという驚きの展開が待っていた。

余命わずかとわかった小澤梨々香が、幼なじみの田中美江（東野絢香）に「RILIKA」として生きて欲しいと依頼。美江が美容整形した後、2人で「RILIKA」を続けるものの、梨々香は自殺してしまう。番組サイトのインタビューで山本は「演じるのはとても難しい役」「思っていた以上にカロリーの高い」とコメントしていた通り、自分に自信がない美江でありながら、自己肯定感が高い梨々香を演じるという複雑な役どころに挑戦。今作が出産後久しぶりのドラマ出演となった山本にとって難役ながら、2人分を見事に演じ分けた。

第4話見どころ

そして8月3日放送の第4話では、ある事件をきっかけに、真の過去が明らかになる。真の婚約者で、東日本大震災以来行方不明になっている小田切慎一役でふぉ～ゆ～の福田悠太が登場。ついに真が抱える過去が明らかになる。さらに、葉山聡役を濱田龍臣、葉山の幼なじみで大学の同級生・横田大地役を荒木飛羽が演じる。

■第3話ネタバレあらすじ

「警視庁身元不明相談室」に、3年前に失踪した婚約者・田中美江（東野絢香）の行方を捜している相談者・佐伯太一（葵揚）がやって来る。美江が身元不明の遺体として発見されていないか確認するため、仕事の合間に相談室を訪れていた。だが、美江は海辺で水死体となって発見される。しかも失踪中に別の男性と結婚し、“峯岸美江”となっていた。

現場近くの崖の上から美江の遺書が見つかり、自殺と断定されたが、対面した佐伯は「美江じゃありません」と現実を受け入れられない。一方、美江と結婚していた夫・峯岸晃（長田成哉）の話では、結婚直後から美江の行方が分からなかったという。そんな中、交友関係の少ない美江の葬儀に、人気インフルエンサー「RILIKA」こと小沢梨々香が現れ、事態は急転。梨々香の姿を見た佐伯は、途端に態度を変え、美江の死を受け入れ、その後、梨々香を待ち伏せしてカッターナイフで襲いかかる。

取り調べに対し、佐伯は「田中美江が別の男と結婚していたことが許せなくて崖から突き落とした。それを梨々香に見られてしまい、口封じのために襲った」と供述。しかし、佐伯はその後に相談室に訪れているため、桜と真は佐伯が殺したと思えない。そこで幼なじみだった美江と梨々香の繋がりを調べるため、2人の地元・山梨へ向かう。

当時、部員2人の合唱部で地味な美江に対し、テニス部のエースだった梨々香。しかし中学2年の時不幸な事件が2人を襲う。海で溺れかけた美江と梨々香を助けようとして、美江の両親が命を落としたことをきっかけに、美江は進学を諦め地元のケアハウスで働き、梨々香は上京しインフルエンサーとして活躍していたのだった。

美江が梨々香へ殺意があるとしても、梨々香が美江を殺すとは考えられない。真がある疑念を抱き、科捜研の菜津に梨々香の声紋鑑定をかけたところ、なんと美江と梨々香が入れ替わっていることが判明する。その事実を伝えるため、再び梨々香に会いに来た桜と真は、梨々香こと美江から真実を聞くことになる。美江は佐伯からのプロポーズで平凡な人生に疑問を持っていたところに梨々香と再会。梨々香は美江に仕事を手伝って欲しいと依頼し、配信の手伝いをするようになっていた。

憧れの梨々香と一緒に輝く世界に身を投じる美江だったが、そんな中、梨々香の咽頭がんが発覚。梨々香は半年間、活動を休止し、美江が「RILIKA」になる準備をしていた。すべてをコピーし、RILIKAとなった美江に、「この世に私は1人でいい」と自ら身を投げたのだった。そして太一は葬儀で梨々香が美江であることに気づき、美江が梨々香を殺したのだと勘違いしたため、自ら罪を被ろうとしてカッターナイフで襲ったのだ。すべてを知った太一は「生きててくれて、よかった」と美江を優しく抱きしめ2人は再会を果たす。

その後、美江は詐欺罪と公文書偽造の罪に問われたが、執行猶予がつき、佐伯も不起訴となった。2人は結婚し、趣味であるマンホールカードを探す動画チャンネルを立ち上げ活躍を続ける。桜は梨々香が命を落とした崖で花をたむけ、「梨々香さん、気に入ったら高評価してあげて」と手を合わすと、隣には梨々香が優しい笑顔で微笑んでいるようだった。

■第4話あらすじ

茨城県の山中でバイク事故が発生し、運転していた若い男性は搬送先の病院で死亡が確認された。身元が特定できなかったため、桜たちが行方不明者リストと照合した結果、男性は両親から行方不明届が出された大学生・葉山聡（濱田龍臣）であることがわかる。バイクが盗難車であることから、犯罪の可能性もあるため、そのことをご遺族に報告するのは気が引けるものの、桜と真は聡の両親の元へ向かう。

聡の父・義彦（桜井聖）と母・晶子（中島ひろ子）は、1年前から聡と連絡が取れなくなっていたが、10日ほどまえに聡から突然“お守り”が送られてきたという。葉山家は13年前に福島に住んでいて、そのお守りは聡が子供の頃に誰かからもらったものらしい。動揺する真を心配した桜は、初めて真には慎一という婚約者がいたこと、東日本大震災の日から行方不明になっていることを聞かされる。聡はなぜ行方不明になったのか？そしてお守りに隠された真相は？慎一の消息を求め、真の止まっていた時間が動き出す。

日本テレビ「GO HOME～警視庁身元不明人相談室～」は2024年7月13日から、毎週土曜日21時放送。脚本：八津弘幸／出演：小芝風花、大島優子、阿部亮平（Snow Man）、柳美稀、川瀬莉子、戸次重幸、半海一晃、高島礼子、吉田鋼太郎ほか。番組公式X（Twitter）アカウントは「@gohome_ntv」。