キム・ナムギルの演技に圧倒される「悪の心を読む者たち」9月BS12で無料BS初放送決定

07月28日23時00分ドラマ

キム・ナムギル主演の、凶悪犯の心理に迫る韓国本格サスペンスドラマ「悪の心を読む者たち」がBSトゥエルビにて9月28日から毎週土曜日13:00～15：00まで2話連続、全17話で放送することが分かった。これは無料BS初放送となる。YouTubeにてトレーラー映像が視聴できる。

「悪の心を読む者たち」は韓国でプロファイルという言葉が定着していなかった時代を背景に、悪の心の闇を読み解き、“動機なき殺人”の犯人逮捕に挑む韓国初のプロファイラーの情熱と葛藤を描く本格心理サスペンス。韓国SBS2022年の作品。

実話がベース

本作は韓国初のプロファイラーであるクォン・イルヨン教授とコ・ナム作家が実話をベースに2018年に執筆した同名小説を原作にした本格サスペンス。韓国を震撼させた実際の連続殺人事件をモチーフにドラマを構成しており、事件当時はプロファイラーとして実際に犯人たちと危険な対話をしたクォン教授の体験をベースにしている。

まだプロファイリングが一般に認識されていない時代に、立ち上げられた犯罪行動分析チーム。周囲から冷ややかな視線を浴びる中、信念に基づき凶悪犯罪に挑む重厚な犯罪心理捜査ドラマが展開される。

キャスト紹介

「熱血司祭」以来3年ぶりにドラマ復帰したキム・ナムギルが、本作では人一倍感受性が強く、時に犯人の心を理解しようとするあまり自身の心を犠牲にしてしまう刑事ソン・ハヨンを熱演した。

ハヨンのよき理解者であり、犯罪行動分析チームの創設者ヨンスには、『犯罪都市』『エクストリーム・ジョブ』で強烈な個性を放ったチン・ソンギュ。キム・ナムギルとは「医心伝心〜脈あり！恋あり？〜」以来、5 年ぶりの共演だ。機動捜査隊のチーム長ユン・テグ役を映画『未成年』のキム・ソジンら実力派が演じる他、犯罪行動分析チームの統計分析官を「コッソンビ」「輝くウォーターメロン」のリョウンが担当する。

実話をベースにしているだけに、その狂気が生々しく表現された脚本と俳優陣の凄すぎる演技があまりにもリアル。今も彼らはサイコパスたちを追っているのではないかと思ってしまうほど。

特にハヨンを演じたキム・ナムギルが見せる圧巻のアクションと、プロファイリングを始めるうちに犯人と同化してしまうのではないかという恐怖心を丁寧に見せる演技力が秀逸。キム・ナムギルが本作で「2022年SBS演技大賞」の大賞を受賞のも納得できる。

これまでの犯罪捜査ドラマとは一線を画した本作。無料BSで視聴できるこの機会をお見逃しなく。

なお、【「悪の心を読む者たち」を2倍楽しむ】ではドラマの見どころやメイキング、インタビューなどまとめて紹介している。

■あらすじ

1990年代後半。誰よりも被害者の心に寄り添い、鋭い感受性を持つ東部警察署の刑事ソン・ハヨン（キム・ナムギル）は、妥協を許さない捜査で同僚たちから煙たがられていた。一方、そんなハヨンを評価しているソウル地方警察庁の鑑識係長クク・ヨンス（チン・ソンギュ）は、近い将来、動機のない連続殺人事件が多発する可能性を見据え、プロファイリングを導入した犯罪行動分析チームの創設に奔走していた。そんな中、女性が殺害され全裸で放置される事件が発生。被害者の恋人を逮捕したことで事件は解決したかに見えたが、数カ月後、同様の手口で再び女性が殺害される。ハヨンは犯人の心理を探るため、連続婦女暴行の罪で収監されている男のもとへ向かう。