「降り積もれ孤独な死よ」襲ってきた笠松将はいったい何者?小日向文世の子どもなのか?第4話ネタバレと第5話予告

07月29日13時09分ドラマ
©読売テレビ・日本テレビ

28日に「降り積もれ孤独な死よ」(読売テレビ・日本テレビ、日曜、22時30分)の第4話が放送され、ラストシーンに戦慄が走った。斧と銃を使い男が襲ってきて、冴木仁(成田凌)、鈴木(佐藤大樹)、花音(吉川愛)が倒れてしまった。8月4日に第5話が放送される。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



「降り積もれ孤独な死よ」は、過去と現在、2つの事件の真相が毎回衝撃の展開と共に紐解かれてゆくスリリングなヒューマンサスペンスドラマだ。その第4話が28日に放送された。21日に放送された第3話で連続傷害事件の犯人が主役の冴木仁(成田凌)だとわかったが、灰川邸事件を解決した後、連続傷害事件の責任をとるということで第4話は灰川邸事件の捜査に集中した。



灰川十三(小日向文世)の過去が判明

捜査してゆく中で、灰川十三の過去があきらかになった。「唯一心を許した人に教えてもらった詩」に出てくる「灰色の雪」を頼りに探した結果、そこが蔵土村であることがわかった。さらに顔の痣が原因で実の父親から虐待を受け続けていたこと、唯一優しくしてくれた画家の犬山(吉川界人)も父親が死においやったことが原因となり、灰川十三は父親を滅多刺しにして殺してしまった。

父親が十三の手につけた「×」印を、犬山が雪の結晶になると言ってくれたことで「六花(りっか)」とするようにしたのだった。


ラストに出現した笠松将はいったい何者?

第4話では比較的穏やかに進んでいたのだが、ラストになって、これまで「アレは誰?」と思われていた顔に傷がある男が実際に仁たちの前に出現し、なんと斧や銃で襲ったのだ。灰川邸の生存者で連絡が取れない神代健流(杢代和人)かとも思われていたが、実際には違う人物だ。いったい誰なのか?灰川十三の実の息子なのか?


第5話のみどころ

仁や花音(吉川愛)を襲った男が一体誰なのか、そして意識不明に陥った花音はどうなるのか?さらに、第4話で一瞬姿を現した健流の母親(長谷川京子)はいったいどんな秘密を知っているのか?

灰川邸にかかっていたフェルメールの『真珠の耳飾りの少女』をゴヤの『我が子を食らうサトゥルヌス』に掛け替えたのは誰で、その目的はなんなのか?ますます謎が深まる「降り積もれ孤独な死よ」の第5話が待たれる。


■前回:第4話ネタバレあらすじ


冴木仁(成田凌)は、蓮水花音(吉川愛)に“顔に傷がある男”の写真を見せ、見覚えがないか尋ねた。男は、灰川(小日向文世)が自殺した時間帯に防犯カメラに写っていた。さらに花音の事件の時のも近くにいたのだ。花音はその男なら前日にインターホンに映るのを見たという。

冴木は神代健流(杢代和人)ではないかと考えていたのだ。しかし、花音は健流かどうかわからないという。そして、健流の話を始めた。健流は花音たちよりも早く灰川の屋敷にいた。子どもの頃は優しかったが、大きくなるにつれて灰川に反抗的な態度をとるようになっていき、もし、健流が事件を起こしてしまうと、自分たちのところにも警察の捜査がきて、ここをでていかなくてはいけないと考えた花音たちは健流に出て言ってくれとはなしたという。

すると、健流から、灰川には血の繋がった“本当の子ども”がいる話を聞いたのだ。犯人は、灰川の実の子どもの可能性があると指摘し、灰川の過去を辿れば、事件の真相に繋がる手がかりがあるのではないかと言うのだった。

仁は灰川の過去を探る。まず戸籍について五味明日香(黒木メイサ)に確認をとると、たぶん、戸籍を灰川という名前の人から買ったとしか思えないということがわかったと話す。戸籍上の灰川の弟という人と遺体のDNA鑑定を行ったところ、親族関係が認められなかった。

仁は弟・瀧本蒼佑(萩原利久)から灰川が「詩」を読んだことがあることを聞く。そこにでてきた「灰色の雪」ということをキーワードを調べると、福島県のある村に公害の影響で灰色の雪がふることがわかった。

そこに花音を調べに向かう。すると、そこで資産家が殺された事件があったこと、その犯人には顔に大きな痣があったことがわかった。灰川にも顔に大きな痣がある。その痣のことを灰川の父親は“みっともない”と思い、家から出さないようにして、虐待していた。一度、外に出たところ、父親は手のひらに「×」の印をつけてしまった。そんな酷い扱いをうけていた灰川を助けてくれる人が一人だけいた。芸術家をなのる犬山(吉川界人)は灰川に優しくしてくれた。ただその様子を見た灰川の父親は犬山にひどい仕打ちを始めたという。そして犬山は自殺し、それに怒った灰川が父親を殺したのだろうと村の重鎮は話していた。

村で一泊した花音と仁は灰川の前身について五味に連絡する。すると、刑事の鈴木(佐藤大樹)が聞きつけ、自分も捜査に入りたいという。鈴木には灰川邸にかざってあった絵画について調べてもらうことにした。

そして翌日、仁は、灰川邸に花音と鈴木と向かった。花音が地下室をみてみたいと話したので、鈴木に案内させ、自分はものおとがしたような奥の部屋を見る。窓があいていたが奥の部屋には誰もいないと思った矢先、花音の叫び声が聞こえた。

男(笠松将)が鈴木を斧でおそおうとしていた。すんでのところで押さえるも、銃をもっていた男に仁が撃たれてしまう。花音はガスボンベを持ってもどってきて、応戦する。なんとか男を追い返したかと思われたが、花音も銃で撃たれていた。


■第5話あらすじ


“顔に傷がある男”に撃たれた蓮水花音(吉川愛)は、冴木仁(成田凌)にこう言い残した後、意識不明の状態に陥った。

そんな冴木の元に顔を出した五味明日香(黒木メイサ)は、灰川邸事件の捜査が正式に再開されることを告げる。また、男と灰川十三(小日向文世)が共犯の可能性もあることを明かすのだった。

知られざる花音の過去を語りながら、彼女の周りにはずっと死がまとわりついている、と言って……!?

読売テレビ・日本テレビ 2024年7月7日スタート。毎週日曜日22時30分放送「降り積もれ孤独な死よ」。出演:成田凌、吉川愛、小日向文世、黒木メイサ、山下美月、佐藤大樹、野間口徹、萩原利久、仙道敦子、仲万美、松本怜生、杢代和人、カカロニ栗谷ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@furitsumore_ytv」。TVerで最新話無料配信、huluで最新話まで全話配信中。



読売テレビ・日本テレビ「降り積もれ孤独な死よ」番組公式サイト

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