「降り積もれ孤独な死よ」佐藤大樹の挑発にのった成田凌が暴力のリミッターを外した 第6話ネタバレと第7話予告

08月12日09時46分 
(2024年08月12日09時53分 更新)
ドラマ
©読売テレビ・日本テレビ

11日に「降り積もれ孤独な死よ」(読売テレビ・日本テレビ、日曜、22時30分)の第6話が放送され、13人の子どもを殺し、実の父親・灰川十三(小日向文世)を殺した鈴木潤(佐藤大樹)が残された子ども達にも殺人宣言をした。8月18日に第7話が放送される。蒼佑(萩原利久)は殺されたのか?予告動画が番組公式サイトで公開されている。



日曜ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」第6話放送後の話題と&第7話みどころ紹介!
「降り積もれ孤独な死よ」は、過去と現在、2つの事件の真相が毎回衝撃の展開と共に紐解かれてゆくスリリングなヒューマンサスペンスドラマだ。その第6話が11日に放送された。主役であり現職刑事の冴木仁(成田凌)が「ゆがんだ正義」で連続傷害事件を起こしていたのに続き、灰川邸事件の容疑者として死亡した灰川十三(小日向文世)の息子が、新人刑事の鈴木潤(佐藤大樹)だとわかった。その鈴木が次の犯罪に手を染めてゆく。

13人の子どもを殺したのは嫉妬心だった

鈴木は自分は養護施設に入れられ、灰川からは親子ではないと否定されたのに、灰川は虐待を受けている子ども達を優しく育てていた。父親の愛が自分ではなく、他人に向いているとしって鈴木は子ども達を殺そうと思ったのだ。さらに、実の子どもでなければできない「父親殺し」をしたという。

残虐すぎる殺人を起こした原因は「嫉妬」と「復讐」だった。


灰川十三が鈴木を拒否した理由

鈴木は親子を否定されたことで嫉妬に来るってゆくだが、もともと、養護施設にいれたのも鈴木の命を守るためであり、自分との関係を否定しているのも殺人者の息子にならないためという理由があった。


冴木(成田凌)の暴力を制止するリミッターが外れる!

DVを繰り返す父、その父も暴力を重ねる祖父に育てられていた。冴木もなんとか暴力をやめようとし、蒼佑もがんばっている。だが、第6話では鈴木が冴木を挑発してしまい、冴木の心のリミッターがはずれ、とんでもない暴力をふるってしまった。


第7話の予告に映った事件関連図に衝撃の事実が!

第7話の予告動画が番組公式サイトで公開されているが、そこで五味明日香(黒木メイサ)の後ろに映るホワイトボードが注目された。刑事ドラマでよくある事件の関連図を表現しているのだが、五味が頭を下げた瞬間に映ったのは蒼佑(萩原利久)の写真と「死亡」の文字が見えた。予告動画も蒼佑を中心にしていることもあり、第7話で蒼佑が殺されるのでは?と視聴者も注目している。





■前回:第6話ネタバレあらすじ

2017年。瀧本蒼佑(萩原利久)は蓮水花音(吉川愛)とともに、刑事の鈴木潤(佐藤大樹)に捕らえられていた。鈴木をにらみつけた蒼佑は、「お前は誰だ?」と問いかける。すると花音が、灰川十三(小日向文世)の息子だといい、13人の子どもを殺した犯人だと告げた。


鈴木は自分がどんな暮らしをしてきたのかを二人にはなす。赤ん坊の時に養護施設に入れられた。その後、毎年誕生日に花を贈ってくれる人がいるときき、玄関で待っていると灰川が来た。自分の父親かと尋ねたが、否定される。ある日、灰川を探して屋敷を突き止めた。そこにいたのは楽しそうに灰川と暮している子ども達だった。自分は親子であることを否定されて養護施設にいるのに、灰川邸にいる子ども達は灰川に甘えている。鈴木は父の愛に飢えていたのだ。そして、花音と蒼佑を餓死させるために縛り付けて出ていった。


一方、冴木(成田凌)と五味は、灰川邸に飾ってあったサトゥルヌスの絵を購入したのが鈴木であることや、灰川が書いたと思われる日記に“ジュン”という子供がいたことが記されていたことを、改めて上司の川相(野間口徹)に報告する。


冴木は、鈴木の身柄を確保すべき、と訴えるが、上層部からは確実な裏付けが取れるまで鈴木の件は伏せる、と言われてしまった。そんな時、鈴木が出勤してきた。五味は鈴木の髪をくちゃくちゃにしてどうしていたのかと聞く。冴木は鈴木を尋問する。鈴木は絵は買ったが、空き巣に入られて奪われたといい、任意捜査ならと冴木のことを拒否して帰って行った。


五味は違法捜査になるが、鈴木の髪に触ったときに採取した髪の毛で、灰川との血縁関係を調べる。やはり二人は親子だった。鈴木に逮捕状がでた。鈴木を追いかける冴木。


鈴木は二人を餓死させようとしたが、自分が追われていることを知り、一酸化炭素中毒での殺害に切り替える。鈴木が刑事になったのは、捜査資料をみて、生き残っている花音や蒼佑を探すためだった。灰川のことを父親というすべての子どもを殺すという。


蒼佑は灰川が鈴木を守るために、自殺したのかというと、鈴木は、自分が殺したという。留置所にいる灰川に会いに行き、声をかけた。「自分が育てている子どもを実の子どもが殺した」とわかってどういう気持ちかと尋ねる。灰川は自分に子どもはいないという。そんな灰川に「残りの子どもも殺す」といって、シーツで首を絞めた。


花音は灰川がつけていた日記から知った灰川の若いころの話をする。鈴木の母親はDV夫に刺されていた。そして、妻と子どもを返してもらうというメモ書きが残っていた。妻が「逃げて」といい、鈴木を守るために灰川は鈴木を抱いて逃げ、養護施設に預けたのだ。


鈴木は練炭に火をつけた。鈴木がでてゆくと、花音は床に落ちているガラス片を使って、ロープを切った。


花音たちの捉えられている場所を見つけた冴木は目張りを剥がして中の二人を助けようとする。後ろに鈴木がきていた。鈴木に従うふりをしてから鈴木に手錠をかけた。そして中に入り、花音とともに気を失っている蒼佑を助ける。そんな灰川と蒼佑をみて、「暴力を受けて育った子どもが、また暴力を振るうようになるなら、そんな負の連鎖は断ち切った方がいい。生きていること自体が間違っている――」と挑発する。そんな言葉を受けて、冴木は思わず彼を殴っていた。制止する蒼佑の言葉も届かず、ひたすら殴り続けていた



■第7話あらすじ

2024年。マヤ(仲万美)がビルの屋上で、何者かに襲われた。灰川邸事件との関連を探る五味は、記者の森燈子(山下美月)に話を聞くことになった。燈子は自分が探している少女・美来が灰川邸の生き残りの人物と一緒にいるのではないかと疑い、五味からなにか聞けないかと尋ねる。


このことをきっかけに五味は冴木と再会することになった。



読売テレビ・日本テレビ 2024年7月7日スタート。毎週日曜日22時30分放送「降り積もれ孤独な死よ」。出演:成田凌、吉川愛、小日向文世、黒木メイサ、山下美月、佐藤大樹、野間口徹、萩原利久、仙道敦子、仲万美、松本怜生、杢代和人、カカロニ栗谷ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@furitsumore_ytv」。TVerで最新話無料配信、huluで最新話まで全話配信中。


読売テレビ・日本テレビ「降り積もれ孤独な死よ」番組公式サイト

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