配信開始「暴君」第3話−最終回あらすじ：サンプルを取り込んでしまったチョ・ヨンスとキム・ソンホの衝撃的行動が続編への期待を誘う

08月14日16時01分ドラマ

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「Disney+ (ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」にて、8月14日（水）から独占配信を開始した極秘ウイルスを巡る、手に汗握るノンストップ・サスペンス「暴君」（全4話一挙配信）。

第3話−第4話（最終回）ではサンプルを巡って組織の対立が激化する中、死闘を繰り広げていたサン（チャ・スンウォン）とジャギョン（チョ・ユンス）が共闘。更にはジャギョンがサンプルを体内に取り込み、チェ局長がラストでとった行動が衝撃を与えた。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう。

●【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】

「暴君」は、韓国で極秘に進められたウイルスプロジェクトを巡る壮絶なバトルが繰り広げられる手に汗握るノンストップ・サスペンス。⇒全4話のネタバレあらすじと見どころは【作品詳細】【各話のあらすじ・関連記事】でまとめている。

■キャスト

　⇒キャスト＆キャラクター紹介
イム・サン役：チャ・スンウォン
チェ局長役：キム・ソンホ
ポール役：キム・ガンウ
チェ・ジャギョン役：チョ・ユンス
ほか

■第3話「追う者たち」あらすじ

共に指名手配されていた男を拷問し、モヨン（ム・ジンソン）の居場所を探るうちに釜山にたどり着いたサン（チャ・スンウォン）。同じ頃、拳銃を手に入れるために同業者のもとに向かったジャギョン（チョ・ヨンス）は、モヨンの居場所を探ると一味をまたしても瞬時に壊滅させ釜山へ。ここで二人は初めて互いに顔を合わせる。

同じ頃、国家情報院では局長（イ・ギヨン）がヘッド・ワンのポール（キム・ガンウ）と会い、チェ局長の扱いを任せることに。サ次長（キム・ジュホン）がこのことに反対する中、アメリカの超人兵士の話題が浮上する。チェ局長の身柄を任されたポールは暴君プログラムについて尋問を続けるが、他国が核や兵器開発を進める中、韓国だけがそれを許されないことに納得がいかないチェ局長は最後までサンプルの引き渡しを拒否する。そんな折にモヨンが自ら国家情報院に現れたという情報が入ったのだ…。

■第4話「暴君」あらすじ

自分に懸賞金をかけたのがクラブを経営するソン社長だと知ったジャギョンは直接ソン社長に会いに行き、そこで殺害を指示したのがモヨンらではなくもっと上の組織だったことを知る。次の瞬間、サンが襲撃してソン社長らは即死。ジャギョンとサンは死闘を繰り広げるが、サンのもとにもモヨンが姿を現したことが伝えられ、二人は休戦して移送中のモヨンを追撃することに。

移送中にポールら会社側の人間の襲撃を受けたサ次長はチェ局長（キム・ソンホ）とモヨンの身柄を奪われてしまう。チェ局長の秘密基地にたどり着いたポールらだが、開いたばかりの特殊金庫にはサンプルは収められていなかった。その頃、移送車を追跡しながら崖から転落したジャギョンらは超人化した追手の襲撃をどうにかかわすが、その際にサンプルが割れ、ジャギョンが暴君プログラムを体内に取り込んでしまう。

サンプルが消えたことに怒ったポールは手下を一人ずつ殺してチェ局長を脅迫するが、そこにジャギョンらが駆けつけ、サンがポールを殺害。ポールが連れてきた超人兵士に対して驚異的な戦闘力を見せたジャギョンは超人を打ち負かすと父を殺した張本人でもあったモヨンを殺害。

チェ局長は実際にサンプルに適応したジャギョンに驚きつつも、照明で彼女の動きを封じ込めるが、決して日に当たらないよう忠告すると彼女を逃がす。直後に国家情報院が秘密基地を襲撃。サンは窓を蹴破ってはるか眼下の水の中に転落。居場所を知らないはずの国家情報院が現れたことでサ次長も会社側の人間だったと気付いたチェ局長は隙をついて至近距離から拳銃を突きつけると、絶対にサンプルを渡す意思がないことを伝え、引き金を引く。一発の銃声の後、倒れたのはチェ局長だった。開発に携わった最後の人物が自ら命を絶ったことで悔しさに叫ぶサ次長。

遡ること15年前。工場で働いていた男のもとに幼い女の子が訪ねてくる。彼女を心配した男は家に招き入れ、暖房や食事を提供するが、少女の様子はどこか異質さを放っていた。

■見どころ

第3話−第4話では組織の間で暗躍したモヨンの居場所をそれぞれ追っていたサンとジャギョンが遂に対面。凄腕の殺し屋同士互角の殺し合いを始めるスリリングなシーンが描かれたかと思えば、モヨン発見の知らせを受けて休戦・共闘するという痛快な展開に発展した。アメリカの超人兵士やサ次長の本当の目的など、新たな事実が盛り込まれる中、自ら命を絶つというチェ局長の思わぬアクションが視聴者に衝撃を与えた。

クライマックスでは水面に転落したサンがまだ生存していることを仄めかす描写や、15年前のジャギョンと思われる少女とおそらくは殺された「父」との出会いのエピローグが描かれ、その後ジャギョンはどこへ行ってしまったのか？既に存在していると思われる暴君化した怪物たちはどのぐらいの数なのか？など描かれずに終わった展開や伏線が続編への確信と期待を高めた。