「海のはじまり」古川琴音のことを思う池松壮亮の押さえた演技に絶賛の声 第7話ネタバレと第8話予告

08月13日10時25分ドラマ
©フジテレビ

8月12日21時からフジ月9「海のはじまり」第7話が放送され、水季(古川琴音)のことを海(泉谷星奈)が小さいころから支え続けた津野清明(池松壮亮)の切ない思いに心を打たれた。19日に放送される第8話の予告動画は番組公式X(Twitter)で公開中だ。夏(目黒蓮)が実の父(田中哲司)に会いに行く。



フジテレビ月9ドラマ「海のはじまり」第7話放送後のトピックス&第8話のみどころなど!
人は、いつどのように“父”になり、いつどのように“母”になるのか。この時代だからこそ伝えたい“親子の愛”を通して描かれる“家族”の物語を描く「海のはじまり」の第7話が8月12日に放送された。第7話は、水季(古川琴音)を支えた津野(池松壮亮)の思いに焦点が当たった。

水季(古川琴音)が夏(目黒蓮)に娘・海(泉谷星奈)のことを告げなかった理由

水季は自分の命がもう少ししかないことを知り、海を連れて夏のアパートに向かう。海も父親に会うことを楽しみにしているが、アパートの前に来て急に「コロッケが安くなる時間だ」といって海の手を引いて帰ってしまう。その後も何回かアパートに向かったようだが、結局生きている間に夏に海を会わせることはなかった。

実は、夏の部屋から弥生(有村架純)と一緒に出てくるところが見えたからだ。もし、そこに海を連れていったら夏の生活を壊してしまうと思ったようだ。結局、水季が死んだ後、夏と弥生の関係に変化をもたらすことになるのなら、生きている間に会わせておけばよかったのにという声も多く聞かれた。



津野(池松壮亮)の切ない思い

水季は海を産んですぐ、近くの図書館に勤め始めた。そこにいたのは津野だ。津野は育児に頑張る水季に好意をもち、水季を助ける。水季は津野の思いを知りつつ、その好意だけを受け取り、助けてもらうのだ。第7話はそんな津野の切ない思いが全編で描かれたが、津野に厳しい言葉をかけたのは水季の母・朱音(大竹しのぶ)だった。水季の部屋の片付けを津野が手伝おうとすると「触らないで。家族でやるんで大丈夫です」と津野を突き放した。これまでの回で津野が「外野」と言っていた原因ともなるような言葉に視聴者からも「かわいそう過ぎる」と声が上がった。

夏は実の父親(田中哲司)に会いに行く


19日に放送される第8話で、夏は自分が実の父親と親子関係を築いていないことに疑問を持ち始める。3歳で別れた父に会いに行くが、父はいったいどんな人なのか?

さらに、予告動画では夏が周りの人に気を遣いすぎて、自分の意見が言えなくなっている様子が見える。夏はどんな思いを吐き出せずにいるのか?



■前回:第7話ネタバレあらすじ

月岡夏(目黒蓮)は、海(泉谷星奈)と一緒に百瀬弥生(有村架純)のマンションへ向かう。弥生は下準備していたコロッケを冷蔵庫から取り出し作り始める。海の好物だからだ。海の母・水季(古川琴音)はコロッケをスーパーで買ってきていたので、手作りする様子を見て驚く。夏は、かつての水季と海の暮らしに思いを巡らせながら、コロッケを家で作るのはとても大変なんだよと海に話す。

その後、夏が離席し海と2人きりになった弥生は、海に、夏と水季はなぜ別れたのかと聞かれて、言葉に詰まる。さらに海は、水季と津野清明(池松壮亮)が交際しなかったのは自分がいたからなのかと弥生に問う。当然、弥生は答えることはできない。

その頃、南雲家では、水季の四十九日法要と納骨について話していた。朱音(大竹しのぶ)は津野に電話をかける。心の整理がついたら水季に会いに来てほしいと言う朱音に、津野は言葉に詰まっていた。

水季は自分の死期が近いと知ると、海を連れて夏のアパートを訪問する。しかし、夏の部屋から弥生がでてくるのを見て、海を会わせるのを辞めて帰った。その後、何回か、海を連れてアパートに向かい、海に道順を覚えさせた。

水季は海を産んですぐ、図書館司書の資格をとり、近所の図書館で勤め始めた。そこにいたのが津野だった。一人で子どもを育てる水季のことをなんとか助けようとする。優しい津野に八つ当たりをしてしまう水季だったが、それでも優しさを隠さない津野になにかと助けてもらう。保育園の迎えや勤務が終わるまで海と遊んでもらったりする。海も津野に懐いているが、水季と津野が正式に付き合うことはなかった。水季は津野の自分に対する思いを知りながらも、付き合うことを避けていた。

そんな時、偶然、津野は水季が持ち歩いている「中絶同意書」をみつけた。相手の男・夏のことを悪くいうと、水季は知らないのに悪く言わないでと怒った。

その後、水季にガンが見付かったが、水季は治療をしないという。治療して病院で少し長く生きるよりも、海との生活を大事にしたいという。津野はなんとか説得しようとするが、水季は自分の意見を通す。

水季がなくなった後、津野はアパートの片付けを手伝おうとするが、朱音に拒否されてしまった。津野は帰るしかなかった。

弥生は夏の母親・ゆき子(西田尚美)と会う。ゆき子は再婚したころ、大和(木戸大聖)に心を開いてもらえずに苦しかった話をする。それでも夏がいたので耐えられたと話し、弥生に、弥生のことを心配する人がいないことが心配なのだと話した。

夏は弥生と海と一緒に水季の墓参りにゆく。そこには津野が来ていた。夏が誘ったのだ。帰りに、方向が同じ弥生と津野が一緒になる。津野に「母親になりたい」から水季のこともいろいろ教えて欲しいと頼む。すると津野は「立派ですね」といい、母性と父性の話になる。水季と弥生は真逆に見えて似ているところもあると津野は思った。そして、津野は弥生になにかあれば連絡してほしいと頼んだ。



■第8話あらすじ

海(泉谷星奈)と親子の関係を徐々に築き始めた夏(目黒蓮)は、自分が実の父親・溝江基春(田中哲司)と、親子の関係を築いていないことが気になり始める。夏の母・ゆき子(西田尚美)が再婚し「父」と呼んでいる義父(林泰文)の手前、これまで実の父親の話すらしたことがなかった。夏は決心して溝江に会いに行く。

20年以上の時を経て、夏が出会った実の父とどう親子の関係を築いてゆくのか?

フジテレビ 2024年7月1日スタート。毎週月曜日21時放送「海のはじまり」。出演:目黒蓮(Snow Man)、有村架純、泉谷星奈、木戸大聖、古川琴音、池松壮亮、大竹しのぶ、利重剛ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@umi_no_hajimari」。TVerで最新話無料配信、FODで最新話まで全話配信中。



フジテレビ「海のはじまり」番組公式サイト

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